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最近はオバちゃんキャラで調子づいてるサンドラ・ブロックから、ちょっと、あんた、私の婿になんなさい…ッ!!とでも迫られたのか?!、ヴァンパイアのエドワードは一歩、後ずさってしまいました…ッ!!、すごいぞッ、サンドラ・ブロック…ッ!!





先週20日(金)の全米初公開でオープニング成績=約1億4,283万ドルという、「バットマン/ダークナイト」(2008年/オープニング成績=約1億5,841万ドル)、「スパイダーマン3」(2007年/オープニング成績=約1億5,111万ドル)に次ぐ、映画興行史上第3位のジャックポットの大当たりを記録したヴァンパイアの青春メロドラマ「トワイライト・サーガ/ニュームーン」(公開中)は、おとつい(26日)に紹介した今週封切りの新作映画のラインナップにライバル作品が見当たらないことから、当然、2週続けて、この感謝祭のロング・ウィークエンドのチャンピオンの座も占めるものと思われていました。ところが、感謝祭=26日(木)の興行ランキングで、サンドラ・ブロック主演のスポーツ実話を映画化した感動作「ザ・ブラインド・サイド」が、同日公開で大きく水をあけられた「ニュームーン」を、2週めで追い抜き、なんとッ!!、首位に立ちはだかりました…ッ!!
感謝祭イヴの25日(水)には、約1,430万ドルという、ヘボい映画のオープニング成績並の数字をまたしても、たった1日で叩き出してしまった「トワイライト第2章」でしたが、翌26日の感謝祭には約36%の大きな集客ダウンを示し、売り上げを約920万ドルにまで落としたことから、948万5,000ドルを稼いだサンドラ・ブロックに、公開から1週間守り通してきたトップの座を、、わずかの差で奪われてしまいました…ッ!!
先週の初公開でも予想を上回る約3,411万ドルのオープニング成績を売り上げた「ザ・ブラインド・サイド」は、NFLのボルチモア・レイブンズに所属するマイケル・オーア選手と、彼を不幸な境遇から救い出し、フットボールの才能を開花させたタウヒー夫妻のハートウォーミングなふれあいと絆を描いた人間ドラマであり、感謝祭に家族そろって観る映画としては、まさに申し分のない内容であることから、ティーンエイジャーの女の子たちを主な支持層とする「ニュームーン」を、このタイミングで追撃することができたようです。が、興行アナリストらの見方は厳しく、「ザ・ブラインド・サイド」は、ひとまずファーストダウンの前進は勝ち獲ったものの、これ以上の距離は伸ばせず、再び攻守交代となり、最終的にはチーム・エドワードがタッチダウンを決めて、2週連続の興行ランキング第1位を死守し、サンドラ・ブロックの快進撃もここまで…と予想しているようです。
が、それでも、熱狂的なトワイライター、またはトゥイッターたちが盛り上がっているだけで、多くの映画ファンは冷ややかに眺めている「トワイライト」の異常なブームに、傑作スリラー「完全犯罪クラブ」(2002年)で思い上がった高校生たちを締め上げたサンドラ・ブロックがストップをかけたことで、溜飲を下げた大人の映画好きは少なくなさそうです…!!



サンドラ・ブロックが貫禄で、このまま「トワイライト」をブロックしてしまえば、まさに大金星ですが、その注目の結果はまた、週明け月曜アサ恒例の全米映画ボックスオフィスBEST10でお伝えするものの、「ザ・ブラインド・サイド」の公開7日間の売り上げのトータルは約6,012万ドルで、充分に大ヒットなのに、「トワイライト・サーガ/ニュームーン」はその3倍の約1億8,817万ドルも稼いでいて、超大台の2億ドルが目と鼻の先です…ッ!!

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