************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


映画好きが今年2011年で最も注目をすべき女優の逸材 エリザベス・オルセンがセンセーショナルな主演デビューを飾ったインディーズ映画の問題作「マーサ・マーシー・メイ・マーリーン」を配給するFOXサーチライト・ピクチャーズが、ご覧のように、ちょっとユニークなモーション・ポスターをリリースしました…!!、新人のショーン・ダーキン監督が、今年1月のサンダンス・フィルム・フェスティバルで監督賞に選ばれた本作は、カルトから名前を与えられてしまった女性が、その呪縛に苦悩する様を描いたサイコ・スリラーです!!、エリザベス・オルセンのマーサを、マーシー・メイとしてコントロールするのは、やはり、インディーズ映画の傑作「ウインターズ・ボーン」(2010年)で、今春の第83回アカデミー賞最優秀助演男優賞にノミネートされたジョン・ホークス。本作のその他の詳細と予告編はコチラでご覧ください!!、新人のエリザベス・オルセンが各映画賞レースの主演女優賞枠に、どこまで食い込むことができるのか?!、期待が寄せられる「マーサ・マーシー・メイ・マーリーン」は、北米で今秋10月21日から限定公開です。この映画とあわせて、エリザベス・オルセンの存在が一躍、クローズアップされることになった、映画全体がワンカットで、初めから終わりまで切れ目がない特殊なホラー映画「サイレント・ハウス」(2011年)の動画はコチラです!!

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ラスト・サムライのエドワード・ズウィック監督が万里の長城の建設秘話を映画化!!
日本を舞台に「ラスト・サムライ」(2003年)を作ったエドワード・ズウィック監督が、お次は中国を舞台に、“万里の長城” を映画化することになりました。同映画を製作するのは、ワーナー・ブラザースと業務提携し、「バットマン」シリーズなど多数のヒット映画を手がけてきたレジェンダリーが、香港を拠点に新たに立ち上げたレジェンダリー・イーストで、同新会社にとっての第1回作品となります。
映画の内容の詳細は不明ですが、紀元前から作られ始めたとされる万里の長城は、そもそも、なぜ建設されることになったのか?!という発端と、その後の経緯の歴史の流れにまつわる伝説を物語る大作映画だそうです。その現代の世界七不思議の巨大建築物のミステリーを紐解く逸話の原案をひねり出したのは、レジェンダリーの創業者でCEOのトーマス・タル自身と、ブラッド・ピット主演で、原作とは異なる内容で映画化が進められている「ワールド・ウォー Z」の作者として知られるマックス・ブルックス。両者のアイディアを、映画の脚本にまとめるライターは、前述の「ラスト・サムライ」で、エドワード・ズウィック監督とコンビを組んだマーシャル・ハースコビッツだそうです。
完成した映画は、中国国内では、共同製作にあたる華誼兄弟伝媒が配給し、それ以外の世界各国では当然、ワーナー・ブラザース作品として封切られることになるようです。スケールの大きなドラマチックな映画を得意とするエドワード・ズウィック監督が、万里の長城のどのような秘話を描いてくれるのか?!、興味のそそられる企画ですね。
なお、ワーナー/レジェンダリーで、「ザ・ダークナイト・ライズス」と「マン・オブ・スティール」という、2本のコミックヒーロー映画を現在製作中のチャールズ・ローヴェンがプロデューサーをつとめる、この「万里の長城」は、早急に着手されることになるようですが、具体的な製作スケジュールの見通しは発表されていません。 (via: Deadline NY)





リュック・ベッソン監督が社会派の新境地に挑んだ新作ザ・レディーの予告編!!


政治的な問題については、あまり言及したくないので、事の経緯の詳細にはふれませんが、ビルマの民主化運動の指導者として、ノーベル平和賞まで与えられたアウンサンスーチー女史の実録映画ですよと言えば、まっとうな大人の方はおよそ、映画の内容を察して、理解できるのではないかと思います。主人公のスーチー女史に起用されたのは、「ハムナプトラ3: 呪われた皇帝の秘宝」(2008年)などのハリウッド映画でも大活躍のアジアを代表する国際女優のミシェール・ヨー。スーチー女史の夫マイケル・アリスに扮しているのは、「ハリー・ポッター」シリーズのデヴィッド・シューリスです。プロデューサーとして、B級なアクション映画の娯楽作を連発する一方、その裏側では、真面目に世の中のことを考えていたのか…ッ!!と、世間を驚かせたリュック・ベッソン監督が社会派の新境地に挑んだ最新作「ザ・レディー」は、来月9月12日に、カナダ・トロント国際映画祭でプレミア上映が行われる予定です。


    UPDATE: リュック・ベッソン監督の最新作ザ・レディーのポスターを追加しました!!


このポスターを描かれたのは、先々月の6月初めにココで紹介した、ジョン・カーペンター監督の代表作のSFホラー映画のカルト作「ゼイリブ」(1988年)のオルタナティブ・ポスターと同じく、現代アーティストのシェパード・フェアリーです。シェパード・フェアリーは、アメリカ合衆国のオバマ大統領を当選に導いたとされる有名なポスターの作者ですが、その彼がアウンサンスーチー女史のために、過去の2009年に描いて発表したポスターの顔の部分を、ミシェール・ヨーに変えて、新たに映画のポスターとしています。


クライヴ・バーカーのお尻とは無関係なシリーズ最新作ヘル・レイザー/リベレイションズの予告編!!


クライヴ・バーカーのお尻とは無関係って、どういうこと…ッ?!と、首をかしげてしまったかと思うのですが、「ヘル・レイザー」の原作者である、その人気ホラー作家のクライヴ・バーカーが、本作について言及した Twitter のつぶやきによれば…、
“このどうしようもない映画は、私とは何の関係もない。もしも、製作者らがクライヴ・バーカーのマインドから発したなどと言おうものなら、それはデタラメだ。この映画は、私の尻の穴から、ひねり出されたものですらない。”
…とのことで、クライヴ・バーカーが間接的に、この新作を何と形容したいか、ご推察いただけかと思いますが、そのクライヴ・バーカーの遠まわしな言い方が、この映画に関して、最もおもしろい点だろう…!!ということで、変な話題となっています…!!、ただし、この「ヘル・レイザー/リベレイションズ」は、昨2010年の秋にお伝えしたように、シリーズを作り続けないと、契約に則り、映画化の権利を失ってしまうことになるディメンション・フィルムズ=ワインスタイン・カンパニーが、本格的なリメイクに向けての時間稼ぎのために作ったものなので、そもそも製作者らも本腰を入れては作っていません。なので、そうした背景の事情を考慮すると、あらかじめ誰も観ないでいいよ…ぐらいの諦めで作られた作品ですから、クライヴ・バーカーが言及するまでもないのですが、原作者としては、やっぱり、自分の創造した世界が雑に扱われるのは嫌だったんですね…。「ミラーズ2」(2010年)といった、DVDスルーの二番煎じ作品を作っているヴィクター・ガルシア監督がメガホンをとった「ヘル・レイザー/リベレイションズ」は、来月9月2日から北米で体裁だけの限定公開で封切られた後、12月18日からDVDが全米の店頭に並ぶ予定です。「ヘルレイザー」ファンの方は、これが待望のリメイクの新作だとは、どうかカン違いしませんよーに…!!

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