写真は異様ですが、彼女の考えや、話す内容はいたって、まともですし、真面目な人だと思います…！！


ジャンル系映画や、ポップ・カルチャーをネタにしたパロディ・タッチが、映画マニアにだけ大ウケし、一般には、そのおもしろさがよく理解されないことから、エドガー・ライト監督の「ショーン・オブ・ザ・デッド」(2004年)や、「ホット・ファズ」(2007年)などと並び称されているコミックヒーロー映画の大傑作「キック・アス」(全米公開中)でカリスマのマシュー・ヴォーン監督が、シリーズの原点を描く「X-MEN/ファーストクラス」のメガホンをとることになった…！！と、ちょうど1週間前のこどもの日(5月5日)にお伝えしました。
その記事の中では、製作・配給の20世紀FOXがプレスリリースで、完成した脚本にもとづき、同映画の内容をちゃんと説明していたので、特に持ち出しませんでしたが、マシュー・ヴォーン監督がメガホンをとるということは当然、ひとつの疑問が浮かび上がりますね。
それは同監督と、「スターダスト」(2007年)、「キック・アス」とコンビを組んできたクリエイティヴ・パートナーの脚本家ジェーン・ゴールドマンが、「X-MEN」の世界を新たに脚色し直すのか？！ということですが、彼女の夫で、イギリスの有名なテレビ司会者、ジョナサン・ロスのつぶやきによれば、“カミさんが「X-MEN4」を書くよ！！”とのことで、やはり、ジェーン・ゴールドマンが「X-MEN/ファーストクラス」の脚本を執筆するそうです…！！
現時点では、ジェーン・ゴールドマンが、すでに完成にいたっている前述のジェイミー・モス(「ストリート・キングス」2008年)と、「ソー」(2011年5月全米公開)の脚本チーム、アシュリー・エドワード・ミラーとザック・ステンツが仕上げたシナリオを手直しするだけなのか？！、それとも、彼女がイチから新しい物語を書くのか？！は不明ですが、この情報により、「X-MEN/ファーストクラス」が、プロデューサーをつとめるブライアン・シンガー監督が過去に作ったシリーズの世界観から、マシュー・ヴォーン色の強い、新しい「X-MEN」に生まれ変わる可能性が出てきました。
しかし、先の記事でお伝えしたように、同映画は、すでに来年2011年6月3日に全米公開が決定しているので、マシュー・ヴォーン監督は本当なら、もう撮影に入っていなければならないぐらい、時間がありません…。
それを考えると、ジェーン・ゴールドマンは、既存の脚本について、マシュー・ヴォーン監督が不都合と考える点を修正するだけの単なるお手伝いでは…？！と推測されそうですが、ジェーン・ゴールドマンは筆をつけると休まず、一気に書き上げるタイプなので、脚本の完成がメチャクチャ早いです！！


そうした彼女の仕事の性質を踏まえると、下手に修正するよりは、イチから自分で書いたほうが早いわよ！！となるかもしれないので、プロフェッサーXとマグニートーの青年時代の友情と衝突から決別にいたる過程に焦点を置いたと言われる「X-MEN/ファーストクラス」のストーリーは、今後、大きく変わるのかもしれません。
それにしても、そもそもは、とても青春な「The O.C.」のジョシュ・シュワルツが手がけていた「X-MEN/ファーストクラス」が、「キック・アス」のウルトラ・バイオレンス・チームの手にゆだねられることになるなんて…！！
過激な「X-MEN/ファースト・キック・アス」が完成することを期待しましょう！！
あ、ちなみに、トップ ↑ のジェーン・ゴールドマンの写真は、タレントでもある彼女が司会のホステスをつとめていた超常現象の謎を探るテレビ番組「ジェーン・ゴールドマン・インベスティゲイツ」のプロモ・フォトです。と、説明しておかなければ、脚本家なのに、なんで、こんな写真を撮る必要が…？！と悩まれますよね…！！



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