************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


日本のおもちゃメーカー タカラトミーの商品名としては “レーダー作戦ゲーム” ですが、俗に “軍艦ゲーム” などと呼ばれるボードゲームを原作??とした、歌手のリアーナがエイリアンを迎え撃つ、製作費2億ドル超のSFインベージョン映画の超大作「バトルシップ」が、バカバカしいにもほどがある…と、ジェームズ・キャメロン監督から、こっぴどくこきおろされ、ジャンル映画のファンは、すでに同映画に疑問を持っていることからして、来年2012年5月18日の全米公開で盛大に沈没する可能性を懸念すると、その前にオートボットの次なる活躍をほのめかしておくことは、経営者としては大事かもしれません…?!






そもそもはタカラトミーが発売したおもちゃから、ハリウッド映画の超大作にまで発展した巨大ロボット・バトルは、日米で今夏に封切られた「トランスフォーマー3: ダーク・オブ・ザ・ムーン」で完結のはずでしたが、けして、そうではないことを、おもちゃメーカー ハスブロのCEOで、シリーズを製作する映画プロデューサーでもあるブライアン・ゴールドナー(↑ 写真)が言及しました…!!
業界メディアの THR によれば、アメリカでは今日となる週明けの10月17日(月)の朝に行われた、ハスブロの第3四半期の収支の経営状態を、株主の投資家らに報告する電話会議の中で、CEOのブライアン・ゴールドナーがシリーズ最新作「トランスフォーマー4」の実現に向け、映画を製作するパラマウント映画と製作総指揮のスティーヴン・スピルバーグ監督、そして、マイケル・ベイ監督らと話し合いを続けている旨を明らかにし、次の四半期つまり向こう3ヵ月のうちに、何らかの公式発表がなされる可能性をほのめかした…!!とのことです!!

企業の経営者が株主に向けて、公式の場で、いい加減に嘘の情報の甘い話をするわけにもいかないでしょうから、ブライアン・ゴールドナーが述べたように、「トランスフォーマー4」の製作に向けて、企画開発のミーティングが行われているのは事実なのだろうと思いますし、前述の「トランスフォーマー3: ダーク・オブ・ザ・ムーン」が全世界で約11億1,924万ドルを売り上げ、ハスブロの業績を押し上げたことで、今四半期の実績は10%増しでした…!!と、株主をよろこばす報告を、ブライアン・ゴールドナーができたことを踏まえると、同社としては当然、映画シリーズを継続したいでしょうし、大ヒットの恩恵にあずかった投資家らも、それを望むことは言うまでもありません。
よって、「トランスフォーマー4」は、ほぼ確実に作られるものと考えて、差し支えないのかもしれませんが、シリーズの主人公を演じたシャイア・ラブーフは、トリロジーで自分の役目は終わり、さらに続編には出演しない意向を明らかにしていますし、マイケル・ベイ監督も「ダーク・オブ・ザ・ムーン」を完結編として、メガホンを置くつもりであることを、かねてから語っています。


なので、ブライアン・ゴールドナーとシリーズ最新作について話し合っているマイケル・ベイ監督は恐らく、スピルバーグ監督と一緒に製作総指揮をつとめ、監修者として携わることになるのでは…?!と思われますが、サム・ウィトウィッキーが登場しないとなると、最新作は第4弾として、単に続編ではなく、既存のキャラクターにスポットをあてるスピンオフ?!や、まったく新たな主人公が登場する仕切りなおしの新展開?!、それとも、サイバートロン星を舞台とする前日譚のプリクエール?!、あるいはアニメ・シリーズの展開を素直になぞっていく…?!など、シリーズの進め方は様々に企画開発の可能性があるため、果たして、ブライアン・ゴールドナーが示唆した次の四半期中の報告が、正式な映画の製作発表になるとは、ちょっと思えない感じもしますが、もしかすると、ストーリーの方向性を模索するために脚本家の人選を行う…といった程度のことは伝えられるのかもしれません…?!

しかしながら、冒頭のように、毒舌家のジェームズ・キャメロン監督が、具体的に登場人物や、ストーリーを持たないボードゲームを強引に映画化するのは愚の骨頂と発言したのを受けてか?!、ボードゲームの映画化は、すでに沈没映画?!の「バトル・シップ」のみで終了することにしたユニバーサル映画がキャンセルしてしまった、マックG監督を起用するウィジャボード(コックリさんに使うボードのこと)の映画化や、J・J・エイブラムス監督がプロデューサーとして関与することが取り沙汰されたミクロマンの映画化など、頓挫したと思われているプロジェクトについても、ブライアン・ゴールドナーは引き続き、ハスブロで企画開発を続け、新たに共同製作のパートナーとなる映画スタジオを見つけることで実現していくといった映画事業の構想も、電話会議の中で語ったそうですから、そうした今のところ、実現性の何とも言えない企画と同等のニュアンスで、「トランスフォーマー4」について言及したのであれば、早急な進展はほとんど期待できないことになりますね…。

いずれにしろ、これから3ヵ月の間に、ハスブロの経営者がシリーズ最新作「トランスフォーマー4」に関して、続報を伝えると明言したのですから、ひとまずは、その言葉を信じて、いったい何が飛び出すのか?!、ワクワクしながら、注意を払っておくことにしましょう…!!
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