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「エデュケーション(17歳の肖像)」(4月17日公開)のキュートな演技派女優の超新星キャリー・マリガン24歳が、“わたし、彼女にはかなわない…!!”と、その演技力に舌を巻いたのは、彼女のお姉さんを不幸のどん底に突き落とした、あの天才少女でした…ッ!!





毎年、優れたパフォーミング・アーツの才能を讃える特集を組んでいるニューヨーク・タイムズ・マガジンが、来月3月7日に発表が行われる第82回アカデミー賞にノミネートされている名優たちを中心に、総勢14人もの実力派スターに、過去10年間のデケイド(2000年~2009年)に公開された映画の他人の演技で、これはすごい…ッ!!とふっ飛んだのは、どの映画の誰の演技ですか?!と尋ねてみたインタビューのビデオです!!
それぞれ演技派のスターたちが、これは敵わない…!!と降参した同業者は誰なのか…?!、その気になる名前を、ビデオに登場した順番にチェックしていきましょう…!!


まず、初めに登場するのはサイテーのラブコメ「オール・アバウト・スティーヴ」(2009年)で、サイテー映画に贈られるラジー賞のサイテー主演女優賞にノミネートされ、サイテーの不名誉にまみれることが期待されているサイテーの女優サンドラ・ブロックです!!、…ではなくて、女優が主演した映画として全米映画興行史上最高のヒットをかっ飛ばした最高の感動作「ザ・ブラインド・サイド」(「しあわせの隠れ場所」今週末2月27日公開)での最高の演技により、どうも十中八九、アカデミー賞最優秀主演女優賞の栄冠に輝きそうな最高の女優サンドラ・ブラック…!!と紹介しなければなりませんでしたね。そんなサイテーなんだか、最高なんだか、よくわからないサンドラ・ブロックが髪がふっ飛んで、爆発アタマになるほど?!感激したのは、彼女よりもひと足早く、昨2009年の第81回アカデミー賞で最優秀主演女優賞に輝いたケイト・ウィンスレットの「朗読者」(2008年)での体当たりの名演技です!!、お母さんがドイツ人で、子どもの頃はドイツに住んでいたサンドラ・ブロックには、ケイト・ウィンスレットが、あの時代のかつてのドイツ女性をどれだけ上手く演じたか、ちゃんと実感できたようです。
ケイト・ウィンスレットにはかなわない…!!と語るサンドラ・ブロックですが、その尊敬するケイト・ウィンスレットに追いついて、オスカー女優になれることを祈っておいてあげましょう!!
それにしても、「デモリションマン」(1993年)でスタローンと一緒に戦っていたサンドラ・ブロックがオスカー女優になるかもしれないだなんて…ッ!!、みなさんは想像していましたか…?!

生涯最高の演技を披露した「クレージーハート」で、今度こそアカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞し、晴れてオスカー俳優になる予定のジェフ・ブリッジスが、演じた俳優の名前は覚えていないけれど、すごかった…ッ!!とふっ飛んで、その演技だけを記憶していたのは、自ら脚本を書いた「チャック&バック」(2000年)に主演したマイク・ホワイト!!、マイク・ホワイトて誰やねん?!と、ジェフ・ブリッジスのようによくわからない人もいるかもしれませんが、このマイク・ホワイトは、ジャック・ブラックの相方の白黒お笑いコンビのマイク・ホワイトのことです!!、つまり、ジャック・ブラックが主演したリチャード・リンクレイター監督の名作「スクール・オブ・ロック」(2003年)のシナリオを書いた脚本家として知られている人ですね。ちなみに、同映画でマイク・ホワイトのバックの相方のチャック役は、「ライラの冒険/コネで撮らせてもらった『トワイライト・サーガ/ニュームーン』が大ヒットしたからって、調子に乗るなよ!!の羅針盤」(2007年)のクリス・ワイツ監督でした。

最新作のエロ・スリラー「クロエ」で、夫のリーアム・ニーソンの浮気を疑い、その男の貞節を試そうと、人気絶頂のアマンダ・セーフリードを使って誘惑を試みる妻を演じているジュリアン・ムーアがふっ飛んだのは、「ミスティック・リバー」(2003年)のショーン・ペン!!
「ミルク」(2008年)で2つめのオスカー最優秀主演男優賞を獲得したショーン・ペンのひとつめのオスカーが「ミスティック・リバー」でしたね…!!

