************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


来月9月9日から19日にかけて開催されるカナダ・トロント国際映画祭でプレミア上映される、実話をもとに、アクションを盛り込んだ社会派ドラマの映画です…!!






1990年に反アパルトヘイトのネルソン・マンデラ氏が釈放され、1991年に、時の南アフリカ大統領のデクラーク氏が、その忌まわしき人種隔離政策の撤廃を宣言し、その後、マンデラ大統領が誕生して、南アフリカに真の夜明けが訪れることになった1994年までの間に起こった、当時の南アフリカ国内の混乱の様子を記録して、俗に“バン・バン・クラブ”と呼ばれた、4人の無鉄砲なフォト・ジャーナリストたちの活躍と悲劇を、当のバン・バン・クラブのメンバーだったグレッグ・マリノヴィッチとジョアン・シルバが過去を振り返って綴ったノンフィクションの著書「ザ・バン・バン・クラブ:スナップショッツ・フロム・ア・ヒドゥン・ウォー」を映画化した最新作の営業プロモーション用の予告編です…!!

この「バン・バン・クラブ」で、実在の写真家4人を演じているのは、やはり、実話を映画化したスパイ・スリラー映画の傑作「アメリカを売った男」(2007年)のライアン・フィリップ、X-MENのミュータント、ガンビットことテイラー・キッチュ、そして、「マンデラの名もなき看守」(2007年)に小さな役で出演していたニールス・ヴァン・ジャースヴェルドに、フランク・ローテンバックという地元南アフリカの無名の俳優さん。で、「ウォッチメン」(2009年)の戦うヒロイン、シルクスペクターAKAマリン・アッカーマンが、映画に華を添えてくれていますね。


監督は、これまで主にドキュメンタリーの作品を発表して、国際エミー賞を受賞するなどしている、南アフリカのスティーヴン・シルバーという人です。
映画の出来栄えがどの程度のものか?!は、9月9日にトロント国際映画祭の観客がどういった反応を示すか?!、その手応えが伝えられるまでわかりませんが、先にカンヌ国際映画祭のマーケット・プログラムにおいて、配給会社のバイヤー向けに行われた上映では、まずまずの好評価だったようです。
題材的にはおもしろそうな内容なので、ちょっとメモって、覚えておきましょう!!


なお、同じくバン・バン・クラブをテーマにしたドキュメンタリー「ケヴィン・カーターの死:バン・バン・クラブの犠牲者(The Life of Kevin Carter: Casualty of the Bang Bang Club)」が、2006年に行われ、ポール・ハギス監督の「クラッシュ」が最優秀作品賞に選ばれた第78回アカデミー賞で、短編ドキュメンタリー映画部門にノミネートされています。



【注意】本文の二重使用・無断転載厳禁。引用は当ブログ名を明記し、リンクをお願いします。特に某映画サイトのライターは文章を丸々コピーしないこと!!


Search in CIA