************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


今週末の12月12日(金)から、リメイク版「十戒」(1956年)とも言えるスペクタクル超大作「エクソダス: ゴッズ・アンド・キングス」が、全米で封切られるクリスチャン・ベールが、そのプロモーションのため、同映画のメガホンをとったリドリー・スコット監督のほか、芸能情報メディア エンタテインメント・ウィークリーのスタッフらと一緒に、サテライト・ラジオの SiriusXM の番組に出演し、代表作の「ザ・ダークナイト」トリロジーの結末、つまり、「ザ・ダークナイト・ライズス」(2012年)のエンディングの意味について、語ってくれました!!、CIAリーダーのみなさんの中に、「ザ・ダークナイト・ライズス」をまだ観ていません…という方は恐らく、ほとんど、いらっしゃらないかと思いますが、もし、ご覧でない場合、結末について語るのだから当然、完全にネタバレになってしまいます…!!、なので、あらかじめ、その点をご了承のうえで、続きを読むのあとの記事の本文をお読みください…!!







マリオン・コティヤールのタリア・アル・グールと、トム・ハーディのベインが起動させた中性子爆弾を、クリスチャン・ベールダークナイトがザ・バットで空中に吊り上げ、決死の覚悟で、海上まで飛び、無人のところで爆発させて、ゴッサムシティを救った…!!といった、大まかな内容は覚えているものの、細部は忘れてしまいました…という方のために、今一度、結末に到る展開を確認できるように、上 ↑ に動画を用意したので、ご覧いただければ…と思いますが、約3分15秒めのところから始まる、マイケル・ケインの執事アルフレッドが登場し、ザ・バットもろとも中性子爆弾で吹っ飛んで、死んだと思われていた主人のダークナイト=ブルース・ウェインと、アン・ハサウェイセリーナ・カイルとが仲むつまじく過ごしている様子を発見するシーンについては、クリス・ノーラン監督の前作が夢をテーマにした「インセプション」(2010年)だったこともあり、同映画の結末に引き続いて、「ザ・ダークナイト・ライズス」の終わりも夢なのか…?!、それとも、現実なのか…?!という議論が、バットマン・ファン、あるいは、クリス・ノーラン監督の映画のファンの間で持ち上がっていました。その「ザ・ダークナイト」トリロジーの結末は夢か、現実か?!の解釈をめぐる論争?!について、当のダークナイトのクリスチャン・ベールは…、

“ アルフレッドは、ぼくが生きていたばかりか、もはや、ダークナイトとしての人生を過去に置き去りにしたことに、とても納得をするわけなんだけど、それは彼が、かねてからブルースにとって、あるべき人生として、ずっと望んでいたものだからなんだ。 ”
…という、マイケル・ケインの執事アルフレッドの希望は、物語の途中において、上 ↑ のラストシーンとほぼ同じような内容の “ 白日夢 ” として紹介されたため、その伏線?!のせいで、観客は映画の終わりで、アルフレッドはまた夢を観ているのか…?!と混乱してしまうわけですが…、
“ この幕切れは、とても興味深いと、ぼくも思ったんだけれど、これまでのほとんどの映画で、ぼくは言ってきたように、結末は、それを観た観客自身がどう受け止めるか次第で、それぞれに決めればいいと思う。でも、あくまでも、ぼく個人の意見として言わせてもうらなら、ブルースは死んでいない。あの場面は夢なんかじゃないよ!! ”
…とのことで、ダークナイトクリスチャン・ベール自身は、上 ↑ の動画の約2分43秒めのところで、モーガン・フリーマンのルーシャス・フォックスが、ザ・バットの自動操縦機能が修復されていたことを知り、ひそかに、それを直したのはブルース・ウェイン=ダークナイトだった!!と、クリス監督がインサートした場面が暗示した通りに、ダークナイトは爆発の前に、ザ・バットから飛び降りて?!、どこかに避難し、無事だったと素直に解釈をしていたようです!!、そして、クリスチャン・ベールは…、

“ あのシーンは現実なんだ。億万長者として、様々な特権こそ恵まれていたとは言え、とどのつまり、本人にとっては重荷でしかなかった “ ブルース・ウェイン ” という自分自身の拘束から、ついに彼は解放されて、人生のよろこびを手に入れたんだよ。 ”
…と、とてもポジティブなハッピーエンドの解釈を、「ザ・ダークナイト」トリロジーがたどり着いた着地点として述べてくれました!!、しかし、その前向きな見方はもちろん、クリスチャン・ベールが前置きしたように、あくまでも、ひとりの観客として、「ザ・ダークナイト・ライズス」を観た結果、彼が感じ、考えたことでしかありませんし、また、映画の結末の意味は観客自身が決めるものという風にも言ってくれていたように、観た人ひとりひとりの解釈が、それぞれにあって、当然、かまわないことになります。それでも、あらためて、当のダークナイト本人のクリスチャン・ベールの解釈をお知りになり、CIAリーダーのダークナイト・ファンの皆さんは、どのような感想をお持ちになられたでしょう…?!








【注意】本文の二重使用・無断転載厳禁。引用は当ブログ名を明記し、リンクをお願いします。特に某映画サイトのライターは文章を丸々コピーしないこと!!


Search in CIA