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チベットの老師だけに、アジア系の役者を起用しなければ、またハリウッドの白人史上主義だ!!といったバッシングで叩かれかねないディズニー・マーベルは当初、日本出身ながら、アジア系どころか、今やハリウッド全体を代表する名優のケン・ワタナベなら、どこからも文句は出ないだろうとばかり、大物の担ぎ出しを狙っていましたが、しかし、それが適わないとなると、役の人種をアフリカ系に変え、「12イヤーズ・ア・スレイブ」(2013年)のチゥエテル・イジョフォーを起用する手に打って出ました。しかし、最終的には、思い切って、役の性別を変えてしまい、キャラクターの設定を根本から見直すことにしたようですね…!!




TVシリーズ「シャーロック」で人気のほか、昨2014年は、「ジ・イミテーション・ゲーム」の名演技で注目を集めたベネディクト・カンバーバッチが、いよいよ、マーベル・シネマティック・ユニバースに参戦する最新作「ドクター・ストレンジ」に、エイミー・シューマーと共演したドラメディ映画「トレインレック」が、今夏7月17日から全米で封切られるティルダ・スウィントンが出演の見込みになったことを、Heat Vision のボリス・キットが独占スクープで伝えてくれました!!


代表作として、記事の見出しにあげた必見の傑作「少年は残酷な弓を射る」(2011年)のほか、「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」(2013年)では、ロキのトムさんと共演し、「スノーピアサー」(2013年)では、キャプテン・アメリカクリス・エヴァンズと共演するなど、それとなくマーベルとの接点はあったとは言え、まさか、女優のティルダ・スウィントンが、本来は、下 ↓ のイメージのように男性のチベットの老師エンシェント・ワンを演じることになると予想していた人は、誰もいなかったと思います…!!


よって、ディズニー・マーベルとしては、まさに意表を突くキャスティングで、期待を高めると同時に、エンシェント・ワンを本来のキャラクターとは別の女性の人物にしてしまうことで、冒頭のような人種にまつわるバッシングも回避できそうな口実?!ができたわけですが、ティルダ・スウィントンが「ナルニア国物語」シリーズでは魔女だったことを振り返ると、そのカリスマ的なルックスで異彩を放つ存在感から、本当に魔術を使いそうな人物を抜擢した絶妙のキャスティングとして、素直に好評価することができそうですし、また、コミックヒーロー映画に特に興味のない映画通の方も、ベネディクト・カンバーバッチとティルダ・スウィントンの師弟関係の演技対決は見逃せない…!!と、ワクワクしてしまったのでは…?!


デリバー・アス・フロム・イーブル」(2014年)などのホラー映画で知られるスコット・デリクソン監督にメガホンが託されたディズニー・マーベルの新しいコミックヒーロー映画「ドクター・ストレンジ」は、今秋11月から撮影を開始し、全米公開は、そのクランクインから約1年後の来年2016年11月4日の予定です…!!、続報をお楽しみに…!!







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