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今年2014年初めに、エンタテインメント・ウィークリーのインタビューに応じたデヴィッド・フィンチャー監督のコメントによれば…、
“ 自分たちの子どもを溺愛する両親、慈善のチャリティに寄付をする人たち、環境に配慮して、ハイブリッド車のプリウスに乗るような人たち…と、そうした人たちの一切合切が、ともすれば、鼻持ちならず、ウザかったりする… ”
…と、けして悪い行いをしているわけではなく、むしろ、ほめられてもよさそうな人たちが、逆に反感を買ってしまうような状況が現実にはあることから、“ 好感とは、いったい何なのか、わからない… ” とのことで、ハンサムなベン・アフレック監督が演じるだけに、見た目からして、いかにもナイスガイのニックも、どうやら、周囲に好かれようと努力したのが仇となり、そうしたジレンマに陥っていくようですが、それにしても、失踪した妻を探してほしい…!!と呼びかける場の写真撮影で、笑顔を作ってみせる…というのは、やりすぎのカン違いでしょうから、こいつ、何だか、ウザい…、本当はこの野郎が自分で嫁はんを殺したんじゃないのか…?!と疑われても仕方がありません…?!







4枚組の証拠品ポスターを昨日(7月7日)、紹介して、告知しておいた、デヴィッド・フィンチャー監督の最新作「ゴーン・ガール」の新しい予告編です…!!、ベストセラー作家のギリアン・フリン著の原作ミステリ小説の邦訳本を出版する小学館文庫によれば…、
“ ニックは34歳、ニューヨークで雑誌のライターをしていたが、電子書籍の隆盛で仕事を失い、2年前に妻エイミーとともに故郷ミズーリ州の田舎町に帰ってきた。しかし、両親ともに高名な童話作家で、その人気児童文学シリーズのモデルでもあったニューヨーク育ちのエイミーにとって、この田舎町での生活は決して満足するものではなかった。
そんななか、結婚5周年の記念日にエイミーが突如謎の失踪を遂げる。家には争った形跡があり、確かなアリバイのないニックに容疑がかけられる。次々とニックに不利な事実が浮上するなか、彼はみずから妻探しを始めるが、その一方で何かを隠すかのように嘘を重ねるのだった……。
ニックの語る結婚生活と、交互に挿入されるエイミーの日記。夫婦双方の言い分からなるふたつの物語が重なるとき――。大胆な仕掛けと息苦しいほどの緻密さで描写される夫婦のリアルな愛憎劇、やがて浮かび上がる衝撃の真実とは――。 ”


…とのことで、ロザムンド・パイク(「ザ・ワールズ・エンド」2013年)が演じる妻エイミーの失踪事件を伝えるメディアを通し、世間の好奇の目に晒されたことから、思いもかけず、同情とは裏腹の “ 全米で最も嫌われている男 ” になってしまった…という映画の中での役の立場と、奇しくも、「バットマン V スーパーマン : ドーン・オブ・ジャスティス」(2016年5月6日全米公開)の “ ぼっちのダークナイト ” として、揶揄されているベン・アフレック監督の現実の状況とが似ていることから、妙な皮肉のリアリティが感じられなくもない「ゴーン・ガール」は、今秋10月3日から全米公開!!


共演者は、キム・ディケンズ(「サンキュー・フォー・スモーキング」2005年)、パトリック・フュジット(「動物園を買っちゃった」2011年)、スクート・マクネイリー(「アルゴ」2012年)、ミッシー・パイル(「ジ・アーティスト」2011年)、ケイシー・ウィルソン(「ハッピー・エンディングス」)に、モデルのエミリー・ラタコウスキーと、テレビシリーズ「ママと恋に落ちるまで」のニール・パトリック・ハリス、そして、全米№1オナニストのタイラー・ペリーです…!!


「セブン」(1995年)に、「ゾディアック」(2007年)、リメイク版「ドラゴン・タトゥーの女」(2011年)と、クライム・スリラー映画のジャンルで、これまでに優れた実績を残しているデヴィッド・フィンチャー監督の最新作「ゴーン・ガール」の新しい予告編をご覧になって、CIAリーダーのみなさんは、どのような期待の感想をお持ちになられたでしょう…?!

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Directed by David Fincher and based upon the global bestseller by Gillian Flynn – unearths the secrets at the heart of a modern marriage. On the occasion of his fifth wedding anniversary, Nick Dunne (Ben Affleck) reports that his beautiful wife, Amy (Rosamund Pike), has gone missing. Under pressure from the police and a growing media frenzy, Nick’s portrait of a blissful union begins to crumble. Soon his lies, deceits and strange behavior have everyone asking the same dark question: Did Nick Dunne kill his wife?







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