************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


ハリウッドの映画産業に勤めて貢献してくれた人たちの生涯を支援し、老後も安心の暮らしを送ってもらうことを目的にしたチャリティ基金 MPTF の集まりで、当のウルヴァリンのヒュー・ジャックマン“ 何かしらをリリースする!! ” と予告してくれたニュースを昨日、お伝えしましたが、ご覧のようにジェームズ・マンゴールド監督がシナリオの冒頭にあたる2ページめの写真をリリースして、これまで仮りに「ザ・ウルヴァリン 3」と呼ばれてきたスピンオフ映画の真のタイトルが「ローガン」だったことを明らかにしてくれたのと足並みをそろえ、ローガンが「ローガン」の最初の1枚めのポスターを披露してくれました…!!、続きを読むのあとで、ウルヴァリンは何のために戦うのか?!が示されたポスターを早速、ご覧ください…!!





X-Men のミュータントのウルヴァリンことローガン、つまり、ジェームズ・ハウレットを当たり役にして、2000年公開のシリーズ第1弾から演じてきたヒュー・ジャックマンも来週水曜日の誕生日=10月12日が来れば、48歳となるため、50代を前にして、ヒーロー役を卒業することになった最後の「X-Men」映画「ローガン」のビルボードの写真(↑)を、当のローガンが自身の Twitter で披露したのに続けて、20世紀FOX が下 ↓ のポスターをリリースし、いよいよ、スピンオフ・トリロジー完結に向けての宣伝プロモーションがスタートしました…!!

注目の最初の1枚めのポスターのデザインは、子どもの小さな手がウルヴァリンの大きな手を握り、アダマンチウムの爪が飛び出していることから、ローガンは子どもを守って、戦うことになるのか…!!という映画の物語の展開が示されたのと同時に、この小さな手はローガン自身の子ども?!、それとも、ローガンにとって、自分の子どもも同然の存在?!という、子どもはどこからやって来たのか?!という謎をも暗示しているわけですが…、


この夏に封切られた本流シリーズの「X-Men : アポカリプス」に登場したウルヴァリンが、その後、誰か素敵な女性と出会って、恋に落ち、子宝に恵まれたの?!というラブ・ストーリーは突然に…よりは、そのブライアン・シンガー監督の映画の結末で示されたウルヴァリンのクローンが出現する可能性の方が高いはずですから、やはり、今年6月に紹介したセット・フォトで観られた謎の少女は、クローンの女ウルヴァリンの X-23 だったのではないでしょうか?!

そして、ジェームズ・マンゴールド監督が自分の Twitter にアップしてくれたシナリオの気になる内容ですが、そこには何が書かれているのか…?!というと、本題の物語をスタートする前に、どんな映画を作りたいのか?!という同監督の考えの設定が、まず前文として、したためられています!!、日本を舞台にした異色のコミックヒーロー映画(2013年)の前作から続けて、メガホンを託された同監督は…、


まず、この先のストーリーで描かれる “ 戦い ” について語っておきたいと前置いたうえで、現実から飛躍した殺陣は無し!!、重力を無視して、宙を舞うとか無し!!、街を壊滅するとか無し!!、ひたすら、SEX をヤリまくって、よがり続けるように、CG を使いまくるとか無し!!といった風に書いているのですが、ぼくが勝手にこしらえた冗談ではなくて、本当に “ fuckathon ” = “ ひたすら、SEX をヤリまくって、よがり続けること ” というスラングが書いてあるので、「ローガン」は大人向けの映画なんだよ…!!ということが、さり気なく宣言されています…!!

そのように絵空事ではない戦いを描きたいジェームズ・マンゴールド監督は続けて、この映画の中で傷ついたり、殺されたりする人物は、例えば、車にひかれるなどの強烈な衝撃によって、重傷を負ったり死亡するのであって、屋根から落ちたり、窓から放り投げられたりしたら、地面で跳ね返ったりはせず、そのまま死ぬ…と、あくまでも徹底して現実的なタッチを採用することを、さらにアピールしたうえで、ヒュー・ジャックマンが演じる主人公はもう今は以前よりも老いていて、ミュータントとしての能力も劣化していることから、かつてのように肉体は回復して治癒せず、慢性的な痛みに苦しめられているため、それをごまかす鎮痛剤代わりとして、酒をあおってばかりいる…というウルヴァリンの現在の “ オールド・マン・ローガン ” な設定が紹介されています…!!


それからオープニングのバーでのケンカのシーンのさわりが書かれているのですが、ローガンは酒に呑まれているため、うまく戦えない…という無様な展開になるようですから、観客はいきなり、これまでの「X-Men」の映画とは違うんだ…と察することになりそうなので、昨日、紹介したヒュー・ジャックマンのコメントの…
“ 基本として、とても違う作品になるんだ。映画のトーンも、まるで異なっているし、ぼくたちがこれまでに作った映画とは相当に違うものに仕上がることを期待している…!! ”
…の言葉通りの映画を観ることになりそうです…!!

どうやら、驚異的な治癒能力を失いつつあることで、もう末期の状態に陥ろうとしてるらしいウルヴァリンが、言わば自分の子どものようなクローンの少女と出会い、父親のような愛を抱いたことで、その愛娘の X-23 を守るべく、最後の壮絶な生身の死闘に挑むのか…?!といった映画のイメージが、ポスターとシナリオの冒頭から窺えた完結編「ローガン」、つまり、もう “ ウルヴァリン ” とは言えない男の物語は、来年2017年3月3日から全米公開!!、共演者として、やはり、この映画を持って、「X-Men」シリーズから引退する老プロフェッサーX のパトリック・スチュワートのほか、「ナルコス」のボイド・ホルブルックに、「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」のエリザベス・ロドリゲス、「ジ・オフィス」のステファン・マーチャント、「2ガンズ」(2013年)のドリス・モーガド、「ER」のエリク・ラ・サルといった顔ぶれに加えて、悪役の Mr.シニスターは、「ダウントン・アビー」のリチャード・E・グラントです…!!





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