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女性のヒーローの活躍を描くコミックヒーロー映画の注目作「ワンダーウーマン」から、女流のミシェル・マクラーレン監督が降板する事態に陥ったニュースをお伝えした一昨日=北米で月曜日の13日は、その翌日の14日(火)が、男女間に存在する賃金格差の愚かなギャップを訴える “ イークォル・ペイ ” だったこともあり、またぞろ男社会のハリウッドで始まった女性差別か…?!といった疑問の目を向けられてしまったのですが、そうではないことを、ワーナー・ブラザースが、あろうことか、ライバルのディズニー・マーベルがクビにした女性監督を電撃起用する当てこすり?!で、うちはディズニーさんと違って、女性差別をやってませんから!!とでもいった姿勢を示しました…!!





「ブレイキング・バッド」や、「ゲーム・オブ・スローンズ」といった TV シリーズの演出が高評価されて、映画への進出が期待されていたミシェル・マクラーレン監督が、「ワンダーウーマン」から降板することになった真相としては、その具体的な理由のひとつとして、ワンダーウーマンが原作コミックで連れている猛獣のトラの相棒(↓)を映画にも登場させたい!!と、ミシェル・マクラーレン監督が考えたのに対して…、


ワーナー・ブラザース側が、そうした動物のキャラクターが、ヒーローのチームに加わるのは、マーベル・シネマティック・ユニバースでは有りかもしれないけれども(ロケット・ラクーンのことですね)、現実味のあるシリアスなトーンを重んじたいDC・シネマティック・ユニバースの構想にはそぐわない…といった両者の意見の食い違いの例を、Badass Digest の映画ジャーナリスト、デヴィン・ファラチが持ち出し、まさに公式の降板理由のとおり、“ 創造性の違い ” が袂をわかつ原因だったらしいことをレポートしていました。

しかしながら、そうした原作と映画の設定の違いの詳細にまで突っ込んで、原因を見極めようとするはずもない世間は、冒頭のように、過去のトラブルの事例にもとづいて、ミシェル・マクラーレン監督の降板も、女性差別の事情が、その根底にあるかのように受けとめていたのですが、そうではなくて、本当に創造性の違いこそが問題だったことを、ワーナー・ブラザースが、やはり、女性のパティ・ジェンキンス監督を後任に起用した人事で証明してみせたことを、Heat Vision のボリス・キットが独占スクープでレポートしてくれました…!!


シャーリーズ・セロンがオスカーの最優秀主演女優賞に輝いた傑作「モンスター」(2003年)で知られるパティ・ジェンキンス監督は、冒頭のように、いったんはディズニー・マーベルのコミックヒーロー映画「ソー: ザ・ダークワールド」(2013年)の監督に起用されたものの、やはり、降板の事態へと到ってしまい、その際、ディズニー・マーベル側は、ワーナー・ブラザースと同様に “ 創造性の違い ” のひと言を持ち出して、けして、女性を軽んじたトラブルではないことを訴え、あわせて、今後に製作する別のコミックヒーロー映画に、パティ・ジェンキンス監督を起用する!!と発表していました。しかしながら、その後、今日まで到るまで、パティ・ジェンキンス監督がマーベル・シネマティック・ユニバースの作品を手がけておらず、無縁であることからしても、やはり、当時の問題の核心は “ 創造性の違い ” の他にもあったのでは…?!と憶測されても仕方ないだけに、そうした経緯を踏まえると、同監督をDC・シネマティック・ユニバースにスカウトしたワーナー・ブラザースは、企業に対する社会的な評価のうえで、ライバルに鮮やかな差をつけたような印象ですし、また、何よりも、才能のある監督を起用したのは賢明な選択だったと評価できそうです。


果たして、ミシェル・マクラーレン監督とワーナー・ブラザースとの間に生じたギャップにより失われてしまった時間を、パティ・ジェンキンス監督がどれだけのペースで挽回するのか…?!、今後の彼女の手腕に大きな注目が寄せられそうですが、ひとまず、暗礁から即座に抜け出した「ワンダーウーマン」の続報に期待して、進展を見守ることにしましょう…!!

ソー: ザ・ダークワールド」をクビになったパティ・ジェンキンス監督による「ワンダーウーマン」は、再来年2017年6月23日全米公開!!、「ワンダーウーマン」の方が、「ソー2」よりも面白かったら、ワーナー・ブラザースとしては、してやったり!!だけに、ワーナー・DC VS.ディズニー・マーベルを象徴するコミックヒーロー映画になりそうですね!!

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