おっと、ネタバレで大事な映画を台なしにされるのはごめんだぜ…ッ！！と、アイアンマンも待ったをかけています…！！(以下の記事にネタバレはないので、開いても安全です)


今週の日曜日(25日)に、コミックヒーロー映画「アイアンマン2」の脚本を任された俳優のジャスティン・セローが、前作と同じく、最新作の続編でもエンド・クレジットの最後に、おまけのシークレット・エンディングが用意されていることを認め、映画の物語が終わっても、すぐに席を立たないでください…ッ！！とお伝えしました。
そのとても気になるサプライズの中身が、月曜日(26日)にロンドンではなく、ロサンゼルスのエルキャピタン・シアターで行われたワールド・プレミアでの初公開の際にか？！、盗撮され、実は現地の昨日(27日)の夜から、インターネット上で、動画や、写真が公開されていました。
それを以前の記事でお約束したように、即座にお知らせしてもよかったのかもしれませんが、先ごろ、Apple の iPhone の試作機の流出を独占スクープとして紹介した Gizmodo のエディターが、同試作機を手に入れる過程で犯罪に関わった可能性…、つまり、盗品を買った疑いを持たれ、警察の捜査を受けるハメになった…というニュースを、ご存知の方も多いかもしれません。

実はそれに似たような出来事は、過去にハリウッドの映画界でも起きていて、製作プロダクションや、映画スタジオに忍び込んだと思われる人物が、新作映画の話題作(「インディ・ジョーンズ/クリスタルスカルの王国」とか…)の写真や動画を、映画サイトや、映画ブログに買わないか…？！と交渉してきたことがあります。
さすがにそれはヤバいだろう…ッ！！ということで、そうした盗品？！を買ってまで、独占スクープをものにしようとした映画メディアはないようですが、そうした行き過ぎたスクープ合戦の例をあげ、果たして、「アイアンマン」のシークレット・エンディングを公開前に暴き立てるのはいかがなものか…？！という、インターネット報道のモラルを問う議論が、映画ジャーナリズムの世界で巻き起こっています…。
しかし、それは今に始まったことではないんです…。

話題の映画のとっておきの情報は、映画ファンならば誰でも、イチ早く知りたいでしょう…。
映画のサイトや、ブログは、そうした映画ファンの要求に応え、様々な流出ネタや、スクープ、またはデマを伝えることで成長してきました。
しかし、それらと引き換えに、当の映画を実際に映画館で観るにあたっての新鮮な驚きや、感動をいくぶんか、失ってきたことは否めません…。
欧米のインターネットの映画メディアは、少し前から曲がり角に差しかかりつつある…と、ぼくは観察しています。
それはもう流出や、ネタバレのくだらないスクープ合戦はお互いに控えていくことにして(ちゃんと取材したスクープは別の話です)、それぞれが独自に別のアングルから映画に関する思いがけないトピックや、時に深い考察、また、これまであまり注目されてこなかったようなインディーズ映画を紹介するなど、より幅広く映画を楽しむ話題を取り込むことで、映画を盛り上げていくものに生まれ変わっていこう…といった、まっとうな考え方です。
そうした映画メディアのあり方を見直す舵取りの修正によって、前作のシークレット・エンディングはスクープしていた映画メディアも、「アイアンマン2」のそれはパスして、サプライズは映画館で楽しもう…！！と訴えるなどしています。
CIA もそれに見習った方が、いいのかもしれませんが…。


パラマウント映画とマーベル・スタジオが本音として、どのように考えているのか？！はわかりませんが、とりあえず、「アイアンマン2」のシークレット・エンディングの動画は、おおむねオンラインから消えたように思います。
しかし、映画の本編が終わって、その最後にちょっとしたお楽しみがありますよ…！！といった程度の話題は、肝心の映画そのものを観る楽しみを根こそぎ奪うほどのネタバレとまでは言えず、もしかすると映画スタジオは、そうしたおまけを格好の宣伝材料として付け加えているのかもしれません…。
ならば、そんな本音を察すると、この話題を完全に無視し、ふれてあげないわけにもいかないでしょう…。
また、アイアンマンに関することなら、何でも知りたい…！！と、公開を待ちきれず、楽しみにしていた良心的なファンの方も少なくないでしょう。

よって、「アイアンマン2」のシークレット・エンディングの紹介記事は、別の隠しページにアゲるので、どうしても早く知りたい…！！という方だけ、下記のリンクをクリックしてください。


※このネタを紹介される方も、いきなりネタバレ・ページにリンクを張らず、まずはこの警告ページに誘導してください。


上 ↑ のリンクをパスした、サプライズは映画館で観るまで、とって置く…！！という方は、前述の「アイアンマン2」のワールド・プレミアの様子をレポートした動画(↓)をお楽しみください。



全米で前作の5倍以上のチケットが飛ぶように売れている過熱ぶりからして、トンデモない大噴火の爆発的ヒットになることが確実のコミックヒーロー映画「アイアンマン2」は、来週末5月7日から全米公開！！、日本の映画館でシークレット・エンディングが観られるのは、6月11日(金)からです…！！、サプライズはそれまでお待ちください…！！



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