ディズニーとジェリー・ブラッカイマーが自信を持って送り出すエキゾチック・アドベンチャー超大作「プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂」が5月28日(金)から、日本をはじめ世界各地で封切られるジェイク・ジレンホールがふっ飛んだのは、青春映画の新しい金字塔「エデュケーション(17歳の肖像)」で、冒頭の超新星キャリー・マリガンを翻弄する色男という羨ましすぎる役を演じたピーター・サースガード!!、…って、おいおいッ、ジェイク・ジレンホールッ!!、そいつはお前の姉ちゃんのマギー・ジレンホールのダンナで、義理の兄貴の身内やんけ…!!と、家族でほめあってたら世話はありませんが…、まぁ、仲がいいということにしておきましょうか…?!

最新作の「ウォール街2/マネー・ネバー・スリープス」(4月23日全米公開)でヒロインを演じ、共演したシャイア・ラブーフと映画の中だけでなく、私生活でも恋人になってしまった、その超新星キャリー・マリガンがふっ飛んだのは、自分よりもまだ若い超々新星?!の「つぐない」(2007年)の天才少女シアーシャ・ローナンちゃん!!
「プライドと偏見」(2005年)では、キャリー・マリガンのお姉さんだったキーラ・ナイトレイが主演した「つぐない」で、わずか13歳にしてアカデミー賞最優秀助演女優賞にノミネートされたシアーシャ・ローナンちゃんですが、「つぐない」で文字どおりにつぐなうのはシアーシャ・ローナンちゃんが演じたキャラクターのブライオニーで、キーラ・ナイトレイとジェームズ・マカヴォイを残酷な愛の物語に突き落とす発端はシアーシャ・ローナンちゃんの行動からでした。「つぐない」は、ちょっと複雑な綱渡りの構成だったことが結末で明らかになる大傑作でしたが、その天才的な映画の構成が説得力を持つためには、シアーシャ・ローナンちゃんがまず、ブライオニーを完璧に演じられるか、どうかにかかっていた…!!と言っても過言ではありません。それをこの女の子はデキる!!と才能を見抜いて信じたジョー・ライト監督もすごければ、その期待にしっかりと応えてみせたシアーシャ・ローナンちゃんがまさに奇跡の天才少女!!と呼ばれるのも納得ですね。
で、下 ↓ は、イギリスでは昨日となる21日に行われたオレンジ英国アカデミー賞に、「ラブリーボーン」(2009年)で主演女優賞にノミネートされたシアーシャ・ローナンちゃんと、尊敬するシアーシャ・ローナンちゃんどころか、大女優メリル・ストリープまでを破って、見事に前述の「エデュケーション(17歳の肖像)」で最優秀主演女優賞に輝いたキャリー・マリガンです…!!、ふたりの超新星の天才女優同士のこれからのバトルが楽しみですね…!!
ちなみに、天才ジョー・ライト監督とシアーシャ・ローナンちゃんが再びコンビを組む最新作「ハンナ」で、シアーシャ・ローナンちゃんを殺し屋に育てるパパとして、スピルバーグ監督の傑作「ミュンヘン」(2005年)で暗殺者だったエリック・バナが起用されています!!


イラクで戦死した兵士の家族のもとに、その訃報を届けに行く軍人を演じた「ザ・メッセンジャー」(2009年)で、アカデミー賞最優秀助演男優賞にノミネートされたウディ・ハレルソンがふっ飛んだのは、この映画の演技が世界的に認められ、いよいよ国際スターとしての活躍が期待される矢先にガンで亡くなってしまった、「善き人のためのソナタ」(2006年)のウルリッヒ・ミューエ!!
ここで無念の死を遂げたウルリッヒ・ミューエの名前をあげたウディ・ハレルソンはえらい…ッ!!


ネルソン・マンデラ元南アフリカ大統領を演じた、クリント・イーストウッド監督作品「インヴィクタス」で、アカデミー賞最優秀主演男優賞にノミネートされているモーガン・フリーマンが、この人にだけは絶対にかなわない…!!と思っている名優は、もはや、自分とは本人関係のメリル・ストリープしかライバルはいない?!大女優のメリル・ストリープ!!

