Gotham City Sirens : 「スーサイド・スクワッド」に続く、デヴィッド・エアー監督の悪のヒーロー映画の第2弾として、マーゴット・ロビーのハーレー・クインが率いる女だらけの悪役特攻部隊が暗躍する「ゴッサム・シティ・サイレンズ」の製作が決定!!
by
Billy
2016年12月14日水曜日
「スーサイド・スクワッド」が完成に到るまでに、どうやら、製作のワーナー・ブラザースとの間で、スッタモンダの混乱もあったらしいことが伝えられていたので、デヴィッド・エアー監督はいったい、この先どうなってしまうんだろう…?!と心配していた方もいらっしゃるかと思いますが、やはり、全世界のトータルで約7億4,560万ドルを売り上げた実績がモノを言ったのか?!、それとも、ハーレー・クインがデヴィッド・エアー監督じゃないと嫌よ!!とナイスなワガママを言ってくれたのか?!、同監督が引き続き、悪のコミックヒーロー映画シリーズを手がけることになりました!!
デヴィッド・エアー監督とハーレー・クインのマーゴット・ロビーがコンビを組んで、一緒にプロデュースを手がける悪のコミックヒーロー映画「ゴッサム・シティ・サイレンズ」の製作が決定し、これから急ピッチで準備が進められる見込みになった朗報を、Heat Vision のボリス・キットがスッパ抜いて、スクープしてくれました!!と書けば、マーゴット・ロビーのハーレー・クインのファンの方は、えッ?!、でも、ちょっと待ってください!!、その「ゴッサム・シティ・サイレンズ」は、先月11月はじめに伝えられた「スーサイド・スクワッド」のスピンオフ映画「ハーレー・クイン : バーズ・オブ・プレイ」とは、どう違うんですか…?!というのが気になってしまうかと思います。その点について、まず…、
原作のコミック・シリーズが2009年にスタートした「ゴッサム・シティ・サイレンズ」と、1996年に原作コミックが世に出た「バーズ・オブ・プレイ」は、どちらもDCコミックスの女性キャラクターたちがチームを組んで、活躍する…!!という点では同じなのですが、前者はハーレー・クインとキャットウーマン、ポイズン・アイビーの悪役トリオを主人公とし、後者はオラクル=バーバラ・ゴードン=元バットガールと、バットマンとキャットウーマンの娘のハントレス、ブラック・キャナリーの娘のダイナが主人公ですから、設定としては、悪役の女性たちが主人公の「ゴッサム・シティ・サイレンズ」の方が、悪のコミックヒーロー映画シリーズの原作にふさわしい!!というのは、ご理解いただけると思います。
よって、デヴィッド・エアー監督が「スーサイド・スクワッド」に続く、自分の悪のコミックヒーロー映画の第2弾として、「ゴッサム・シティ・サイレンズ」を作ることになった…!!というのは、まったく納得できるわけですが、だとしたら、当初は「バーズ・オブ・プレイ」として企画が進められていたハーレー・クインのスピンオフ映画が、「ゴッサム・シティ・サイレンズ」に生まれ変わったの…?!、それとも、「バーズ・オブ・プレイ」と「ゴッサム・シティ・サイレンズ」という、それぞれ別の映画の企画が同時に存在し、どちらもDCコミックスの女性キャラが主人公という点で似てるので、ふたつの企画を1本の映画にまとめてしまい、タイトルとしては、悪のコミックヒーロー映画にふさわしい「ゴッサム・シティ・サイレンズ」を使うことにしたの…?!と、ふた通りの考え方ができるわけですが、その辺りについては、実際のところ、ボリス・キットは詳細に伝えてくれてはいません。
しかしながら、マーゴット・ロビーが自分で独自に企画を立て、ワーナー・ブラザースとは無関係に仕上げてしまった「バーズ・オブ・プレイ」のシナリオを執筆した脚本家は、トランスフォーマー・シネマティック・ユニバースの「バンブルビー」(2018年6月8日全米公開)を手がけた女性のクリスティーナ・ホドソンだったのに対して、ボリス・キットは「ゴッサム・シティ・サイレンズ」のシナリオを現在執筆しているのは同じく女性ながら、リメイク版「トゥーム・レイダー」(2018年3月16日全米公開)を手がけ、ロバート・ダウニー・Jr. の名探偵が復活する最新作「シャーロック・ホームズ 3」の脚本チームに招かれたジェネヴァ・ロバートソン=ドゥオレット!!と書いていますから、「バーズ・オブ・プレイ」と「ゴッサム・シティ・サイレンズ」とでは、脚本家が違うことになります…!!
となれば、「ゴッサム・シティ・サイレンズ」として、現実に作られることになった悪のコミックヒーロー映画の第2弾と、ハーレー・クインのスピンオフ映画「バーズ・オブ・プレイ」は、やはり、それぞれ別の企画なのでは…?!と考えるのが、ひとまず妥当のように思われますが、クリスティーナ・ホドソンが執筆した「バーズ・オブ・プレイ」の脚本を叩き台にして、ジェネヴァ・ロバートソン=ドゥオレットがリライトし、その発展型の「ゴッサム・シティ・サイレンズ」として完成しつつある…という可能性も、もちろん、あり得なくはありません…。
なので、とどのつまり、「バーズ・オブ・プレイ」と「ゴッサム・シティ・サイレンズ」との関係について、現時点では結論を出せないわけですが、ハーレー・クインのファンの方としては、ツベコベ言わず、どっちも作れ…!!というのが希望でしょうし、ワーナー・ブラザースとしても、社会現象的な人気のハーレー・クインが活躍する作品を連発したいでしょうから、最終的に両方を作ってもおかしくないとは思うのですが、とりあえず、ハーレー・クインとチームを組むパートナーたちが、すでに世間によく知られたキャットウーマンとポイズン・アイビーという人気の悪役キャラに設定されている「ゴッサム・シティ・サイレンズ」の方を優先することにしたのではないでしょうか…?!
なお、デヴィッド・エアー監督が連続して、メガホンをとるので、「ゴッサム・シティ・サイレンズ」のことを、「スーサイド・スクワッド」に続く第2弾と書きましたが、ボリス・キットによれば、本来の正当な続篇と言える「スーサイド・スクワッド 2」の企画もあわせて検討されているほか、ウィル・スミスのデッドショットが単独で主演するスピンオフ映画の企画も考えられているそうです…!!
いずれにしろ、マーゴット・ロビーのハーレー・クインが活躍し続けることは、もはや間違いない DC・シネマティック・ユニバースの続報をお楽しみに…!!
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