大ヒットSFパズラー「インセプション」(2010年)で、トーテムのコマが止まるか、止まらないか？！、まるでギャンブルのように見つめていたレオが、賭博で人生を滅ぼしていく教師を演じることになりました…！！





クロエ・モレッツちゃん最新作のファミリー・ファンタジー映画「ヒューゴ」を今秋11月23日から全米感謝祭公開する名匠マーティン・スコセッシ監督が、1974年に封切られた賭博映画「熱い賭け」をリメイクすることが決定した…！！と、業界メディアの THR が独占スクープした鼻を明かすようにして、ライバルの業界メディア Deadline NY のおなじみマイク・フレミングが、それは傑作サイコ・ミステリー「シャッター アイランド」(2010年)に続く、レオナルド・ディカプリオとの5本めのコンビ作だ！！、レオが主演する！！という、さらに価値ある情報を独占入手したスクープを放ち、THR に逆転勝ちの1本を食らわせてしまいました…！！

一般的な代表作は「ゴッドファーザー」シリーズに、「ザ・クラッカー」(1981年)、「ミザリー」(1990年)の…といったところですが、ファンの方は「フリービーとビーン/大乱戦」(1974年)のフリービーですよ！！と紹介してほしいと思うので、そのように言っておく名優のジェームズ・カーンが主演した「熱い賭け」は、「土曜の夜と日曜の朝」（1960年）やメリル・ストリープの「フランス軍中尉の女」(1981年)といった作品で映画史に深く名を刻んだ チェコスロバキア出身の名匠である故カレル・ライス監督の代表作です。

ロシアの文豪ドストエフスキーの「賭博者」を原作の下敷きとした、70年代映画の佳作「熱い賭け」の内容は、ジェームズ・カーン演じる主人公の大学教授がギャンブルにとり憑かれて、中毒になった結果、お決まりの借金まみれの転落をたどることに…といった展開から、ついにはギャンブルの負けでこしらえた多額の借金を返済するため、現在はプロのバスケットボール選手として活躍する、かつての教え子に八百長をするよう持ちかけ、教育者としてのあるまじき一線を超えてしまう…という破滅的な人生を描いた人間ドラマです。


パラマウント映画が製作するレオナルド・ディカプリオ主演のリメイク版「熱い賭け」のシナリオを、すでに執筆しているのは、ウィリアム・モナハンとのことですから、第79回アカデミー賞の最優秀作品賞に輝いたリメイク映画「ディパーテッド」(2006年)のチームが再び結成されることになり、レオがまた自分を見失う苦悩を演じることで、ファンの方は大いに期待が持てるのではないでしょうか？！

ただし、レオは現在、バズ・ラーマン監督がメガホンをとるリメイク版の3D映画「華麗なるギャツビー」(2012年全米公開予定)をオーストラリアで撮影中ですし、それが終わるや否や、次はクエンティン・タランティーノ監督の最新作「ジャンゴ・アンチェインド」(2012年12月25日全米公開)で、本格的な悪役に扮し、この世で最低の人間のクズの冷酷なケダモノを演じる予定になっているほか、合い間にはブレイク・ライヴリーとデートするなど、今年2011年中のスケジュールは目一杯ですし、マーティン・スコセッシ監督も次回作としては、遠藤周作の原作を映画化する念願の「沈黙」に、ようやく本格着手する意向を明らかにしていましたから、ふたりの名コンビが復活するのは、早くても来年以降のことになりそうですね。続報の詳細が伝えられることに期待しておきましょう…！！





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