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先週末に NEW YORK POST などで、売りに出されたことが伝えられ、話題になった、名作映画「ゴッドファーザー」(1972年)の舞台に使われた邸宅を紹介した、貴重なニュース・レポートのビデオ・クリップをご覧ください…!!










フランシス・フォード・コッポラ監督が若干33歳にして巨匠の地位を得ることになった、マーロン・ブランド主演のアカデミー賞最優秀作品賞を受賞した屈指の名作映画「ゴッドファーザー」で、物語の主人公となるマフィアのドン、コルレオーネ・ファミリーの邸宅として使われた、ニューヨーク・スタテンアイランドのロングフェロー・アベニュー110番地にあるお家を紹介した FOX ニュースのレポートです。

ビデオの中にも登場しているエドワード・ノートンさんという、インクレディブル・ハルクみたいな名前の方のお父さんが、このニュースで取り上げられた後の今年2010年6月に93歳でお亡くなりになり、一家が1951年から約60年間にもわたって暮らしてきたお家を売りに出されることになったわけですが、そのお値段は約290万ドル=約2億4,000万円とのことで、8部屋の寝室と3つのバスルームがある、1930年代に建てられたらしいチューダー様式の牧師館風邸宅につけられた、その価格が高いのか、安いのか?!、ちっとも見当がつきませんが、とりあえず、マンハッタンまで、「ワーキング・ガール」(1988年)のメラニー・グリフィスのように、フェリーで通勤しなければならないことを考えると、ビジネスマンの方には、ちょっと不便ですね。


このノートンさんのお家(↑)が、マフィアの邸宅にピッタリではないか!!と発見したのは、「ロッキー」シリーズのエイドリアンとして知られるタリア・シャイアが演じたドン・コルレオーネの愛娘コニーのどうしようもないダンナのカルロ役に起用されたジャンニ・ルッソだったそうで、ジャンニ・ルッソは当時、最初にロケ地として予定されていたロングアイランドに、映画のイメージにあう邸宅が見つからなかったことを聞き、自分が生まれ育った近所に、マフィアの家っぽい雰囲気のノートンさん家があることを、製作者らに伝えたそうです。


そうして自宅を映画撮影のために、約18ヵ月間もの長きにわたって、マフィアの巣窟に変えられたエドワード・ノートンさんは、言わば高校時代の約半分の期間を、マーロン・ブランドや、アル・パチーノ、ジェームズ・カーン、ロバート・デュヴァル、ダイアン・キートンといった映画スターが家の中をウロウロしている環境で過ごすことになったそうで、ビデオの中でも紹介されているように、映画「ゴッドファーザー」の撮影の舞台裏を記録した膨大な写真や、8ミリ・フィルムのほか、セリフを覚えられないマーロン・ブランドのために用意されたカンニング用の黒板など、貴重な品の数々を愛蔵しておられます。コルレオーネ邸の実際の建物の中だけでなく、それらが垣間見えたことでも、上 ↑ のニュース映像は、「ゴッドファーザー」ファンの方には貴重だと思われるので、この機会に紹介しておきました。


ドン・ヴィトー・コルレオーネが最期の時を迎えた名シーンの舞台のトマト畑がプールに変えられてしまっているなど、残念な部分もありますが、サッカー選手のカズのように、ひたすら「ゴッドファーザー」を愛するファンの方にとっては、このコルレオーネ家の邸宅が自分のものになる…!!というのは願ってもないチャンスに違いありませんね…!!





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