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パク・チャヌク監督の同名復讐映画(2003年)を、黒人映画の旗手のスパイク・リー監督(「セントアンナの奇跡」2008年)がリメイクする新しい「オールドボーイ」で、ジョシュ・ブローリンが演じる主人公を監禁し、苦悩を与えることになる敵役に、SF映画「ディストリクト9」(2009年)で知られるシャールト・コプリーがほぼ決定し、難航していたキャスティングがどうやら終わりを迎えそうなことを Variety が報じました…!!






オリジナル映画では、ユ・ジテが演じた屈折した役柄に、スパイク・リー監督がそもそも希望していたのは、「バットマン」シリーズのクリスチャン・ベール、「ザ・キングズ・スピーチ」(2011年)のコリン・ファース、そして、同監督が「インサイド・マン」(2006年)で起用したクライヴ・オーウェンといった、それぞれ単独でメジャー映画の主演をつとめられるスターでしたから、俳優としての格や実績を考慮すると、シャールト・コプリーではインパクトに欠け、興行価値の集客力もダウンしてしまったような印象がなくもありません…。


しかしながら、脚本家のマーク・プロトセヴィッチ(「ポセイドン」2006年)が果たして、土屋ガロン&嶺岸信明の原作コミックをどのようにハリウッド映画として解釈のアダプテーションをしたのか?!、スパイク・リー監督の目指すリメイク映画の方向性が不明な現時点では、独特の存在感で映画ファンに支持されているシャールト・コプリーの起用を、「オールドボーイ」にはピンとこないミス・キャストだ…と言い切ることもできないでしょう。
なので、スパイク・リー監督がジョシュ・ブローリン VS シャールト・コプリーで創り出すリメイク版「オールドボーイ」の雰囲気や、世界観がどのようなものか?!、進展に期待するしかありませんが、CIAリーダーのみなさんは、このキャスティングにどんな感想をお持ちになられたでしょう…?!
なお、ジョシュ・ブローリンと深い仲になるヒロインを演じる予定なのは、今春のアカデミー賞で最優秀主演女優賞を与えられるべきだったと高評価されている新進女優のエリザベス・オルセン(「マーサ・マーシー・メイ・マーリーン」2011年)。ドラゴン・タトゥーのルーニー・マーラや、ミア・ヴァシコウスカ(「ジェーン・エア」2011年)が辞退した結果、まわってきた役どころなわけですが、エリザベス・オルセンなら先の両者に見劣りすることなく、むしろ良かった…と思われた方も少なくないかもしれませんね。

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