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昨日(11月9日)、初公開された、大変に美しいポスターをご覧いただばかりのミア・アリス・ヴァシコウスカの最新主演作「ジェーン・エア」が、連日続けての初公開となる予告編を、ついに披露してくれたのですが、昨日の記事で紹介したケリー・フクナガ監督のコメントのとおりに、観た目の甘っちょろい恋愛映画ではなく、過去の映画化とは一線を画したゴシック映画でした…!!








不法移民のハードなロード・ムービー「シン・ノンブレ」(2009年)で注目を集めたケリー・フクナガ監督が、大ヒット・ビリオンダラー・ムービー「アリス・イン・ワンダーランド」(2010年)のアリスことミア・ヴァシコウスカを主演に起用した文芸恋愛映画「ジェーン・エア」を製作・配給するフォーカス・フィーチャーズが、ついにリリースしてくれた予告編です!!

「シン・ノンブレ」のフクナガ監督が今さら、古臭いシャーロット・ブロンテのお話を持ち出すのかよ…?!と、新進監督が注目の第2作めの題材に選んだのが、すでに擦り切れるほど映像化や、舞台化が成され、新鮮味の失われた19世紀古典英国文学だったことに、しっくりこなかった映画ファンの方も多かったと思うのですが、上 ↑ の予告編はご覧のように、そうした過去の作品が、主に恋愛物語の側面に焦点をあて、描いてこなかった原作のゴシックな要素を強調することで、現代の観客の嗜好に見合った新しい「ジェーン・エア」を、フクナガ監督が完成させようとしている気配が感じられます。


映像だけを観れば一見、これはホラー映画か?!と見間違いそうな予告編の特に前半で、孤児のジェーンが虐待を受ける展開には寒気を覚えそうな予感があり、こうした印象の強い出だしから映画が始まるのであれば、その後もグイグイと観客を物語に引きこむ集中力を、このゴシック恋愛映画の「ジェーン・エア」は持っていそうですね…!!


この良い意味で、世間の期待を完全に裏切ってみせたような「ジェーン・エア」の出演者は、昨日もお伝えしたように…、「X-MEN/ファーストクラス」(2011年6月3日全米公開)のミヒャエル・ファスベンダー、「タンタンとなぞのユニコーン号」(2011年12月28日全米公開)のジェイミー・ベル、「プライドと偏見」(2005年)のジュディ・デンチ、そして、ジェーンをいじめる叔母さんのリード夫人として、「ハッピー・ゴー・ラッキー」(2008年)のサリー・ホーキンスも予告編に登場していましたね。で、上 ↑ に写真をアタッチした、主人公のジェーンとは対照的に貴族のお嬢さまで、恋愛のライバルとなるブランチ・イングラムは、ゾンビ映画「28週後…」(2007年)のお姉ちゃん、イモジェン・プーツです…!!


前作の「シン・ノンブレ」に引き続き、撮影監督のアドリアーノ・ゴールドマンがまた素晴らしい仕事をしてしまっている、この「ジェーン・エア」は、来年2011年3月11日からアメリカで限定公開での封切りが予定されています…!!





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