イギリスの映画メディア、エンパイアのインタビューに応じたシルベスター・スタローンが、一度は宣言したランボー引退を撤回し、シリーズをさらに続けることにした最新作「ランボー5/ザ・サベージ・ハント」の製作を中止して、今度こそ、本当にランボーを引退させる決意を語りました…！！、シルベスター・スタローン本人の言葉によれば…、

“ランボーはもう充分、戦ったと思う。これ以上はいらないと思うんだ。俺はランボーの新作を作らないことを、99％、確信してるよ…。”

…とのことで、昨2009年9月に発表した「ランボー」シリーズの大胆なSFホラー・アクションへのジャンル転向を、違和感があるという世間の空気を読んで取り止め、従来路線のようなメキシコを舞台とした人身売買の誘拐をテーマとする人質奪還の救出作戦のストーリーに変更して進めてきた「ランボー5」のプロジェクトを、スタローンはすべて白紙に戻して、シリーズを終了することにしたそうです…。
しかし、孤独に戦ってきたヒーローに安らかな余生を過ごさせる代わりとして、スタローンは…、

“すでに「エクスペンダブルズ」の続編に着手したんだ…！！”

…だそうで、今後はひとりではなく、チームで戦いに挑むことにしたようです…！！、と、つまり、「エクスペンダブルズ」の企画が好評で、ヒットしそうなことから、スタローンとしては、もう昔のシリーズに頼る必要がなくなった…！！ということなんでしょうか…？！
スタローン・ファンの方は、スタローンのワンマンショーの「ランボー」の新作をマジで観たかった…ッ！！と思うので残念ですが、仕方がありません…。特攻チーム「エクスペンダブルズ」に期待を…したいところですが、


そのアクション・オールスター映画「エクスペンダブルズ」に、昨年2月に出演が決定！！とお伝えしたダニー・トレホは、いったい、どこに出ているんだ…？！と疑問に思っていたCIAリーダーの方も多いと思います。
この件について、 AV Club のインタビューに応じたマチェーテ本人のコメントによれば…、

“スタローンは、俺はダシに使って、金を集めやがったんだ…！！”

…とのことで、シルベスター・スタローンは、ハナからダニー・トレホを出演させる気などなかったのにも関わらず、ダニー・トレホ＝マチェーテの出演が決定した…！！と宣伝することで、暗に「エクスペンダブルズ」がラテン系の観客層を動員できることを訴え、製作費集めのセールスポイントにすると同時に、作品の価値を高めて、配給権の値段などを吊り上げたクソ野郎だ…ッ！！といったことを、ダニー・トレホは説明し、“あいつらは筋肉増強剤で、アタマがイカレている…！！”と語っています…。


スタローンのファンの方としては、何とも聞き捨てならないダニー・トレホの告発ですが、本人が「エクスペンダブルズ」に出演の話など、実際はなかった…と言うのであれば、そうなのかもしれません。
しかし、特攻チーム「エクスペンダブルズ」の8月13日全米公開に続けて、サマーシーズンのトリを飾る作品として、「グラインドハウス」(2007年)のフェイク予告編を長編映画化した主演作「マチェーテ」の全米公開が9月3日に決定しているダニー・トレホも宣伝のため、世間に注目される話題作りが必要なわけで…。

まぁ、このスタローンVSダニー・トレホの確執は、どっちの映画がより支持されるか？！、興行対決でケリをつけてもらいましょう…！！
ところで、ランボーはそもそも、第1作めのラストシーンで死んでしまったのを生き返らせて、シリーズ化した…というのをご存知ない方は、下記の関連記事から、ランボーが死んでしまう本来のフィナーレを、この「ランボー」シリーズ完全終了…ではなくて、99％だから、ひょっとして？？、もしかすると？？、また復活するかもしれないけれど、とりあえず終結宣言？！の機会に観ておいてください。

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