Superman : ザック・スナイダー監督の新生「スーパーマン」で、ヒーローの優しいお母さん、マーサ・ケントを演じる女優に「ジャンパー」でも超人の母だったダイアン・レインが決定!!
by
Billy
2011年3月3日木曜日
先月2月下旬にお伝えした、ケビン・コスナーの出演の可能性は未だ真偽が確認されておらず、その後、ヴィゴ・モーテンセンや、ダニエル・デイ=ルイスなどの名前もウワサにあげられていますが、このダイアン・レインの「スーパーマン」への登場は、そうした不確かな情報ではなく、映画を共同製作するワーナー・ブラザースとレジェンダリー・ピクチャーズが連名でプレスリリースを発行し、アナウンスしたものなので、正真正銘まちがいなく、ダイアン・レインがスーパーマンのお母さんです!!、ダイアン・レインはもっと評価されていい女優なので、その彼女が大役に起用されて、ぼくはとても、うれしく思っています…!!
昨2010年秋に全米公開された、ディズニー映画の主演作「セクレタリアト」でも安定した実力を発揮し、一時はアカデミー賞最優秀主演女優賞の候補のひとりとも目されていたダイアン・レインを、ザック・スナイダー監督がメガホンをとる新しい「スーパーマン」の映画で、ヘンリー・カヴィル演じるタイトルロールのヒーローを育て上げる養母のマーサ・ケントに起用したと、ワーナー・ブラザースとレジェンダリー・ピクチャーズが以下にアタッチしたプレスリリースで広報しました。
映画マニアの少年と、裕福でも孤独な少女の初恋と冒険を、名匠ジョージ・ロイ・ヒル監督が繊細に描き、ジュヴナイル映画の屈指の名作となっている「リトル・ロマンス」(1979年)でデビューし、まさに絶世の美少女だったダイアン・レインが、スーパーマンのお母さんか…と、隔世の感に思われた年輩の映画ファンの方もきっと、いらっしゃることと思いますが、そうした美少女アイドルから、堅実に大人の女優へと成長してきたダイアン・レインのような人が、スーパーマンのお母さんという、万人の知る有名な役柄を演じることで、その名前が映画史にしっかりと刻まれることになったのは、地味に努力してる人の功績が認められたようで、本当によかったとうれしく思わざるを得ません。
ザック・スナイダー監督も、そうしたダイアン・レインの地に足の着いた仕事ぶりを高く評価したようで、プレスリリースの中で、以下のように、コメントを発表しています。
“ぼくにとっては、これはとても重要なキャスティングでした。なぜなら、育ての母のマーサ・ケントこそが、ぼくたちがヒーローのスーパーマンとして知る人物が、自分の価値観の人格を形づくるのを手助けした、張本人だからです。ぼくたちはその役にダイアン・レインを迎えることができて、ワクワクしているし、彼女なら、自分の理解を超えた超人的能力を持つ息子に、しっかりとした知恵を授ける母のつとめを果たしてくれるはずです。”
このザック・スナイダー監督のコメントで、大変に感銘を覚えるのは、同監督が、一般にはともすれば、端役のようにも思われてしまうマーサ・ケントが実は、血がつながってないばかりか、未知の力を持つ不思議な子どもに献身的な愛情を注いで、そのパワーをよいことに使わなければならないのよ…と道徳観を植えつけ、スーパーマンを誕生させた偉大な母であり、スーパーマンの物語は孤児と養父母の絆を抜きには語れず、スーパーマンが人助けをする正義感の根幹は、赤の他人ならぬ、赤の宇宙人の子どもである自分を、わが子として一生懸命に育ててくれた人間の両親への恩返しであるという、そこが一番重要な「スーパーマン」のテーマであることを、しっかりと理解してくれていたのがわかったことで、クリス・ノーラン監督とザック・スナイダー監督のドリームタッグによる新しい「スーパーマン」は、ブライアン・シンガー監督の「スーパーマン・リターンズ」(2007年)のように世間から眉をひそめられて拒否され、墜落する…といったことは絶対にない…!!と言い切っていいように思えました。
まだ具体的にどういった内容なのか?!、どころか、下 ↓ のプレスリリースでも題名すら未定となっている新生「スーパーマン」ですが、このダイアン・レインの起用で、ザック・スナイダー監督の考えがわかり、少し映画のイメージが浮かんで観えたような感じがしないでもないですね。ただし、記事の見出しのタイトルで、例にあげた「ジャンパー」(2008年)では、ダイアン・レインは超能力を持つ息子を愛するがゆえに、そのそばを離れなければならず、表向きはわが子を見捨てたようなお母さんでしたが…!!
BURBANK, CA, March 2, 2011 – Warner Bros. Pictures and Legendary Pictures announced today that Oscar®-nominated actress Diane Lane will play Martha Kent, the only mother Clark Kent has ever known, in the new Superman movie to be directed by Zack Snyder.
Snyder stated, “This was a very important piece of casting for me because Martha Kent is the woman whose values helped shape the man we know as Superman. We are thrilled to have Diane in the role because she can convey the wisdom and the wonder of a woman whose son has powers beyond her imagination.”
Lane will star with Henry Cavill, who was recently announced as the new Clark Kent/Superman.
Lane earned an Academy Award® nomination for her performance in the 2002 drama “Unfaithful.” She most recently starred in the family hit “Secretariat.” She next stars in the HBO feature “Cinema Verite,” opposite Tim Robbins and James Gandolfini. Lane’s long list of film credits also includes “Nights in Rodanthe,” “Hollywoodland,” “Must Love Dogs,” “Under the Tuscan Sun,” “Perfect Storm,” “My Dog Skip,” “Chaplin,” “The Cotton Club” and “A Little Romance,” to name only a portion.
Charles Roven, Emma Thomas, Christopher Nolan and Deborah Snyder are the producers of the film. The screenplay is being written by David S. Goyer based on a story by Goyer and Nolan. Thomas Tull and Lloyd Phillips are serving as executive producers.
Slated for release in December 2012, the new Superman movie will be distributed worldwide by Warner Bros. Pictures, a Warner Bros. Entertainment Company.
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