************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


もう、この問題は先にアップした記事で終わりのつもりでしたが、本当にキリがないですね…。ソニー・ピクチャーズが、オバマ大統領の発言に不快を示し、「ジ・インタビュー」を封印しない考えであることを、以下 ↓ のプレスリリースで発表して、言わば、北朝鮮と合衆国政府、並びに映画館経営者らに対決の姿勢を示した格好になりました…。



先にアップした記事でお伝えしたように、オバマ大統領のソニー・アタック事件に対する発言は、ソニー・ピクチャーズと北朝鮮の両者の立場を重んじ、トラブルを国際紛争にまで発展させずに、ハリウッドの中だけに収めようとした…、言わば、ケンカ両成敗的な見解を含んでいたかと思いますが、そのオバマ大統領が結果的に、ソニピがテロに屈したことを過ちと言ったことから、ソニー・ピクチャーズの CEO のマイケル・リントン氏が、脅迫に遭った自分たちには選択の余地がなかった…といった被害者の立場のほか、テロに屈したのは、あくまでも映画の上映を拒んだ映画館チェーンであって、ソニピではないことを訴え、以下 ↓ のように、同社として公式にプレスリリースを発行し、「ジ・インタビュー」を何らかの形で公開に踏み切る考えを明らかにしました…。


しかしながら、マイケル・リントン氏は同時に、主な映画配信サイトなどが「ジ・インタビュー」の受け入れを拒んでいる状況を明らかにしています。それは世間を騒がせているソニピが、もう孤立を始めた…?!とも解釈できるかと思うので、9・11再現の無差別テロの予告に対し、人命をおもんばかって、封切りをキャンセルした映画館側に対してまで、今さら批判などしない方がよいようにも思えますが、マイケル・リントン氏は残された手段として、かくなるうえは海外の第三国を通じて、逆輸入?!のような形で、「ジ・インタビュー」を公開する案をほのめかしています。

せっかく作った映画なんだから観てほしい…!!というのは、映画製作者ならば当然の願いとして理解はできますが、無差別殺人のテロの予告まで出た経緯や、事件が終息に向かいつつある状況を踏まえると、また、こうして火に油を注ぐのでなく、いったんは静観して、事が落ち着くのを待ってもよいのでは…?!とも思えなくもありません…。

CIAリーダーのみなさんは、ソニー・ピクチャーズがあらためて、「ジ・インタビュー」を何らかの形で披露すると宣言したことについて、どのような評価をお考えになられたでしょう…?!

“Sony Pictures Entertainment is and always has been strongly committed to the First Amendment. For more than three weeks, despite brutal intrusions into our company and our employees’ personal lives, we maintained our focus on one goal: getting the film The Interview released. Free expression should never be suppressed by threats and extortion.

The decision not to move forward with the December 25 theatrical release of The Interview was made as a result of the majority of the nation’s theater owners choosing not to screen the film. This was their decision.

Let us be clear – the only decision that we have made with respect to release of the film was not to release it on Christmas Day in theaters, after the theater owners declined to show it. Without theaters, we could not release it in the theaters on Christmas Day. We had no choice.

After that decision, we immediately began actively surveying alternatives to enable us to release the movie on a different platform. It is still our hope that anyone who wants to see this movie will get the opportunity to do so.”


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