例え、人類の多くが息絶え、終末世界が訪れても、ゴキブリと、けして深刻になれないバカだけは生き残ることになります…！！






来年2011年1月14日に、初のヒーロー映画となる主演作「グリーン・ホーネット」の全米公開が控えているセス・ローゲンと、この夏、ニック・ケイジの魔法使いなんかに弟子入りして、案の定、大失敗した、「ソーサラーズ・アプレンティス」(公開中)のジェイ・バルチェルがコンビを組んで、2007年に発表し、大きな注目を集めたショート・フィルム「ジェイ＆セス VS ジ・アポカリプス」を、本格的に長編映画化するプロジェクトに、ダニエル・ラドクリフがオファーを受けたらしい…！！と、Entertainment Biz! が伝えました。
今秋11月19日に世界公開される「ハリー・ポッターと死の秘宝 Part I」と、来年2011年7月15日公開予定の同後編の「Part Ⅱ」で、晴れてホグワーツを卒業し、ハリー・ポッター役に別れを告げるダニエル・ラドクリフの今後の去就は、ずっと注目されているわけですが、脱「ハリポタ」第1弾となる怪談映画「黒衣の女」に主演が決定したことを、先月7月末にお伝えしました。
よって、ダニエル・ラドクリフが連続して、ホラー系のジャンル映画に出るとは、ちょっとは考えづらく、このニュースはデマかもしれませんが、「ジェイ＆セス VS ジ・アポカリプス」は期待のプロジェクトですし、セス・ローゲンや、ジェイ・バルチェルといったコメディアンと、ダニエル・ラドクリフがどういった、お笑いを演じるのか？！、想像してみるのは興味深いので、ま、こんな話題もありますよ…という意味で、お知らせしておくことにしました。

「ジェイ＆セス VS ジ・アポカリプス」は、上 ↑ のフェイク予告編風になっているショート・フィルムをご覧いただければ、内容を察することができるかと思いますが、何らかの理由で人類の多くが破滅する終末が訪れ、生き残ったふたりの男がひとつの屋根の下でサバイバル生活を始めるものの、共にだらしのないバカで、お互いに相手にうんざりしたことから、恐ろしいモンスターが襲ってくる危険を顧みず、外の世界に出て行くことに…！！といったプロットです。

セス・ローゲンと、クリエイティヴ・パートナーで、「スーパーバッド」(2007年)や、「パイナップル・エクスプレス」(2008年)などのシナリオを執筆したエヴァン・ゴールドバーグのアイディアによる、この「ジェイ＆セス VS ジ・アポカリプス」は、言わば、エドガー・ライト監督の傑作ゾンビ・コメディ「ショーン・オブ・ザ・デッド」(2004年)にインスパイアされたもので、やはり、同映画から触発された「ゾンビランド」(2009年)がヒットしたのに加え、恋愛コメディの「シー'ズ・アウト・オブ・マイ・リーグ」(2010年)や、声優をつとめた3Dアニメ「ヒックとドラゴン」(必見公開中)の大成功などで、ジェイ・バルチェルの人気と知名度が上昇していますから、バカの終末世界珍道中を本格的に長編映画化するのは、ここらがチャンスの踏み切り時と言えそうです。
その弾みをつけるためにも、セス・ローゲンがダニエル・ラドクリフに共演をオファーした…！！というのは、充分にあり得そうな話ですが…、CIAリーダーのみなさんは、ハリー・ポッターのダニエル・ラドクリフが、セス・ローゲンや、ジェイ・バルチェルとお笑い共演する終末世界のコメディ映画をおもしろそうだ…と期待をされるでしょうか…？！






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