ぼくの名前はクリストフ・ヴォルツです!!と言うので、ワルツでも、ヴァルツでもなく、ヴォルツと書いてみる「イングロリアス・バスターズ」(2009年)の冷酷にして魅力的なナチス将校ハンス・ランダの演技で、来月3月7日のアカデミー賞授賞式で最優秀助演男優賞を受賞…したッ!!と、日本語的におかしいのは承知で、文をいきなり過去形で締めくくっても何の不都合もないクリストフ・ヴォルツがふっ飛んだのは、「ノーカントリー・フォー・オールドメン」(2007年)のトミー・リー・ジョーンズ!!


突然、いずこからともなく現われ?!、「ターミネーター4」(2009年)でクリスチャン・ベールを相手に準主役を演じたかと思えば、主役に抜擢されたSF超大作「アバター」(2009年)が、アッという間に数字の上でだけ映画史上最大ヒット作になってしまった、今だに多くの人にとっては、その人となりはよくわからない無名俳優?!のサム・ワーシントンがふっ飛んだのは、「ナッティ・プロフェッサー2」(2000年)のエディ・マーフィ!!、確かに多くの人が別の意味でふっ飛んだエディ・マーフィのひとりで何役も演じすぎる掛け持ち芝居ですが、それを激賞するジェイク・サリーは、どうもフツーの人とは違った視点の持ち主のようです…!!


封切りと同時にアメリカ映画の古典作品に認定?!と言ってもおかしくないジェイソン・ライトマン監督の傑作「アップ・イン・ジ・エアー」で、ジョージ・クルーニーのお相手をつとめ、オスカーの最優秀助演女優賞にノミネートされているヴェラ・ファーミガがふっ飛んだのは、獄中で決死のハンガーストライキに臨んだ「ハンガー」(2008年)のミヒャエル・ファスベンダー!!


元スパイダーマンのトビー・マグワイアがふっ飛んだのは、親友のレオナルド・ディカプリオが実在の謎めいた大富豪ハワード・ヒューズを独自の解釈で演じてみせた、マーティン・スコセッシ監督の傑作「アビエイター」(2004年)の名演技…!!

ファッションデザイナーのトム・フォードが監督した「ア・シングル・マン」(2009年)で、同性愛の恋人の死で失意に堕ちる主人公を演じ、オスカー最優秀主演男優賞にノミネートされているコリン・ファースがふっ飛んだのは、児童に対する性的虐待の罪で12年間も牢屋にぶち込まれていたペドの変態が社会に復帰する様を描いた「ザ・ウッズマン」(2004年)で、主人公の変態を演じたケヴィン・ベーコン!!、ケヴィン・ベーコンはまちがいなく名優だ…!!というのは、映画マニアの間では、おおむね一致した意見ですね。
みなさんも“ケヴィン・ベーコン・ムービークラブ”に入会してください…!!

ナヴィのネイティリがふっ飛んだのは、こんなきれいな女性が愛以外の目的でセックスをするだなんて…ッ!!と、うぶな男は彼女の官能的な演技を観て、エッチな気分になるよりも複雑な心境でへこんでしまう、アン・リー監督の傑作「ラスト、コーション」(2007年)のタン・ウェイ!!
演技とは言え、ここまで恋人以外の他人と肌を交わす役柄を、果たして、自分はできるだろうか…?!と、ゾーイ・サルダナも複雑になってしまったようです。

トリをつとめるのは、「マイケル・クレイトン」(2008年/邦題「フィクサー」)で逃したアカデミー賞最優秀主演男優賞を、万人が納得する名作「アップ・イン・ジ・エアー」で余裕に手中に収められるはずが、どうやら、先に登場した先輩のジェフ・ブリッジスに華を持たせなければならなくなってしまったようなジョージ・クルーニーですが、小児科のロス先生がふっ飛んだのは、「エディット・ピアフ~愛の讃歌~」(2007年)で、実在の伝説的シャンソン歌手の生涯を見事に演じきったマリオン・コティヤール!!、ジョージ・クルーニーが言うのには、“ふつうの俳優は老人を演じる時、これ見よがしに年寄りくさく演じようとするが、実際の老人は年齢よりも自分を若く見せたがるものだ。マリオンはそれを理解して、むしろ若作りしようとする老人の姿を演じてみせた…ッ!!”とのことです。


さて、みなさんが過去10年間のデケイドに公開された映画で、この演技にはふっ飛んだ…ッ!!という俳優は誰でしょう?!、そうした感動の演技や、ショッキングな演技、それとも、あるいはバカバカしすぎる演技を記憶している方は、コメントに記して、ほかの人にその映画を紹介してください。




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