本当なら、2010年の夏に始めるはずだった「マッドマックス : フューリーロード」の撮影が、不運な自然災害の影響を受け、くり返し延期になってしまったことで、時間ができた…どころか、そもそもはメル・ギブソン主演の「マッドマックス 4」のクランクインが、2001年に例の同時多発テロのおかげで、キャンセルになって以降から、マッドマックス伝説の構想を温め続けていたジョージ・ミラー監督は、すでに「マッドマックス: フリオーサ」と「マッドマックス: ザ・ウェイストランド」の脚本を執筆していますから、そのとっくにシナリオは準備済みを踏まえると、年内の撮影開始は、けして、まったく無理ではありません…！！





「マッドマックス : フューリーロード」 （2015年）のVFX なしの撮影したまんまでも、クールな生映像 ! !



しかしながら、前述のように度々のトラブルに見舞われた「マッドマックス : フューリーロード」を完成にこぎつけることに疲労困憊してしまったジョージ・ミラー監督は、言わば息抜きとして？！、VFX 不用の小品を手がけて気分転換をしてから、また、あらためて、「マッドマックス」の新作に取り組みたい…という風に、昨2015年秋に、BBC や、Digital Spy の取材に応じて語っていたのですが、やっぱり、その考えを変えて、「マッドマックス」にのみ集中することにしたんでしょうか？！、同監督の地元オーストラリアの新聞のニュース・メディア ヘラルド・サンが、「フューリーロード」の前日譚となる「マッドマックス」の新作映画のクランクインについて報じました…！！

同ニュース・メディアによれば、今年2016年末に撮影開始が予定されている「フューリーロード」のプリクエールは、シャーリーズ・セロンが演じた片腕の女戦士のインペラトル・フリオーサのキャラクターの背景に焦点をあてる物語だそうですから、冒頭でふれた「マッドマックス: フリオーサ」の方が、まず作られるのかな？！と憶測できそうですが、すでに現地ニュー・サウス・ウェールズ州のブロークンヒル・スタジオで、クランクインに向けて、準備の作業が進められているそうです…！！

「マッドマックス: フリオーサ」？！の製作拠点になるらしいニュー・サウス・ウェールズ州ブロークンヒルは、そもそもは「フューリーロード」の撮影を行うはずだったのが、記録的豪雨に見舞われた後、想定外の自然緑化で、花が咲き乱れてしまったため、とてもじゃないが、「マッドマックス」の背景としては絵にならない…！！といった事情から、アフリカのナミビアにまで、ロケ地を移すハメになった因縁の地ですから、ジョージ・ミラー監督が「フリオーサ」は、ブロークンヒルで撮影するというのは、本来の同監督のイメージ通りだけに、まったく納得ができることになります…！！

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また、「フューリーロード」の撮影現場が混乱を極めたことで、お互いの人間関係に一旦は亀裂を生じてしまった主演のトム・ハーディとシャーリーズ・セロン、そして、ジョージ・ミラー監督の三者は、結果的に完成した映画が、主にヨーロッパでは、アクション映画の娯楽作の枠を大きく超えて、現代アートの芸術として、極めて高い評価をされたほか、本国の北米でもオスカー像が計6つも与えられるなどしたことで和解し、続編を望むように心変わりをしましたから、製作のワーナー・ブラザースが、その今春のオスカー後のムードのよいタイミングを逃さず？！、水面下で一気に話をまとめて、年内のクランクインに到った可能性もあり得るのかもしれません…？！、しかし…、


それにしても、あまりにも突然に飛び込んできた「マッドマックス:フリオーサ」？！の年内クランクイン！！のニュースですし、前述のように当のジョージ・ミラー監督本人は、「マッドマックス」以外の小品を作ると言ってたわけですから、ひとまず、ヘラルド・サンの報道は、あくまでも可能性として受けとめて、すぐに鵜呑みにはせず、追って、ワーナー・ブラザースから製作発表の公式のニュースが伝えられるのを待ってから、よろこばれたほうが無難かもしれません。なお、トム・ハーディとシャーリーズ・セロンのスケジュールとしては、現時点では、年末ごろからの「マッドマックス」の撮影に突入は可能だと思われます…！！





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