************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


アジア発のコミックを映画化するのに、キャストにアジア人を起用しないのはおかしい…!!という批判の矛先をかわす意味合いも含まれていそうですね…。





世界的に人気のカルトSFコミック&アニメだけに、成功すれば、メガヒットはまちがいない大友克洋の原作を、いったい、どのように生身の俳優を使って、実写のライブ・アクション・フィルムとして製作すればよいのか…?!、映画化の構想が迷走し、監督の降板が相次いだ末、「GOAL!2」(2007年)のジャウム・コレット=セラ監督がメガホンをとることになったハリウッド版リメイク映画の「AKIRA/アキラ」で、アキラを追うアーミーの指揮官 敷島大佐の役に、「バットマン」シリーズのゲイリー・オールドマンが着目され、製作・配給のワーナー・ブラザースから出演依頼のオファーを受けた…!!というスクープを、ちょうど1ヵ月前の10月末にお届けしました。

そのニュースの真偽については、ジョン・ル・カレの傑作スパイ小説を映画化した最新主演作「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」(12月9日北米限定公開)のプロモーションで、映画サイト COLLIDER の映画ジャーナリスト、スティーヴ・フロスティーの取材に応じたゲイリー・オールドマンが、素っ気なく “ウワサだよ…” と述べながらも、実際は出演依頼があったらしい素振りなことから、すでに失敗作?!と考えられている「AKIRA/アキラ」には関心を示すことなく、賢明にも辞退したらしい…?!ことが察せられていたのですが、そのゲイリー・オールドマンがワーナー・ブラザースから打診を受けた…!!というスクープを最初に放った Twitch のトッド・ブラウンが伝えてくれた最新の情報によれば、ゲイリー・オールドマンとの交渉が進展しなかったワーナー・ブラザースが見切りをつけ、敷島大佐の役を、ハリウッドで最も真面目な名優として尊敬を集めるケン・ワタナベに、あらためて振ることにしたそうです…!!


ケン・ワタナベもゲイリー・オールドマンと同じく、ワーナー・ブラザースの看板映画「バットマン」シリーズのキャストであり、共にクリス・ノーラン監督が絶対の信頼を置く演技派の名優ですから、そうした実績にもとづいて、ゲイリー・オールドマンに匹敵する人材として、ケン・ワタナベの名前が浮上したのかもしれませんが、主役の金田に内定しているギャレットロン・レガシー・ヘドランドをはじめ、ヒロインのケイ役を依頼されたベラ・スワンAKAクリステン・スチュワート、教祖ミヤコ役に予定されているヘレナ・ボナム=カーター、そして、鉄雄の候補にあがっているローガン・マーシャル・グリーン(「プロメテウス」2012年6月8日全米公開)や、ポール・ダノ(「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」2007年)ほか…といった各キャラクターを演じる見込みの俳優たちがみな白人であるため、冒頭のように、アジア発の漫画を映画化するのに、なぜ、アジア人の俳優を使わないのか…?!といった批判がくすぶり始めてきてただけに、日本出身ながら、準主役で出演した「インセプション」(2010年)の大ヒットで世界的にスターのケン・ワタナベを、ここは無難に起用しておこう…という次第に、ワーナー・ブラザースは目論んだのかもしれません…?!

これまで何人もの映画スターが、この企画は間違いなく、絶対に100%失敗する…!!と確信し、今や、どれだけ原作とは違うトンデモ映画に仕上がるのか…?!といった別な意味で期待?!の色メガネで見られている “第2のドラゴンボール” ?!の「AKIRA/アキラ」に、果たして、ケン・ワタナベが出演するのか、しないのか?!、今のところ、ワーナー・ブラザースからのオファーがあったばかりで、ケンさん側のリアクションはまだ何もないので、予想はつきませんが、ケン・ワタナベを敷島大佐に…と考え直したワーナー・ブラザースとジャウム・コレット=セラ監督のキャスティング・センスについて、CIAリーダーの大友ファンのみなさんはどのように思われたでしょう…?!

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