************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


当のユニバーサル映画は関連を否定しているものの…、ジェームズ・キャメロン監督が製作総指揮をつとめ、ギレルモ・デル・トロ監督がトム・クルーズ主演で、H・P・ラヴクラフトの暗黒神話を映画化する予定だった「狂気の山脈にて」に続き、ロン・ハワード監督がスティーヴン・キングの同名代表作を完全映像化し、映画とテレビシリーズにする予定だった「ダークタワー」といった、注目のビッグ・プロジェクトをユニバーサル映画がキャンセルし、製作中止の決定を下したのは、この陳腐な映画?!に費やしてしまった約2億ドルの製作費を回収できる見込みが、すでにないからだ…と、責任の矛先を向けられている、海を舞台に「バトル・ロサンゼルス」(2011年)をリメイクした?!最新作「バトルシップ」が予告編を初公開しました…!!









自作の同名映画(2004年)をテレビシリーズ化した「フライデー・ナイト・ライツ」の成功により、ハリウッドで注目され、その後、「コラテラル」(2004年)や、「キングダム」(2007年)のほか、ウィル・スミス主演の「ハンコック」(2008年)などを発表したピーター・バーグ監督の最新作「バトル・シップ」の予告編です!!

日本では “レーダー作戦ゲーム” の名称で、タカラが発売した、いわゆる “軍艦ゲーム” を映画化した!!とされる本作は、パラマウント映画が玩具メーカーのハスブロと提携し、おもちゃを原作とした「トランスフォーマー」シリーズや、「G.I.ジョー」シリーズを展開するなどしたのに刺激されたユニバーサル映画が、それに続け!!とばかりに、同じくハスブロのおもちゃ…と言っても、よりによってボードゲームを題材にしてしまったものです。
しかし、そもそも軍艦ゲーム自体にはストーリーがないにもかかわらず、海戦の戦争映画ならまだしも、強引な飛躍でSFのエイリアン侵略モノに仕立て上げ、とどのつまりが、軍艦ゲームの映画化!!というのは体裁だけの話題作りであることから、ジェームズ・キャメロン監督が “映画全体の価値を貶める、甚だバカバカしい企画の作品…” と毒舌を吐いて否定し、作っている段階から、トンデモ映画に認定?!されてしまいました…。

果たして、この映画を早々と失敗作と断じたジェームズ・キャメロン監督に先見の明があったか、なかったか?!はもちろん、映画が公開されて、本編を観届けるまではわからないわけですが、初公開された予告編から、真っ先に誰もが思い描くのは、当のユニバーサル映画が昨2010年の秋に封切った「スカイライン」から、ソニー・ピクチャーズが今春全米公開した「バトル・ロサンゼルス」、そして、日本では今週末の7月29日(金)から登場の「トランスフォーマー3 / ダーク・オブ・ザ・ムーン」といった、去年から今年にかけてのエイリアン侵略映画のブームに出遅れてきた作品…といったイメージで、特に “軍隊VSエイリアンの戦争映画” といった設定は、まるで「バトル・ロサンゼルス2」?!などと揶揄されてしまっています…。


と、以上のように不評ばかりがささやかれ、軍艦ゲームの映画化?!だけに、文字通りの沈没が懸念される「バトルシップ」ですが、CIAリーダーのみなさんは予告編をご覧になって、どのような印象を持たれたでしょう?!

同じく2億ドル超の巨額製作費を回収できるメドが立たない「グリーン・ランタン」の二の舞を踏むかもしれない「バトルシップ」の主演に起用されたのは、「ファインディング・ニモ」(2003年)のアンドリュー・スタントン監督が実写映画に初挑戦したSF超大作「ジョン・カーター」(2012年3月9日全米公開)のジョン・カーター、すなわち、「X-Men オリジンズ: ウルヴァリン」(2009年)のガンビットことテイラー・キッチュですが…、テイラー・キッチュは前述のテレビシリーズ「フライデー・ナイト・ライツ」で人気が出た人ですから、ピーター・バーグ監督がテイラー・キッチュをウルトラ超大作の主役にしたのは、早い話が縁故採用ですね…。
そのコネで主役になったテイラー・キッチュ扮する、はみ出し者の軍人アレックスの恋人サムは、アダム・サンドラーとジェニファー・アニストンが共演したコメディ映画「ジャスト・ゴー・ウィズ・イット」(2011年)に出演したモデルのブルックリン・デッカー。ブルックリン・デッカーの父ちゃんにして、テイラー・キッチュのアレックスを煙たく思っている上司の艦長という、あぁ、最初はダメな若者で、娘にはふさわしくない…と嫌っていたのが、エイリアンとの戦闘で勇気を示し、手柄を立て、一人前の軍人のヒーローになる姿を見て、やっぱり、娘のボーイフレンドにふさわしい…などと最後は見直すことになるんだろうな…といったベタな展開に打ってつけの役どころは名優リーアム・ニーソン。
そして、これまた都合よく?!、テイラー・キッチュの兄で、同じ戦艦に乗り込んでいる軍人のストーンは、ヴァンパイア・ドラマのテレビシリーズ「トゥルーブラッド」で人気のアレクサンダー・スカルスガルド。アレクサンダー・スカルスガルドの兄ちゃんが死んで、テイラー・キッチュがリベンジのため、兄の遺志を継ぎ、立派な軍人に生まれ変わる!!みたいな、ベタな展開でなければよいのですが…。さらに本作には、男映画のド迫力アクション映画で、軍人を演じるには、まさにピッタリの歌手のリアーナ?!(↓)という、映画を観る気が失せるドン引きのキャスティングにブーイングが寄せられています!!


ギレルモ・デル・トロ監督の「狂気の山脈にて」や、スティーヴン・キング原作の「ダークタワー」よりも、ずっと価値があるらしい「バトルシップ」は、来年2012年5月18日から全米公開!!、ユニバーサル映画の重役のクビが飛ぶ結果と相成ってしまうんでしょうか…?!

Peter Berg (Hancock) produces and directs Battleship, an epic action-adventure that unfolds across the seas, in the skies and over land as our planet fights for survival against a superior force. Based on Hasbro’s classic naval combat game, Battleship stars Taylor Kitsch as Lt. Alex Hopper, a Naval officer assigned to the USS John Paul Jones; Brooklyn Decker as Sam Shane, a physical therapist and Hopper’s fiancée; Alexander Skarsgard as Hopper’s older brother, Stone, Commanding Officer of the USS Sampson; Rihanna as Petty Officer Raikes, Hopper’s crewmate and a weapons specialist on the USS John Paul Jones; and international superstar Liam Neeson as Hopper and Stone’s superior (and Sam’s father), Admiral Shane.

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