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ランボー-リバイバル

日本では今月24日に最新作「ランボー 最後の戦場」が公開になるシリーズの原点、1982年の「ランボー」(First Blood)が、全米各地の400館以上の映画館で、5月15日に一夜限りのリバイバル上映が行なわれることになり、新たにデジタル・リマスターで復刻したバージョンでは、ラストでシルベスター・スタローンのランボーが死んで終わる驚きのエンディングが話題になっています。


ランボーが死んじゃう?!と聞けば、ビックリな感じですが、原作「一人だけの軍隊」では、ベトナムでの戦争体験で生きることに絶望したランボーが、結末で自ら死を選んだような描写で終わっていたはずなので、それが本来あるべき終わり方だったかもしれません。
野蛮なアクション映画シリーズと思われがちの「ランボー」シリーズですが、そもそも第1作「ランボー」は、ランボーの苦悩を通し、戦争と国家という大きなものに翻弄される個人のやり場のない怒りを描いた佳作であり、もし死んで終わっていれば、アメリカ映画の歴史に、今とは別な意味で残れた名作になっていたでしょう。
しかし、映画のランボーは生き残ってしまい、シリーズ化され、PTSDはどこへやら?というようなヒーローに変貌し、原作者のデヴィッド・マレルも調子に乗って、続編を書いたことで、原作のファンを裏切ってしまったわけですね。
恐らく、この復刻版リバイバル上映というのは、追って、DVDをリリースするための前宣伝ではないか?と思うのですが、もし、DVDが出れば、ぜひあらためて観てみたいものです。とは言え、ランボーの死ぬ場面はとっくに公開されており、今さら珍しくはないのですが…。ま、ともかく、ランボーの死に様を未見の方は、続きを読むをクリックで、ランボーの最期を見届けてやってください!!、ちなみにスタローンはすでに「ランボー5」の名義で、スタジオを予約しています。「ロッキー・ザ・ファイナル」(2006年)のように、ランボーにも安住の場を与えて、シリーズを終えたいようです。なので、「さらば、ランボー!」とはまだ言えません?!






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