ヒュー・ジャックマンが主演したホラー・アクション映画の「ヴァン・ヘルシング」(2004年)を、トム・クルーズがプロデューサーをつとめて趣向を変え、自らモンスター・ハンターに扮し、主演する予定のプロジェクトを辞退して、ジェームズ・キャメロン監督とのドリームチームで、悲願のH・P・ラヴクラフト原作「狂気の山脈にて」を3D映画化することにしたギレルモ・デル・トロ監督が、そのように落ち目のダンナにはそっぽを向いておきながら、トムの嫁さんのケイティ・ホームズを主演に起用して、プロデュースを手がけたリメイク・ホラー映画の最新作「ドント・ビー・アフレイド・オブ・ザ・ダーク」が予告編を初公開しました…！！
本作で映画監督デビューを飾るコミック作家のトロイ・ニクシーが描いたサンディエゴ・コミック・コン限定ポスターを、先月7月末に紹介した、この「ドント・ビー・アフレイド・オブ・ザ・ダーク」は、1973年にABCで放送された同名のテレビ用ホラー映画(邦題「地下室の魔物/ガーゴイルズ」)を現代的にリメイクしたもので、物語としては、内向的で、ひきこもり気味の孤独な少女サリーが、父親の作家アレックスと、その新しい恋人であるキムとの3人で、ロードアイランドにある19世紀に建てられたヴィクトリア調の邸宅で新生活を始めることになりますが、その古い新居のリフォームに伴って、秘密の地下室を見つけたサリーが、けして解いてはいけない封印を破ってしまったことから…ッ！！
とのことで、封印の向こうから、何が飛び出してくるか？！は、予告編の最後でビックリし、もう、とっくに知っていただけたことと思います…！！
主人公の少女サリーを演じているのは、ジム・シェリダン監督の「ブラザーズ」(2009年)で、ジェイク・ジレンホールも、トビー・マグワイアも、ナタリー・ポートマンもみんな食ってしまった…！！と、その自然な演技が大絶賛された子役のベイリー・マディソンちゃん！！、パパのアレックスは、「ザ・ロード」(2009年)のガイ・ピアース。その恋人のキムが、ギレルモ・デル・トロ監督にダンナはふられてしまったケイティ・ホームズです。

この映画を製作したディズニー傘下のミラマックスは、先ごろ、投資会社のコロニー・キャピタルに売却されてしまいましたが、DEADLINE のマイクによれば、本作は引き続き、ディズニーに帰属し、予定通りに来年2011年1月21日から全米公開とのこと…！！
ギレルモ・デル・トロ監督らしい、観客を楽しませようと工夫を凝らした、よく出来た予告編だったと思うのですが、CIAリーダーのみなさんは、どのような感想をお持ちになられたでしょう…？！


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