「イエスマン」（2008年）などのペイトン・リード監督にメガホンを託したコミックヒーロー映画の新シリーズ「アントマン」の予告編を一昨日の水曜日（1月7日）に初公開してくれたディズニー・マーベルが、エンタテインメント・ウィークリーを通じて、新たに写真をリリースしたので、チェックしておいてください…！！






タイトル・ロールのありんこサイズのヒーローに起用された芸人のポール・ラッドが、エンタテインメント・ウィークリーのクラーク・コリスの取材に応じて、語ったコメントによれば…、

“ すべてはアッという間の出来事だった…。とことん打ちのめされてしまったよ…。 ”

…とのことで、「アントマン」の映画化の構想を約8年間も温めたばかりか、別々のコミックヒーロー映画同士が結びついていく “ マーベル・シネマティック・ユニバース ” の基礎の考え方を提案までしてくれたエドガー・ライト監督に対して、ディズニー・マーベルが無神経にも、「アントマン」の脚本を独自に改めてしまったことから、両者の関係に亀裂が生じ、昨2014年5月に驚きの電撃降板の事態に到ってしまったことで、ポール・ラッドは本当に途方に暮れて、打ちのめされ、ヒロインのホープ・ヴァン・ダイン役のオファーを受けていたエヴァンジェリン・リリーに到っては…、

“ あぁ、この映画はもう死んだわ… ” と諦め、出演契約書にサインするのを拒み、エドガー・ライト監督を失った「アントマン」のその後の進路が明確になるまで一時、進退を保留することにしたそうです。

そのように映画の出来栄えの見込みについて、慎重な姿勢を示したエヴァンジェリン・リリー（↓）は…、

“ マーベルは、自分たちが改訂した脚本が不出来だってことは、自分たち自身でも理解していたのよ。彼らには、ただ自分たちが望む方向性が見えていただけだったの…。 ”

…だそうですから、つまり、ディズニー・マーベルは、エドガー・ライト監督の脚本の内容そのものに不満があったのではなく、シリーズ化を見すえた上での方向性について、意見が食い違ってしまったのかな…？！と憶測できそうですが、いずれにしろ、エヴァンジェリン・リリーにダメ出しをされてしまった？！「アントマン」のシナリオをどうにかしなければならないディズニー・マーベル代表のプロデューサー、ケヴィン・ファイギ氏は、当初に後任のメガホンを依頼したアダム・マッケイ監督と、当のアントマン自身のポール・ラッドに脚本の書き直しを任せてみることにした次第ですが、その時点でもう、全米公開まで、1年ちょっとしかない…！！という、かなり深刻に切羽詰まった時間との戦いに追い込まれていたアントマンは…、

“ 新しいシナリオの芯の部分の骨格は、エドガー・ライト監督とジョー・コーニッシュ監督が書き上げたオリジナルの脚本とまさに変わらない。気持ちのうえでは、目まぐるしい感情のジェットコースター状態だったけれど、今はとても、ワクワクしてるよ…！！ ”

…とのことで、実のところ、ポール・ラッドとは、もう10年以上のつきあいの間柄であることから、お笑い芸人が子どもの頃から、マーベルのコミックを読みあさり、ヒーローの世界観を理解していることに目をつけたケヴィン・ファイギ氏の考えは正解だったようで、アントマン自身が敬愛するエドガー・ライト監督のストーリーと、ディズニー・マーベルが望む方向性との間で調整をつけ、新しいシナリオをまとめ上げてくれたことで、エヴァンジェリン・リリーも出演に納得し、また、映画ファンに人気のエドガー・ライト監督の後任という難しい立場を、ペイトン・リード監督が引き受けてくれたことで、「アントマン」は何とか今夏7月17日の全米公開に間に合いそうなわけですが、果たして、そのように、いつ転落しても、おかしくないような綱渡りの製作過程を経た「アントマン」の出来栄えは、いかがなものなのか…？！、最終的に、映画の原案者として、名前がクレジットされることになったエドガー・ライト監督のタッチの名残りが感じられるコミックヒーロー映画に仕上がっているのか…？！も含め、観届けるのが、今から、とても楽しみですね！！



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The next evolution of the Marvel Cinematic Universe brings a founding member of The Avengers to the big screen for the first time with Marvel Studios’ “Ant-Man.” Armed with the astonishing ability to shrink in scale but increase in strength, master thief Scott Lang must embrace his inner-hero and help his mentor, Dr. Hank Pym, protect the secret behind his spectacular Ant-Man suit from a new generation of towering threats. Against seemingly insurmountable obstacles, Pym and Lang must plan and pull off a heist that will save the world.

Marvel’s “Ant-Man” stars Paul Rudd as Scott Lang aka Ant-Man, Evangeline Lilly as Hope Van Dyne, Corey Stoll as Darren Cross aka Yellowjacket, Bobby Cannavale as Paxton, Michael Peña as Luis, Judy Greer as Maggie, Tip “Ti” Harris as Dave, David Dastmalchian as Kurt, Wood Harris as Gale, Jordi Mollà as Castillo and Michael Douglas as Hank Pym.

Peyton Reed directs Marvel’s “Ant-Man” with Kevin Feige producing and Louis D’Esposito, Alan Fine, Victoria Alonso, Michael Grillo, Edgar Wright and Stan Lee serving as executive producers. Marvel’s “AntMan” delivers a high-stakes, tension-filled adventure on July 17, 2015.







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