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ほらね、かなり信頼が厚いでしょ ?!



結局は、先週の木曜日(2月10日)に“シリーズ最新作「アイアンマン3」の監督にシェーン・ブラックが浮上!!”という可能性の見込みを伝えたニュースの内容が、そのまま固まって、決定となってしまっただけの続報ですが、その各映画メディアが伝えた、「アイアンマン」シリーズの後任監督にシェーン・ブラック起用の知らせは、各方面で概ね朗報として受け止められ、それをもって、ファンの承認も得られたのではないか…ということで、マーベル・スタジオは他に候補者をあたる労を割くのではなく、主演のアイアンマンAKAロバート・ダウニー・Jrとの関係が極めて良好なシェーン・ブラック監督にお願いすることに決めてしまったようです。
シェーン・ブラック監督については、先月1月半ばにお伝えした、ハリウッド版実写映画「デスノート」の監督に起用されたニュースの際にも、プロフィールを紹介しましたが、カンタンにおさらいしておくと、そもそもはメル・ギブソンが主演した有名な刑事アクション映画「リーサル・ウェポン」の脚本を執筆して成功した人で、同シリーズが大ヒットをしていた80年代末から90年代においては、ハリウッドで最もギャラの高い脚本家として、その分野で映画界の頂点に君臨していました。しかし、その後、「ラスト・ボーイスカウト」(1991年)、「ラスト・アクション・ヒーロー」(1993年)の失敗を経て、「ロング・キス・グッドナイト」(1996年)の沈没が、言わばトドメとなり、第一線から消えてしまった人なのですが、自分と同じように転落した元映画スターのロバート・ダウニー・Jrとコンビを組んだ「キスキス,バンバン」(2005年)で、映画監督としての復帰を果たし、同映画の内容が認められたことで、落ち目の両者ともども、あらためて才能を再評価され、今日にいたることになりました。


よって、ロバート・ダウニー・Jrとしては、自分の魅力を開花させてくれた恩人でもあり、まさに信頼のおける相手ですから、「アイアンマン」シリーズにシェーン・ブラックが参加してくれたことは、不出来と言われた第2弾「アイアンマン2という題名の『アベジャーズ』の長すぎる予告編」(2010年)の失敗を挽回するのに、大いに期待を持てることになったかもしれません。
なお、このシェーン・ブラックが「アイアンマン3」の監督就任に向けて、最終の調整段階に入った…と伝えた業界メディア Deadline によれば、名脚本家であるシェーン・ブラックが「アイアンマン3」のシナリオを執筆して、自らのストーリーを映画化することになるのか?!などの詳細は今のところ不明で、同監督がすでに抱えている前述のワーナー・ブラザース製作「デスノート」や、ソニー・ピクチャーズでプロジェクトを進めている「ドック・サヴェッジ」(1930年代の冒険小説のヒーローを復活させるリメイク映画)とのスケジュールの兼ね合いも判然としていません。
しかし、「アイアンマン3」は2013年5月3日全米公開で決定していますから、撮影開始までに1年ぐらいの余裕があるはずなので、どちらかの映画を作ることができるのではないでしょうか?!、「ドック・サヴェッジ」が優先された場合、ハリウッド版実写映画の「デスノート」が観られるのは2014年頃?!といった、かなり先になってしまいますね…!!




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