全身真っ赤のヘルボーイを大活躍させたギレルモ・デル・トロ監督が、次はミドリのモンスターのハルクを大暴れさせることになりました…！！




業界メディア DEADLINE のテレビ担当記者ネリー・アンドレーワが伝えてくれた最新ニュースによれば、エドワード・ノートン主演の映画(2008年)の大ヒットの記憶も鮮明なマーベル・コミックスの人気キャラクター、超人ハルクの活躍を、新たに実写版のテレビシリーズとして再生するクリエイターに、ディズニー・マーベルが超オタクのギレルモ・デル・トロ監督を指名し、両者が契約をすませたそうです！！
超人ハルクは1970年代末から80年代のはじめにかけて放送された、ビル・ビクスビーが主人公のブルース・バナーを演じ、ボディビルダーのルー・フェリグノが主人公の別人格のモンスター、ハルクに扮したテレビシリーズが今日においても人気で、言わば、“決定版”となっていますが、それをギレルモ・デル・トロ監督がどのように現代的にリ・イマジニングするのか？！、今後、大きな注目を集めることは必至です！！
また、ディズニー・マーベルは、ギレルモ・デル・トロ監督をサポートする共同のプロデューサーとして、人気SFドラマシリーズ「バトルスター・ギャラクティカ」の製作総指揮をつとめ、脚本を執筆したデヴィッド・エイックとの契約もすませたそうで、このふたりのチームワークによって、新テレビシリーズ「インクレディブル・ハルク」の企画開発が、これから進められていくことになります！！

先週の月曜日(11月8日)に、ウォール・ストリート・ジャーナルが取材した記事を引用して、マーベルを吸収したディズニーのCEO、ロバート・アイガー氏の“計3本のコミックヒーローが主人公の実写テレビシリーズの企画開発を進めている…”といった発言を紹介しましたが、そのうち1本のヒーローが超人ハルクであることはわかっていたものの、こんなに早く、実写版テレビシリーズ「インクレディブル・ハルク」のプロジェクトが具体的に動き出すとは思っていなかったので、いささか驚きですが、ロバート・アイガー氏の言葉には偽りなく、ディズニーが着々とマーベルのコンテンツの活用を推し進めていることが、これで立証されました…！！

で、ギレルモ・デル・トロ製作総指揮の新テレビシリーズ「インクレディブル・ハルク」を放送するのは、先のロバート・アイガー氏の記事でも記しましたが、これはもう述べるまでもなくディズニー傘下のABCテレビ以外にはありません。
そして、ディズニーとABCテレビとしては、その新しい実写テレビシリーズ「インクレディブル・ハルク」の初回放送を再来年2012年の秋からのオンエア開始をにらんでいるそうで、つまりは、エドワード・ノートンに代わって、ブルース・バナーを演じることになったマーク・ラファロ(「シャッターアイランド」2010年)のハルクが登場するマーベルのコミックヒーロー大集合映画「アベンジャーズ」の同年2012年5月4日の全米公開にタイミングをあわせ、同映画の大ヒットを追い風として、実写版テレビシリーズ「インクレディブル・ハルク」の放送をスタート・ダッシュさせる狙いのようです…！！

まだプロジェクトがスタートしたばかりのため、果たして、映画の「アベンジャーズ」から引き続き、マーク・ラファロがテレビシリーズにも主演することになるのか？！、あるいは新たにブルース・バナーを演じる俳優が起用されるのか？！など、詳細は当然わからないわけですが、追って進展があれば、また続報をお知らせします！！

ギレルモ・デル・トロ監督は、今夏、お伝えしたように、ディズニーで「ホーンテッド・マンション」の新しい映画の企画を進めていますから、そうした関係のつながりから、ディズニーは「インクレディブル・ハルク」も、ギレルモ・デル・トロ監督にお願いすることにしたのかもしれませんね！！
いずれにしろ、映画マニアのCIAリーダーのみなさんは容易にカンが働くように、きっと初回の90分スペシャル？！は、ギレルモ・デル・トロ監督が自らメガホンをとる可能性が大なわけですから、ギレルモ・デル・トロ監督版テレビムービーの「インクレディブル・ハルク」が観られるかもしれない！！というのは、まさにエキサイティングです！！





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