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これぐらい許されるのでは…?!と軽く考える方もいらっしゃるかもしれませんが、ジャネット・ジャクソンが2004年にスーパーボウルのハーフタイム・イベントで露出してしまった際の騒動を思い出してもらえば、それ以来、さらにモラルは厳しくなっているのに、似たようなことをソニー・ピクチャーズは映画のポスターで意図的にやっているのですから、どれだけ常識から逸脱しているのかは、自ずと察してもらえると思います…。






先週末の金曜日(6月3日)に紹介した、デヴィッド・フィンチャー監督のリメイク版「ミレニアム」の第1章「ドラゴン・タトゥーの女」のUS版ポスターで…、SONYの持つ個人情報だって、カンタンに盗み出せるに違いない凄腕ハッカーの調査員リスベット・サランデルに扮したルーニー・マーラの胸の部分を隠していた映画公開日の日付けを、ご覧のようにずらし、モロに露出させた、言わば、無修正版とも言えるバージョンを、ソニー・ピクチャーズがリリースしました…。

きっとSONYグループでは、オフィスに女性のヌード・ポスターを貼ることが許されているのでしょうが、現在の大変に厳しくなってきているネット上のモラルにもとづけば、CIAのように子ども向けのアニメ映画も紹介しているような対象年齢の広いサイトでは、容易に万人の目にふれる状態で、ポスターをそのまま表示することができません。
なので、ひとまず、モザイクをかけさせてもらいました。モザイクをかける前のオリジナルの状態をご覧になりたい成人の方のみが、上 ↑ のポスターをクリックして、ギャラリーにジャンプし、ルーニー・マーラの裸を眺めてください。


先に公開された、さり気なく胸を隠したバージョンですら、セクシャル・ハラスメントにあたる…と批判されているのに、追い討ちをかけるようにして、無修正版を公開したソニー・ピクチャーズのやり口は、こうなってくると予告編流失の狂言?!から始めて、明らかに段階を踏み、映画のスキャンダラス性の話題を高めよう…と、あらかじめ全体を計画していたかのようにも思えます。
しかしながら、「ドラゴン・タトゥーの女」は、ひたすら赤裸々を売りにしたポルノ映画なんでしょうか…?!、また、リスベット・サランデルは、自分の裸を、ただ人目を惹きつけるための広告に使われることに納得するような女性だったでしょうか…?!、ニールス・アルデン・オプレウ監督と、ノオミ・ラパスのオリジナル映画を観て、それをデヴィッド・フィンチャー監督がどうリメイクするのか?!、期待していた映画ファンの方の中には、ソニー・ピクチャーズの見当違いな宣伝だけで、すでにもう、ガッカリしてしまった人もいるかもしれません…。

とは言え、ルーニー・マーラの裸の写真をポスターにしたいと、最初に考えたのは、デヴィッド・フィンチャー監督だったわけですが…、でも、当の監督ご本人は、常識に照らし合わせて無理だと諦めていました。
デヴィッド・フィンチャー監督のイマジネーションを尊重するのはよいことだとは思いますが…、それはあくまでも映画の中身だけで、よかったのでは…?!

デヴィッド・フィンチャー監督が初めてポルノ映画に挑んだ?!「ドラゴン・タトゥーの女」は、年末12月21日から全米公開です。


The Girl with the Dragon Tattoo is the first film in Columbia Pictures’ three-picture adaptation of Stieg Larsson’s literary blockbuster The Millennium Trilogy. Directed by David Fincher and starring Daniel Craig and Rooney Mara, the film is based on the first novel in the trilogy, which altogether have sold 50 million copies in 46 countries and become a worldwide phenomenon. The screenplay is by Steven Zaillian.




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