また、「オズの魔法使い」か…と、呆れられてしまいそうですが、呆れてしまうほど、ハリウッド映画界は「オズの魔法使い」ブームなのだから、仕方がありません…。

「庭から昇ったロケット雲」(2007年)のポーリッシュ兄弟が「オズの魔法使い」をリメイクしたらしい、ミステリアスな映画「OZ」の予告編をご覧いただいた記事の冒頭で、こんなに「オズの魔法使い」をネタにした映画が企画されていますよ…！！と、計6つのプロジェクトをカンタンに紹介しましたが、そこでチラとふれた、テレビシリーズ「Glee」のミュージカル女優リア・ミシェル(↑)を主人公のドロシーの声に起用した3Dアニメ版「オズの魔法使い」の最新作「ドロシー・オブ・オズ」が、キャラクターのスケッチを公開したので、予定されているボイスキャストの俳優たちの写真とあわせて、チェックしておいてください。
「オズの魔法使い」の続編「サレンダー・ドロシー」を監督するかもしれないドリュー・バリモアが声優をつとめた「おさるのジョージ」(2006年)のプロデューサー、ボニー・ラドフォードが製作している、この「ドロシー・オブ・オズ」は、やはり、「オズの魔法使い」の続編で、ドロシーの帰りを待ちわびていた仲間たちが、再び、オズの国に戻ったドロシーに、危機に瀕した魔法の国を救ってくれ…！！と頼むことに…。といったプロットで、何だか、「アリス・イン・ワンダーランド」(2010年)みたいですね…。

「レッドブル」(1988年)のジェームズ・ベルーシはブルではなくて、勇気がない臆病なライオン。

ハートのないブリキ男は、「トイ・ストーリー2」(1999)では、プロスペクターだったケルシー・グラマー。

「ゴーストバスターズ」シリーズのダン・エイクロイドが、脳みそのないカカシ男のスケアクロウを担当。

「ジェイン・オースティンの読書会」(2007年)のヒュー・ダンシーは心やさしい軍人のマーシャル・マロー。

「フロスト×ニクソン」(2008年)のオリヴァー・プラットは、フクロウのキャラクター、ワイザー。

「サボテン・ブラザーズ」(1986年)のマーティン・ショートのジェスターは悪役！！

ミュージカル「ウィキッド」で魔女グリンダのメーガン・ヒルティが声を吹きこむのは、傷つきやすいチャイナ・プリンセス。

「X-メン」シリーズのプロフェッサーXことパトリック・スチュワートは、しゃべる木から、しゃべる船のタグボートになるタグ。

ディズニーで「リトル・マーメイド」(1989年)や、「ライオン・キング」(1994年)、「ノートルダムの鐘」(1996年)といった多数の作品に関わり、「スーパーマン」シリーズの故クリストファー・リーヴと、野球アニメ「エブリワンズ・ヒーロー」を共同監督したダニエル・セント・ピエールの新作「ドロシー・オブ・オズ」を製作するサマータイム・エンタテインメントは、再来年2012年春の公開を目指しているようで、来月7月22日から25日にかけて行われるサンディエゴ・コミック・コンで、プロモーションを行い、新たに情報を公開するようです。
さて、「オズの魔法使い」のリバイバル・ブームに乗じた3Dのミュージカル・アニメ「ドロシー・オブ・オズ」のキャラクター・デザインに、CIAリーダーのみなさんは魅力を感じとることができたでしょうか…？！

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