先月5月のはじめに初公開された第1弾の予告編では、地球の人口を半分にしないと、いずれ人類は滅ぶことになる…！！という考えを持っているらしい者が、バイオテロの大量虐殺を計画している…！！という核心のプロットがほのめかされただけで、具体的なストーリーの展開は、あまり紹介されていませんでしたから、それを第2弾の新しい予告編で披露するというのは理解できますが、それにしても、これはちょっとやりすぎでは…？！と、実際の映画を観る前に、謎解きのワクワクや、サスペンスのハラハラを台なしにされた…とお感じになる方もいらっしゃるかもしれないので、「ダ・ヴィンチ・コード」シリーズの新作を楽しみにしているんですよ…！！というファンの方は、以下の予告編をご覧にならないほうがよいかもしれません…！！







ダース・ベイダーの復活を昨日（6月23日）、お伝えした「ローグ・ワン : ア・スター・ウォーズ・ストーリー」（12月16日全米公開）のワイルドな戦うヒロイン、ジン・アソとして注目のフェリシティ・ジョーンズをパートナーに迎えたトム・ハンクスが、宗教象徴学のロバート・ラングドン教授の役をあらためて演じた「インフェルノ」の新しい予告編です…！！、ダン・ブラウン著の小説シリーズの4冊めとなる原作を邦訳出版する角川書店によれば…、

“ フィレンツェの病院で目覚めたラングドン教授は、ここ数日の記憶がないことに動揺していた。そこに何者かが襲いかかる。医師シエナと逃げ出したラングドンは、ダンテ『神曲』〈地獄篇〉に手がかりがあると気付くが。 ”

“ 医師シエナとともに、ヴェッキオ宮殿に向かったラングドンは、監視カメラにダンテのデスマスクを盗み出す自分の姿を見出し、驚愕する。マスクの所有者で大富豪のゾブリストは、壮大な野望の持ち主だった。 ”

“ 大富豪・ゾブリストは、人口爆発で人類が滅亡するという説を唱えていた。彼の取り組む遺伝子研究を危険視する WHO、得体の知れぬ男達に追われるラングドン教授。舞台はイスタンブールへと移り、クライマックスへ！ ”

…と、この映画化では、「ウォークラフト」が全米公開中のベン・フォスターが演じている大富豪のゾブリストが、あたかもバイオテロの犯人であるかのように紹介されているストーリーで、実際のところ、トム・ハンクスのラングドン教授を謀略に陥れた真犯人は誰なのか…？！、そういった登場人物の役どころについてこそ、上 ↑ の新しい予告編はふれていないものの、主人公のラングドン教授がどのようにして事件に巻き込まれて、危機に直面し、そこから脱出するのか…？！、物語の展開を矢継ぎ早にまとめすぎたことで、ピンチに陥っても、アッという間に、それを切り抜けてしまう…！！といった印象となり、まるでトム・ハンクスとフェリシティ・ジョーンズとが、テレビのバラエティ番組で、自分たちの映画を大真面目にセルフ・パロディしたジョークのコント・ビデオのように観えなくもないかも…？！


10年前の2006年に大ヒットした「ダ・ヴィンチ・コード」と、続編の「天使と悪魔」（2009年）に引き続き、ロン・ハワード監督がメガホンをとった「インフェルノ」は、今秋10月28日から全米公開！！、共演者は、「ジュラシック・ワールド」（2015年）のオマール・シーと、「ジュラシック・ワールド」（2015年）のイルファーン・カーンです…！！、先進国では少子化が社会問題になっているものの、それに反して、全世界的な規模では人口は増え続けると予測されている…といった物語の背景の危機がよく伝わってこないのも今ひとつかもしれませんね…。

Academy Award® winner Ron Howard returns to direct the latest bestseller in Dan Brown’s (Da Vinci Code) billion-dollar Robert Langdon series, Inferno, which finds the famous symbologist (again played by Tom Hanks) on a trail of clues tied to the great Dante himself. When Langdon wakes up in an Italian hospital with amnesia, he teams up with Sienna Brooks (Felicity Jones), a doctor he hopes will help him recover his memories. Together, they race across Europe and against the clock to foil a deadly global plot.







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