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エンタテインメント・ウィークリーの取材に応じたロバート・ゼメキス監督(「フライト」2012年)のコメントによれば…、
“ たった1回きりのパフォーマンスを創造するために、自分の生涯を危険に晒したアーティストの物語なんだ… ”
…とのことですが、ファンの方はご存知のように、ジョーが俳優になった経緯には、炎を使った危険なパフォーマンスをするファイアー・ダンサーにして、写真家だった、7歳年上のお兄さんの故ダンさんの影響があるわけですが、死因こそ薬物の過剰摂取だったものの、2010年に突然、世を去ってしまったお兄さんも命がけのパフォーマーだったことを踏まえると、ジョーの心中には慕っていた亡き兄に、この映画を捧げたい…といったような鎮魂の祈りも人知れず、あるのかもしれませんね…。







全米公開日が1ヶ月しか違わない 007 シリーズの最新作「スペクター」(2015年11月6日全米公開)が、昨日(12月8日)から、ようやく撮影を始めたというのに、そのボンド映画を製作・配給するソニー・ピクチャーズが、もう早々とリリースしてくれた、ジョー・ゴードン=レヴィットの最新主演作「ザ・ウォーク」の予告編です…!!

いわゆる “ ティーザー ” のチラ見せの先行版として、映画の雰囲気や、テーマを伝えるだけで、物語の内容の詳細には踏み込んでいない予告編ですが、かつてニューヨークのランドマークであった、今はもう存在しない超高層ビルのワールド・トレード・センターのツインタワー間を、どうやら、主人公は宙を伝って、行き来しようとするらしい無謀な挑戦の始まりを予感させて、充分に高所のスリルをほのめかした、大変によく出来た仕上がりとなっています…!!


この予告編の優れた出来栄えと、来年2015年秋の10月2日全米公開ながら、もう予告編が披露された事実をかけ合わせて考えると、ソニー・ピクチャーズは、フランス人の大道芸人フィリップ・プティが1974年に、ツインタワー間を無許可で綱渡りし、全世界をビックリさせた一世一代の大道芸の犯罪実話を、ロバート・ゼメキス監督が映画化した「ザ・ウォーク」の完成度の高さを、すでに確信した強い自信の表れだと判断をできそうですが、果たして、同じ実話をドキュメンタリー映画として描き、第81回アカデミー賞の最優秀長編ドキュメンタリー映画賞に選ばれたジェームズ・マーシュ監督の屈指の傑作「マン・オン・ワイヤー」(2008年)を、この劇映画版は凌ぐことができるのか…?!、ジョーとロバート・ゼメキス監督の挑戦の結果を観届けるのが楽しみですね…!!


「グラビティ」+「オーシャンズ11」みたいな映画に仕上がると、プロデューサーのトム・ロスマンが例えている最新作「ザ・ウォーク」の出演者は、上 ↑ の写真のシャルロット・ルボン(「ムード・インディゴ」2013年)の他、「アイアンマン3」(2013年)の名優ベン・キングズレーとジェームズ・バッジ・デール、「ザ・ツーリスト」(2010年)のクレマン・シボニー、「ランナー、ランナー」(2013年)のベン・シュワルツといった顔ぶれです!!


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Twelve people have walked on the moon, but only one man has ever, or will ever, walk in the immense void between the World Trade Center towers. Guided by his real-life mentor, Papa Rudy (Ben Kingsley), and aided by an unlikely band of international recruits, Petit and his gang overcome long odds, betrayals, dissension and countless close calls to conceive and execute their mad plan. Robert Zemeckis, the director of such marvels as Forrest Gump, Cast Away, Back to the Future, Polar Express and Flight, again uses cutting edge technology in the service of an emotional, character-driven story. With innovative photorealistic techniques and IMAX 3D wizardry, The Walk is true big-screen cinema, a chance for moviegoers to viscerally experience the feeling of reaching the clouds. The film is a love letter to Paris and New York City in the 1970s, but most of all, to the Towers of the World Trade Center.







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