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今年2016年はじめの1月末に、サムライ・バトルのチャンバラ・アクションをテーマにした習作のショート・フィルムを紹介したので、ひょっとして、次回作は日本を舞台にした時代劇か…?!と期待をしていたファンの方にとっては、やや残念ではありませんが、ギャレス・エヴァンス監督の新しいクレイジー・バイオレンスのプロジェクトが始動する!!という朗報です…!!



現地のサンタモニカでは本日の11月2日(水)を最終日として閉幕する映画業界の見本市 AFM(アメリカン・フィルム・マーケット)において、XYZ フィルムズが各国のバイヤーに対し、どうやら過去の時代を舞台にしたスリラーらしい企画「アポスル」の配給権を販売する営業を行ったことから、「ザ・レイド」シリーズのギャレス・エヴァンス監督の待望の最新作が、例によって、ワンマン・アーミーの主人公が、カルト教団を叩きつぶす物語だったことが明らかになりました…!!と書けば…、


冒頭のようにサムライ・バトルに期待していた同監督のファンの方は、チャンバラではなくて、ホラー・アンソロジーの「V/H/S/2」(2013年)におさめられた、カルト教団がテーマの「セーフ・ヘヴン」(↓ 動画)の方を膨らませることにしたのか…?!と連想されたかと思います…!!



しかしながら、マニアックなジャンル系映画を低予算で製作し、配給している XYZ フィルムズが、同社の代表作「ザ・レイド」シリーズから引き続き、ギャレス・エヴァンス監督とチームを組んだ「アポスル」=「使徒」や「伝道者」という意味の新作は、インドネシアを拠点として作られた過去の作品とは違って、同監督の地元のイギリスで、来春2017年3月にクランクインをする予定だそうですから、もしかすると映画の雰囲気は大きく変わって、これまでのアジア映画の趣きから、本来は当たり前と言えるイギリス人の監督が作ったイギリス映画のような見た目になってしまうのかもしれませんし、物語の背景も過去の時代という設定であれば、カルト教団の不気味さも、上 ↑ の「セーフ・ヘヴン」とは、まったく違うイメージかもしれません…!!とは言え…、


主人公の姉妹を拉致して、身代金を要求するらしいカルト教団は、とある離島に総本山のコミューンを築いているそうですから、その四方は海だけに逃げ場はない…!!と、戦いの場を限定してしまう設定は、「ザ・レイド」シリーズの第1弾(2011年)を踏襲しているようにも思えます…!!

いずれにしろ、現時点では引き続き、イコ・ウワイスや、ヤヤン・ルヒアン、アリフ・ラーマンといった、おなじみのインドネシアの格闘スターたちが登場するのか…?!といったキャストの顔ぶれもわかりませんし、冒頭でふれた時代劇も、日本ではなくて、イギリスで撮影した経緯を踏まえると、もしかすると物語の舞台が、ロケ地のイギリスそのまんまではない可能性もあり得るだけに、実際のところ、「アポスル」はどんな映画なのか…?!、続報を待つしかありませんが、2014年公開の「ザ・レイド2: ベランダル」以来となるギャレス・エヴァンス監督の新作映画のプロジェクトが、ようやく始まりました…!!





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