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おととしの2014年の秋に、バズ・ラーマン監督の「オーストラリア」(2008年)で共演した間柄のニコール・キッドマンヒュー・ジャックマンが再び、夫婦の役で一緒に映画に出ることになった!!というのを売りにして、ワインスタイン・カンパニーが製作費を集める営業を各国の配給会社に働きかけていますよ…!!とお伝えした「ライオン」が、ついに完成して、予告編を披露してくれましたが、ニコール・キッドマンの夫役は、ヒュー・ジャックマンではなく、「ヴァン・ヘルシング」(2004年)で、ウルヴァリンの相棒をつとめたデビッド・ウェナムに交代となってしまいました。しかしながら、デビッド・ウェナムも「オーストラリア」に出演していましたから、「オーストラリア」のキャストが再び共演!!という言い方においては、変わりがないことになります…!!


Trailer : Lion


オスカーを狙うにあたっては、まず最初の関門である来月9月8日開幕の第41回トロント国際映画祭でのプレミア上映で好評を得なければならないワインスタイン・カンパニーが、その同社の勝負映画の「ライオン」の予告編を初公開したので、主演のデーヴ・パテールは、「スラムドッグ・ミリオネア」(2008年)で、第81回アカデミー賞で最優秀作品賞を含む計8部門で受賞を果たした席巻を再現できそうか?!、ぜひ、ご覧になって、チェックしてみてください!!


シェル・ムンシー・カーンとして、1981年に、インドのマディヤ・プラデーシュ州カンドワに生まれながら、幼い5歳の時に迷子になり、家族と生き別れてしまったことから、オーストラリア人の夫婦に引き取られて、サルー・ブライアリーとして、オーストラリアのタスマニア州ホバートで育つことになった実在の青年が主人公の「ライオン」は、ヴァニティ・フェア誌が、2012年11月に掲載した記事 “ ア・ホーム・アット・ジ・エンド・オブ・Google Earth ” と、当のサルー・ブライアリーさんの著書「ア・ロング・ウェイ・ホーム」の映画化です!!、その本人が書いたノンフィクションを、「25年目の「ただいま」-5歳で迷子になった僕と家族の物語」と題し、昨2015年秋に邦訳出版した静山社の紹介によれば…、

“ 5歳の時、兄とはぐれて迷子なったサルー。彼は運よくオーストラリア人夫妻の元へ養子にいき、幸せな暮らしを送っていた。しかし、彼はインドの家族を忘れたわけではなかった。立派な青年へと成長した彼は、わずかな記憶を頼りに、自分の故郷を探すためグーグル・アースという「地図の旅」をはじめた…。25年の歳月と1万キロの距離を超えて彼は家族と再会を果たすことができるのか? ”
…と、最後に “ ? ” がついていますが、Google Earth と記憶を頼りに、オーストラリアにいながら、カンドワが自分の出生地に違いないと目星をつけ、Facebook を使って、その地元のコミュニティと連絡をとりあったすえ、どうなったのか…?!の結果は、下 ↓ の動画のように、ちゃっかりと Google Earth の宣伝プロモーションに使われているので、奇跡の再会は果たされているわけですが…、



これまでにテレビシリーズ「トップ・オブ・ザ・レイク」のエピソードの演出を手がけるなどもした高名な CM ディレクターのガース・デイヴィス監督は、初めて長編映画に挑戦したデビュー作にして、この結末がわかってしまっているドラマを感動的に盛り上げて描くことができたのか…?!、その腕前が注目される「ライオン」は、北米で今秋11月25日に限定公開で封切り!!、デーヴ・パテールの共演者として、迷子のインド人の男の子を引きとったオーストラリア人の夫婦役に扮したのは、冒頭のようにニコール・キッドマンとデビッド・ウェナム。主人公サルーのお相手のヒロイン、ルーシー役は、「キャロル」(2015年)のルーニー・マーラです…!!









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