************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************

ホラー系の極上傑作として、評論家と観客の意見が
珍しく一致した「ドント・ブリーズ」が、予想の倍以上の
驚きの金額を売り上げて、「スーサイド・スクワッド」を
首位から叩き落とした黒字確定の初登場第1位 ! !
以下の成績でも、配信収入を踏まえ納得の第5位 ! !
オバマ大統領と夫人の初デートを描き、高評された
小品「サウスサイド・ウィズ・ユー」が好調なヒット ! !
ボクシング映画の「ハンズ・オブ・ストーン」は敗北 ! !


*各数字は、週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、このBEST10にランクインした時点での値です。


第1位(初) 「ドント・ブリーズ」(990万ドル)
       $26,115,000-(3,051館/$8,559)-$26,115,000

第2位以下は続きを読むの後です…!!


ドント・ブリーズ予告編



映画の格付けサイト Rotten Tomatoes での評論家の支持率 87 % に対し、観客の支持率は 86 %
レビューのとりまとめサイト Metacritic でのスコアは 71 /100ポイント

自分の代表作(1981年)をリメイクすることにしたプロデューサーのサム・ライミ監督にスカウトされ、現代版の「死霊のはらわた」(2013年)でデビューを飾ったフェデ・アルヴァレズ監督と、主演女優のジェーン・レヴィという血なまぐさいトリオが再び集ったホラー・スリラー映画「ドント・ブリーズ」が、封切りの週末3日間に売り上げるオープニング成績として想定されていたのは、せいぜい1,100万ドル程度でしたから、その倍以上の約2,611万5,000ドルを叩きだしたのは、製作・配給のソニピにとっては当然、うれしい誤算であるばかりか、そもそも製作費がわずか990万ドルという、いわゆる低予算ホラーの部類に入る作品だけに、もはや黒字は確定!!と豪語できる結果となっています!!


それもこれも、今春3月にサウス・バイ・サウスウエスト映画祭で行ったプレミア上映で、観客を圧倒し、絶対必見のすごいホラー映画がやって来る…ッ!!という口コミを拡散したショッキングな内容が、この大成功の要因であることを踏まえると、自分自身のオリジナルの企画によって、大先輩の有名なホラー映画のリメイクという話題性から注目度の高かった「死霊のはらわた」のオープニング成績=約2,578万ドル(3,025館)まで超えてしまったばかりか、映画作品として高評価を得ることが極めて難しいホラーのジャンルで、評論家をうならせたフェデ・アルヴァレズ監督は、第2作めにして、まさに真価を発揮したわけですが、その逸材をスカウトしたサム・ライミ監督の眼力もさすが!!と言うしかありませんね…!!


ドント・ブリーズの緊迫の本編シーン ! !



娘が死ぬはめになった交通事故の示談金として、事故を起こした裕福な女性から約30万ドル=約3,058万円を受けとり、その大金を自宅にしまっているらしいことから、ジェーン・レヴィ扮するロッキーたちのターゲットにされてしまう元軍人の盲目にして、秘密を抱えたノーマン・ノードストロームに扮したのは、「アバター」(2009年)のスティーヴン・ラング。目が見えないからといって、けして、聖人とは限らないさと言い切って、犯行におよび、その自分の言葉通りの痛い目に遭うのは、やはり、ホラー映画の傑作「イット・フォロウズ」(2014年)に出演していたダニエル・ゾヴァット。3人めの共犯者のアレックス役は、「グースバンプス」(2015年)のディラン・ミネットですね…!!









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A Man in the Dark : リメイク版「死霊のはらわた」のフェデ・アルヴァレズ監督とサム・ライミ監督とが再びチームを組み、盲人から大金を奪おうとしたバチ当たりな若者たちが、まんまとハマる恐ろしい罠を描くホラー映画の最新作「ア・マン・イン・ザ・ダーク」の製作決定を発表!!(14.10.31)


A trio of reckless thieves breaks into the house of a wealthy blind man, thinking they’ll get away with the perfect heist. They’re wrong.




《 POINT 》 一般にオープニング成績の約3倍前後が、その映画の最終的な興行成績になる可能性が高い。興行成績の概ね半分が
映画館の取り分となる。よって、オープニング成績から試算したトータルの売り上げを2分の1にして、製作費と比較すれば、その映画の興行的成功の度合いをおおまかに測ることができる。






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