プロデューサーとして、自分自身が目をつけて、直接に会い、面談をした結果、信頼してメガホンを託すことに決めたファン・アントニオ・バヨナ監督を、あろうことか、「ジュラシック・ワールド 2」（2018年6月22日全米公開）のユニバーサル映画に引き抜かれる掟破りを食らったブラッド・ピットが、絶対に恐竜パークに負けてはならない！！という面目を賭けて、言わば伝家の宝刀を抜くことに決めました…！！





「ワールド・ウォーZ」 テレビスポット



「スター・ウォーズ」の新ヒロインのフェリシティ・ジョーンズ（「ローグ・ワン」12月16日全米公開）が主演女優をつとめたダーク・ファンタジー映画「怪物はささやく」が、今秋10月21日から全米で封切られるファン・アントニオ・バヨナ監督を失ったプロデューサーのブラッド・ピットが、自ら主演もつとめ、パラマウント映画で製作するゾンビ・アクション大作の続編「ワールド・ウォーZ 2」の新監督として、記事の見出しのように、「ベンジャミン・バトン」（2008年）のほか、「セブン」（1995年）、「ファイト・クラブ」（1999年）といった代表作で名コンビを組んだデヴィッド・フィンチャー監督を担ぎ出すべく、説得の交渉にあたっていることを、Variety のジャスティン・クロールがスッパ抜きました…！！

約2週間前…ということは、先月7月下旬にデヴィッド・フィンチャー監督と会って、ゾンビ・アクション大作の続編に興味があるか、どうか？！の打診を行って、可能性を話し合ったところ、同監督は乗り気ではなかったものの、だからと言って、断わりもしなかったらしく、現在まで交渉が続けられているそうです…！！、恐らくは…、

前任者のファン・アントニオ・バヨナ監督の求めに応じて起用したスリラー・ドラマ「ユートピア」のクリエイター、デニス・ケリーがリライトした「ワールド・ウォーZ 2」の現在の脚本の内容が、デヴィッド・フィンチャー監督にとって魅力のあるものか、どうか？！、また、来年2017年の初めに予定しているクランクインまでに、デヴィッド・フィンチャー監督の準備が整うのか？！といった多方面からの具体的な検討が行われているのかな？！と憶測されそうですが、仮りにデヴィッド・フィンチャー監督が引き受けてくれた場合、2014年公開の大ヒット作「ゴーン・ガール」以来の最新作が、ブラッド・ピットと4本めのコンビ作にして、ゾンビ映画に初挑戦！！という大変に興味深いことになります！！


007シリーズ史上ワースト№1映画として、失われた第22弾と言われている「クォンタム・オブ・ソレス(慰めの報酬)」(2008年)のマーク・フォースター監督を起用した第1弾の「ワールド・ウォーZ」が、案の定、撮影中から失敗し、親子で楽しめるファミリー向けゾンビ・ホラー！！といった仕上がりになりそうだったのを、大幅に撮り直す賭けに打って出た結果、大逆転のミラクル・ヒットをモノにしたことで、名プロデューサーと讃えられたブラッド・ピットとしては、またしても、ミラクルを起こす勝負に挑むハメになってしまったわけですが、さて、デヴィッド・フィンチャー監督は旧知の間柄の窮地を救ってくれるのか？！、デヴィッド・フィンチャー監督のクールなヴィジョンで作られる「ワールド・ウォーZ 2」の実現に期待したいと思いますが、しかし、来年2017年初めに撮影開始ということは、同年6月19日に予定されてる全米公開はもう無理！！、諦めた！！ということになりますね…！！、だとしたら、デヴィッド・フィンチャー監督の望むスケジュールにあわせて、続篇の製作を、イチから仕切り直してもよいのでは…？！

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