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ゾンビ映画を作るのに約1億2,500万ドルなんて大金の製作費は投じられないんですよ…という、パラマウント映画の御もっともな判断で、製作中止になりかけたのを、例によって、IT業界の国際的大企業オラクルの一族が救いの手を差し伸べ、お金を出してくれたので、今月6月から撮影を始めることができたゾンビ超大作「ワールド・ウォーZ」が、先日の父の日の日曜日(6月19日)に、地中海の島国マルタで行ったロケに登場した主演のブラッド・ピットです…!!







「ヤング・フランケンシュタイン」(1974年)などの傑作コメディ映画の監督として知られる大御所のお笑い芸人メル・ブルックスの息子…ということは、つまり、大女優アン・バンクロフトの息子であるマックス・ブルックスの同名原作(文藝春秋)を、パラマウント映画と、オラクル創業者ラリー・エリソンの息子デヴィッド・エリソンの製作プロダクション、スカイダンスが共同で映画化する本作は、ゾンビ感染のパンデミックにより勃発したゾンビとの世界大戦に人類が勝利し、戦いが終結した10年後を舞台に、ブラピの演じる主人公の国連調査員マックス・ブルックスが、かつての大戦を記録にとどめるため、世界各地を旅して、ゾンビと戦った生存者の証言を集めてまわることになります…!!
しかし、ブラピ主演のゾンビ映画で、しかも超大作!!ともなれば、大いに楽しみに思える「ワールド・ウォーZ」ですが、本作のメガホンをとっているのが、007風アクション映画のパロディ作品?!「慰めの報酬」(2008年)で総スカンを食らったマーク・フォースター監督であるのに加え、パラマウント映画は、製作費回収の可能性を高めるため、この映画を大人向けのR指定映画ではなく、実質的に視聴制限なしで、小学生のお子さま同伴で、家族でお楽しみいただけるPG-13のレイティングの範疇に仕上げる予定であることから、すでにゾンビ大好きのホラー映画のハードコアなマニアや、原作のファンからは、ホラー映画を作ってるんじゃないんだ…と、とっくに見放されてしまっています…。
さて、どういったホラー・アクション映画に仕上がることか?!、カンヌでグランプリを獲得した「ツリー・オブ・ライフ」で、天才的な演技力を発揮したブラッド・ピットが、過激描写抜きでも怖い映画にしてくれることに期待しましょう…!!


スタッフが制止したファンからの握手の申し出に、ブラピは親切に応じてくれたようです…!!
本作の共演者として、ブラッド・ピットの妻を、アンチュ・トラウェと競り合い、自分の役にしたのは、全米で今春から放送がスタートした、ある女性の殺人事件を追うクライム・ドラマのテレビシリーズ「ザ・キリング」の主人公の女刑事役が好評のミレイユ・イーノス、その他に、「ハート・ロッカー」(2009年)のアンソニー・マッキー、テレビシリーズ「アントラージュ」のジュリアン・レヴィ・ボーケン、スピルバーグ監督とトム・ハンクスが製作総指揮をつとめた戦争ドラマのミニシリーズ「ザ・パシフィック」のジェームズ・バッジ・デール、「スピード・レーサー」(2008年)に出演していたけれど、謎の覆面レーサーX だったので、誰だかわからない人、「ヒストリー・オブ・バイオレンス」(2005年)や、「ゴーン・ベイビー・ゴーン」(2007年)などの名優であると同時に、西部劇映画の名作「アパルーサの決闘」(2008年)をモノにした名監督のエド・ハリスといった人たちが出演しています。


ブラッド・ピットがメル・ブルックスの息子を演じてる?!とも言える最新主演作のゾンビ・アクション・ホラー映画の超大作「ワールド・ウォーZ」の具体的な全米公開日は、まだ未定のようですが、製作・配給のパラマウント映画では、2012年中の公開を見越しているようです。

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