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最も最近では、ルーニー・マーラとケイト・ブランシェットが共演し、高評価された「キャロル」(2015年)や、ヴィゴ・モーテンセンとキルスティン・ダンスト、オスカー・アイザックが共演した「ザ・トゥー・フェイセズ・オブ・ジャニュアリー」(2014年)などの原作者として、映画ファンに知られているのかもしれませんが、古くはサスペンスの神さまのアルフレッド・ヒッチコック監督の代表作「見知らぬ乗客」(1951年)や、アラン・ドロン主演の映画史に残る傑作「太陽がいっぱい」(1960年)などの原作者でもあるパトリシア・ハイスミスの小説を映画化した最新作です…!!







今春4月13日から24日にかけて開催された第15回トライベッカ映画祭でのプレミア上映で、まずまずの好評価をされたアンディー・ゴダード監督の最新作「ア・カインド・オブ・マーダー」の予告編を、イスラエルの映画配給会社のユナイテッド・キング・フィルムズが披露してくれていたので、チェックしておいてください…!!、怖すぎる実話ホラー映画シリーズの第2弾「ザ・カンジュアリング 2: ジ・エンフィールド・ポルターガイスト」が全米で大ヒット中のパトリック・ウィルソンが主演をつとめたスリラー映画の原作「妻を殺したかった男」の邦訳小説を出版する河出書房新社の紹介によれば…、

“ 結婚4年めの弁護士ウォルターと妻クララの間にはすでにすきま風が吹きはじめていた。ある夜、クララはパーティーの席で夫と会話をかわしていた女性との仲をかんぐり、夫婦喧嘩の末、自殺未遂の騒動をおこしてしまう。神経質な妻の性格に嫌気がさして、ウォルターは、ある新聞記事を思い出す。妻殺しの完全犯罪をおこなったとおぼしい男の記事を…。 ”

…とのことで、日本語にすれば “ ドジなバカタレ ” といった意味にもなる “ ザ・ブランダラー(The Blunderer) ” のタイトルで、1954年にパトリシア・ハイスミスが発表した原作小説は、ごく当たり前に出版当時の50年代を舞台にしていましたが、映画化にあたっては、時代が60年代の初めに置きかえられ、やや近代化されたほか、パトリック・ウィルソンが演じる主人公の職業も弁護士から建築家に改められ、さらに趣味で犯罪小説を執筆しているアマチュアの作家という側面を加えることによって、過去に起きた妻殺しと推測される事件に興味を持ち、その完全犯罪を行った真犯人の夫を訪ねても、大きな無理がないように工夫されたようです。


物語のテーマとしては、予告編の中のセリフでもズバリと語られているように、誰かを殺したい…と心に想い描いて願うのと、現実に手を下してしまうことの間には、どのような違いがあるのか…?!という境界線に着目し、もちろん、法律上の犯罪の行為としては、ただ想うだけなら、警察に捕まるようなことはないわけですが、でも、その心の罪の深さは同じではないのか…?!といった指摘が、言わば妻側の立場のパトリシア・ハイスミスから持ち出され、そのように自分の配偶者を殺したい…などと想うこと自体が、ひどい裏切りの背徳だ…!!と訴えたような作品として評されていますが、まぁ、そもそも浮気はよくないですね…!!


さて、パトリック・ウィルソンの主人公ウォルターは、どのように “ ドジなバカタレ ” なのか…?!、気の毒な妻役のクララは、リメイク版「トータル・リコール」(2012年)などのジェシカ・ビール、ウォルターが深みにハマってしまう魅惑的な若い女性のエリーは、黒澤アクション復活!!のリメイク版「荒野の七人」が、9月23日から全米で封切られるヘイリー・ベネット!!、イライジャ・ウッドが詩人のジョン・マルコム・ブリニンを演じた伝記映画「セット・ファイア・トゥ・ザ・スターズ」(2014年)のほか、マーベルのテレビシリーズ「デアデビル」などを手がけたテレビ監督として知られるアンディー・ゴダード監督の最新作「ア・カインド・オブ・マーダー」の公開は未定ですが、パトリシア・ハイスミス原作モノは気にかかる…!!という映画ファンの方は、とりあえず、メモしておいてください…!!


Architect Walter Stackhouse (Patrick Wilson), crime novelist by night, is quite unhappily married to Clara (Jessica Biel), a successful real estate saleswoman. As Walter becomes fascinated by the case of Melchior Kimmel, a bookstore owner in New Jersey suspected of murdering his wife Helen, he begins to imagine what it might be like to murder his own wife. In this faithful adaptation of the 1960s suburban thriller, The Blunderer, written by Carol author Patricia Highsmith, the question of how we judge a person’s guilty conscience in the death of another plays a central theme. When Clara turns up dead, Walter starts to seem increasingly guilty as he finds himself at the unfortunate intersection of a conniving murderer and a resolute cop. A Kind of Murder seamlessly combines philosophical musings on culpability with edge-of-your-seat Hitchcockian noir.







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