************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


同名の原作小説を読んでいない方でも、予告編の描写から物語の設定を察して、あぁ、そういうことか…!!と理解されてしまうかもしれませんが、この映画は観る前に、あまり予備知識を持たないほうが楽しめるのかもしれません。なので、ドンデン返し?!のサプライズが売りのスリラー映画ではありませんが、ネタバレに思ってしまう方もいらっしゃるかもしれないので、記事の本文の日本語の一部は、ハイライトしないと読めないようにさせてもらいました!!







「ショート・ターム 12」(2013年)での演技が大絶賛されて、多数の映画賞でノミネートや、受賞を果たしたものの、映画賞の本丸のオスカーには無視されてしまったブリー・ラーソンに再び、チャンスがめぐってきたかもしれない最新主演作「部屋」の予告編を、配給のA24が初公開してくれました…!!

ジャック・レイノールが、「トランスフォーマー 4」(2014年)に大抜擢されるキッカケになった「ホワット・リチャード・ディッド」(2012年)や、ミヒャエル・ファスベンダーが変な仮面をかぶって、主演した「フランク」(2014年)などで知られるレニー・アブラハムソン監督が、自分と同じアイルランド・ダブリン出身の作家、エマ・ドナヒューの同名ベストセラー小説を映画化した「部屋」は、原作の邦訳本を上下巻に分けて、出版する講談社の紹介によれば…、
“今日はジャックの5歳の誕生日。ジャックはママと「部屋」に住んでいます。鍵付きのドアに天窓のある部屋。

ママとシリアルを100こ数えて、牛乳をどぼどぼかける朝ごはん。ママといっしょに見るアニメ(ドーラ大好き!)。ママに読んでもらう「ぼくにげちゃうよ」(自分でだって読めるけど)。ママが教えてくれる字のおけいこ。ジャックは幸せです。だって、ここにママがいるから。
「オールドニック」に見つかりさえしなければ。そして、この部屋だけが「世界のほんと」だと思っています。いや、そう思っていました。ママが外の世界があることを教えてくれるまでは。

誘拐され、監禁された少女に、子供ができてしまったら……。極限状況を生き抜こうとする人間の勇気と気高さ。「部屋の中」の天真爛漫なジャックの声が、切なく聞こえてきます。”

“「部屋」の中で産まれ、部屋の中で育ち、5歳になるまで、一歩も「外」に出たことがなかったジャック。ジャックは「外」に「世界」があることすら知らないままに育ちました。だから、「脱出」に成功しても、すべてが初めてのことです。

初めて会ったおばあちゃん、おじいちゃん。初めて食べるたくさんの食べ物(だからちょっとうんちが出なくなっちゃった)。初めて感じる風(飛ばされそう!)。初めての遊具(どうやって使うの?)、初めて会う、ママをいじめる嫌な人たち(どうしてママを泣かせるの?)。

外は楽しいってママから聞いたのに、なんでこうなっちゃうんだろう。だから、ちょっとだけ、あの鍵のかかった、天窓のある「部屋」に帰りたいと思ってしまうのです。

7年間、たった一人で密室にいて、5年間ジャックを育ててきた「ママ」の孤独。そして彼女の選択。
極限状態から「解放」されたはずの人間のさらなる苦悩と、再生のための、人間の決意。大きな救いを感じる、世界で絶賛されたベストセラー。”
…とのことで、原作者のエマ・ドナヒューは、2008年にオーストリアで発覚した…、実の父親が、自分の娘を約24年間にもわたって、自宅の地下室に監禁し続けた挙げ句、計7人もの子どもを産ませ、そうした異常な状況下で子育てに励んだエリーザベト・フリッツルさんの…事件から発想を得て、「部屋」を執筆したそうですが、そうした特殊な事情のおかげで、極めて強い絆で結ばれることになった母と息子とが、ふたりだけの世界と、より広い世間との間で、どのような折り合いをつけることになるのか…?!、ブリー・ラーソンの迫真の演技のみならず、息子のジャック役に起用された子役のジェイコブ・トレンブレイくんの演技も、かなり見もののように窺えますね…!!


共演者として、「ボーン」シリーズのジョアン・アレン、「ダーク・プレイセス」(北米8月7日限定公開)のシーン・ブリッジャーズ、最近では監督業にも精を出している名優ウィリアム・H・メイシー(「ファーゴ」1996年)らが名を連ねている「部屋」は、9月10日から開催のカナダ・トロント国際映画祭でプレミア上映のあと、北米で10月16日から限定公開で封切り!!、さて、ブリー・ラーソンは、ようやく、オスカー候補になれるのか…?!、CIAリーダーのみなさんは、「部屋」が初公開した予告編をご覧になって、どのような期待の感想をお持ちになられたでしょう…?!

ROOM tells the extraordinary story of Jack (Jacob Tremblay in a breakout performance), a spirited 5 year-old who is looked after by his loving and devoted Ma (Brie Larson, SHORT TERM 12, TRAINWRECK). Like any good mother, Ma dedicates herself to keeping Jack happy and safe, nurturing him with warmth and love and doing typical things like playing games and telling stories. Their life, however, is anything but typical—they are trapped—confined to a windowless, 10-by-10-foot space, which Ma has euphemistically named “Room.” Ma has created a whole universe for Jack within Room, and she will stop at nothing to ensure that, even in this treacherous environment, Jack is able to live a complete and fulfilling life. But as Jack’s curiosity about their situation grows, and Ma’s resilience reaches its breaking point, they enact a risky plan to escape, ultimately bringing them face-to-face with what may turn out to be the scariest thing yet: the real world. ROOM also stars three-time Academy Award® nominee Joan Allen and Academy Award® nominee William H. Macy.

At once a taut narrative of captivity and freedom, an imaginative trip into the wonders of childhood, and a profound portrait of a family’s bonds and fortitude, ROOM is a beautifully transcendent experience based on the award-winning global bestseller by Emma Donoghue. Director Lenny Abrahamson (FRANK) remains faithful to the novel while bringing Jack, Ma and their entirely singular world to heart-pounding and intensely cinematic life. ROOM demonstrates the triumphant power of familial love even in the darkest of circumstances, and is sure to take its place among the most emotionally affecting films to ever explore the bond between parents and children.







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