************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


ダコタ姉ちゃんだけに、はちみつ色の素敵なリリーという名前があるのに、クローン実験の5番めの被検体であるらしいことから、単に数字の “ ファイブ ” と呼ばれてしまう “ モノ ” を、クライヴ・オーウェンの運び屋 “ ザ・ドライバー ” が、BMW “ 5 ” シリーズの愛車で運ぶことになる約13分間の暴走のカー・アクションをお楽しみください…!!







BMW のハンドルを握るクライヴ・オーウェンのプロの運び屋が主人公という設定のお約束だけ守ってもらって、あとは気鋭の監督の作家性と創造力にまかせて、それぞれが作りたい映画を好きに自由に作ってもらおう…!!という自動車メーカーの BMW …ではなくて、映画製作プロダクションの BMW フィルムズが立ち上げた「ザ・ドライバー」シリーズは…、


2001年から翌2002年にかけて、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督(「ザ・レブナント」2015年)、アン・リー監督(「ライフ・オブ・パイ」2012年)、ガイ・リッチー監督(「ザ・マン・フロム・アンクル」2015年)、故ジョン・フランケンハイマー監督(「ブラック・サンデー」1977年)、ウォン・カーウァイ監督(「恋する惑星」1994年)、ジョン・ウー監督(「ミッション : インポッシブル Ⅱ」2000年)、ジョー・カーナハン監督(「ザ・グレイ」2011年)、故トニー・スコット監督(「トップガン」1986年)という錚々たる名監督を起用して、計8本の作品が作られましたが、9番めの名監督として…、


「ディストリクト 9」(2009年)、「エリュシオン」(2013年)、「チャッピー」(2015年)に続く、話題の「新・エイリアン」の製作が保留されていることで、ファンがやきもきしているニール・ブロムカンプ監督(↑)を起用して完成した最新作「ジ・エスケープ」の約13分間の全編を披露してくれました…!!

約14年ぶりに BMW のハンドルを握ることにしたクライヴ・オーウェンの “ ザ・ドライバー ” が引き受けた “ 荷物 ” は…、


ヴェラ・ファミーガ(「ザ・カンジュアリング」シリーズ)の遺伝子学者、ノーラ・フィリップス博士を使って、あろうことか、人間のクローンを作る…という違法な実験を繰り返していたモルジェン社に対し、FBI が突入の強制捜査におよんだことから、警備責任者のホルト=ジョン・バーンサル、つまり、Netflix のザ・パニッシャーが強引に社外に連れ出して、その姿を隠そうとするダコタ姉ちゃんのクローンの美少女 “ ファイブ ” こと、リリーだった…!!


…といった次第で、クライヴ・オーウェンの運び屋は、FBI や、警察の追跡をまいて、逃げ切るために雇われたわけですが、しかし、展開はドンデン返しをみせて、実は “ ザ・ドライバー ” が引き受けたのは、モルジェン社の依頼ではなくて、“ 別の仕事 ” だったらしいオチに加えて、モルジェン社の違法な実験が明るみに出たのは善良な者がリークしたのでは…?!と察することができる結末となっています…!!


生まれてから、一度も外の世界に出たことがなく、知識はすべてテレビや、百科事典の類いから学んだらしいダコタ姉ちゃんのリリーが、自分の感情を言い表すのに、辞書の記述を引用した変な話し方をする…というのも、SFファンの方には、ちょっとワクワクするようなキャラクター設定のように思われますし、クライヴ・オーウェン VS.ザ・パニッシャーの対決の迫力と、しんみりとして、余韻を残す幕切れのコントラストもお見事ですから、あらためて、ニール・ブロムカンプ監督の「新・エイリアン」の製作を急いでくれ…!!と、20世紀FOX にクレームを言いたくなってしまった方もいらっしゃるのでは…?!


BMW はもう、ここまでやれば、劇場用の長編映画の製作に乗り出してもよいのでは…?!とも期待したくなってしまいますが、CIA リーダーのみなさんは、クライヴ・オーウェンの “ ザ・ドライバー ” が復活した「ジ・エスケープ」をご覧になって、どのような感想をお持ちになられたでしょう…?!




After the controversial disappearance of their Chief Medical Officer, a shadowy bio genetics company is under siege by the FBI for secretly cloning humans. Amidst the chaos, Molgen’s head mercenary Holt (Jon Bernthal) is sneaking out the last living clone, a young woman named Lily (Dakota Fanning) to a mysterious buyer. Holt has hired The Driver (Clive Owen), accompanied by a heavily armed squadron of fellow Molgen mercenaries, to evade the authorities and deliver Lily and himself to the buyer. The journey takes an unexpected turn and Holt is forced to take matters into his own hands, as the driver once again demonstrates his mettle and extraordinary driving skills.





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