フランスでも今日の5月22日(日)に閉幕する第64回カンヌ国際映画祭で、配給権等が売りに出されたナチョ・ビガロンド監督の最新作「エクストゥラテレストリアル」(Extraterrestrial)がリリースした新しいポスターです！！、ナチョ・ビガロンド監督と言われても、ピンとこない方もいらっしゃるかもしれませんが、コメディ俳優の一面も持つ同監督は、タイムスリップのパラドックスのジレンマを題材にした映画としては、近年で最もおもしろい作品！！と国際的に高い評価を受けたスペイン映画のSFスリラー「タイムクライムズ」(2007年)で、カルト的に支持されている人です！！、そんなナチョ・ビガロンド監督の最新作「エクストゥラテレストリアル」については、昨2010年9月にもポスターを紹介しましたが、内容をもう一度、おさらいしておくと…、

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“ある朝、目覚めて、空をUFOの大群が埋めつくしていたなら、どうするべきか？！、誰もがわかっているだろう。とにもかくにも、できるだけ早く逃げるしかない！！、けれども、その侵略がもし、ついに出会えた理想の女性と同じ部屋で迎えた朝のことだったら、どうすればいい…？？”

…とのことで、主人公はもしかして、理想の女性を守り、愛を育むため、テニスボールでエイリアンの侵略に立ち向かうつもりなんでしょうか…？！、ナチョ・ビガロンド監督の作品であるからには、きっと、ひねりの効いた展開が待っているはずなので、要チェックの映画としてメモしておいてください！！、と、SFインベージョン・コメディ？！の「エクストゥラテレストリアル」だけでも楽しみなナチョ・ビガロンド監督なのに、次回作では、「キック・アス」(2010年)の原作者マーク・ミラーとコンビを組み、異色のコミックヒーロー映画「スーパークルックス」を手がけることが、早々と決まっています！！
その注目プロジェクトが、「キック・アス」と同様に“異色のコミックヒーロー映画”と目される理由は、スーパーヒーローのコミックや映画には欠かせない付き物のライバルの悪役の方が主人公だからです！！、原作者のマーク・ミラーによれば、「オーシャンズ」シリーズと「X-MEN」シリーズを足したような作品…とのことで、ヒーローに悪事のたくらみを阻まれ続け、お尋ね者となった悪人たちが、物語の設定では犯罪者の引渡し協定が結ばれていないスペインに逃れて潜伏し、引退を余儀なくされるものの、よくよく考えれば、スーパーヒーローなんて厄介な連中のいる国で、悪事を働こうとしてた自分たちはバカじゃないか？！という、当たり前のことに気づいて、スーパーヒーローのいないヨーロッパの国で、もう一山、強盗をやらかそうとする愉快なストーリーだそうです。ナチョ・ビガロンド監督の「タイムクライムズ」の作風から想像すれば、ブラックなユーモアに満ちたアンチ・ヒーロー映画？！になりそうですね！！

この「エクストゥラテレストリアル」の写真は、ホラー映画サイトの BD が公開してくれました…！！

◆ピクサーのジョン・ラセターさんのアロハ・シャツのコレクション！！


大ヒット「トイ・ストーリー」シリーズを生んだアニメ映画の監督というよりは、最近ではピクサーとディズニーの両アニメ映画の質を吟味するプロデューサーの立場が主になってしまったジョン・ラセターさんが、よくアロハ・シャツを着ているのは、膨大な数のコレクションを保有するマニアだからである…！！というのを聞きつけた、サンフランシスコ・クロニクル紙のピーター・ハートローブ記者が御宅訪問し、クローゼットの中を見せてもらった取材のビデオです！！
ジョン・ラセターさんによれば、持っているアロハ・シャツは数千枚…とのことで、正確な数は把握できてないようですが、ふだんは374枚を順ぐりに着まわしているそうです。しかも、それらを手当たり次第に着るのではなく、その日のプランに合わせてシャツを選びなさいと、奥さんのナンシーさんからアドバイスされたジョン・ラセターさんは、374枚のアロハ・シャツの柄をテーマで分類し、キチンと整理して、毎日のTPOにマッチさせているそうなので、着てるシャツの柄を見れば、行動の予定が薄々、察っせられることになりますね！！、そのように、ひたすらアロハ・シャツしか着ない？！自分のために、これまでの人生を象徴するものを散りばめたオリジナルのシャツを誕生日に贈ってくれるなど、良き妻のナンシーさんに恵まれたジョン・ラセターさんですが、ただし、この取材の日は4月1日ということで、ちょっとしたイタズラのハプニングを仕組まれ、手出しのできない事態に陥らされてしまいます…！！




◆モーション・キャプチャの意味がよくわかる驚異的な CG のビデオ！！


カメレオンが主人公のアニメ映画「ランゴ」を、ジョニー・デップ主演作と言われたり、スピルバーグ監督のアニメ映画「タンタンの冒険」(12月23日全米公開)の出演者が、ジェイミー・ベルに、アンディ・サーキス、ダニエル・クレイグのほか、サイモン・ペグ、ニック・フロストも出てる…！！などと言われても、その意味がピンとこない方にとっては、あぁ、モーキャップのCGアニメとは、こういうことなのね！！と、その仕組みを理解するのに少し助けとなりそうなビデオです。1993年以来、ゲームや映画・CMなど様々な映像媒体にCGアニメを提供してきたプロダクションのジャニメーションが、同社の技術を披露するサンプル動画として、リリースしてくれました。


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