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記事の見だしのように、トム・クルーズとコンビを組んだ「ザ・ラスト・サムライ」(2003年)のほか、デンゼル・ワシントンがオスカーの最優秀助演男優賞に選ばれた「グローリー」(1989年)、また、レオナルド・ディカプリオがオスカーの最優秀主演男優賞候補にあげられた「ブラッド・ダイヤモンド」(2006年)などで知られるエドワード・ズウィック監督の作品は一見、骨太のようでいて、実はセンチメンタルに陥っていくので、そのあたりが「ジャック・リーチャー」シリーズのクールなハードボイルド・アクションの世界観とマッチするのか、どうか?!が、前作のファンの方には注目の気になるポイントですね…!!




クリストファー・マッカリー監督が、今夏の話題のブロックバスター映画「ミッション : インポッシブル‐ローグ・ネイション」(7月31日全米公開)のメガホンを任されるキッカケになったとも言える高評価を集めたトム・クルーズとのコンビ作「ジャック・リーチャー」(2012年)の続篇「ネヴァー・ゴー・バック」の製作が決定したことを、一昨年の2013年末にお伝えしましたが、どうやら、ついに脚本がひと通りの完成に到ったようで、実際にメガホンをとる監督として、冒頭のように「ザ・ラスト・サムライ」で、トム・クルーズとコンビを組んだ間柄のエドワード・ズウィック監督が起用されたことを、業界メディア Deadline のマイク・フレミングが独占レポートしてくれました…!!


原作者のリー・チャイルドが、2013年に発表した同名小説を原作とする「ジャック・リーチャー2: ネヴァー・ゴー・バック」のプロットは…、ジャック・リーチャーが、かつての恋人スーザンとの再会を果たすため、古巣のヴァージニアの基地へと舞い戻るや否や、今や指揮官の地位にまで登りつめたスーザンが逮捕されてしまい、ジャック・リーチャー自身もトラブルに巻き込まれたことから、一連の事件の背後にある陰謀を解きほぐすことに…!!


…といったもので、昔の恋人のために、ジャック・リーチャーが体を張って、危険に飛び込んでいく…!!といった要素は、センチメンタル好きのエドワード・ズウィック監督に向いている感じがしないでもありませんが、まずは、「ザ・シークレット・ハンター」(2014年)の脚本家リチャード・ウェンクが仕上げた「ジャック・リーチャー2」のシナリオを、当のズウィック監督と、「ザ・ラスト・サムライ」でもコンビを組んだマーシャル・ハースコビッツの両者が、自分たちのタッチに合うように修正し、その結果の新しい脚本が承認され次第、実際の映画製作に進んでいくことになるようです。


なので、現実にカメラが回るまでには、今しばらく時間が必要になるかと思われますが、果たして、前作で強い印象を残したヴェルナー・ヘルツォーク監督に代わる新たな悪役には、誰が起用されるのか…?!、今や、ハリウッドで最も尊敬される名優の地位にまで昇りつめたケン・ワタナベを、「ザ・ラスト・サムライ」で発掘したエドワード・ズウィック監督の眼力に期待を託し、「ジャック・リーチャー2: ネヴァー・ゴー・バック」の続報を待つことにしましょう…!!







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