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芸術の秋の話題にふさわしい映画のような感じがしないでもありませんが、世間に広く認められた絵の真の作者は誰か…?!をめぐって、お互いに著作権を主張する夫婦が離婚劇に発展するお話だけに、アートの高尚さよりは、むしろ、かなり俗っぽい男女の泥沼の方がテーマになっている作品だと言えそうです…!!








「シザーハンズ」(1990年)や、「スリーピー・ホロウ」(1999年)、「チャーリーとチョコレート工場」(2005年)、「アリス・イン・ワンダーランド」(2010年)など、ダーク・ファンタジー映画の鬼才として、数々のヒット作を放っているティム・バートン監督の最新作ですよ…!!と、前もって言われなければ、予告編を観ても、同監督の映画だと気づかない映画ファンの人もいるかもしれないほど、これまでとは異なるタッチの窺える最新作「ビッグ・アイズ」の予告編を、配給のワインスタイン・カンパニーが初公開してくれました…!!


ティム・バートン監督にとっては、まさに相棒の分身とも言える存在のジョニー・デップが主演した「エド・ウッド」(1994年)以来、約20年ぶりに伝記映画に取り組んだ「ビッグ・アイズ」は…、キモカワの元祖?!とも言える、ちょっと不気味にデフォルメされた大きな眼をした子どもたちの風変わりな絵が、1960年代にアート・シーンで持てはやされて、ブームとなり一躍、有名になって、財も築いたアーティスト、ウォルター・キーンの絵の作者は、実は妻のマーガレットだった…!!というスキャンダルの実話を題材にして、本来ならば、夢と現実の相反した要素ながら、芸術家も人として、食べていかなければならないだけに、切るに切り離せないアートとビジネスのお金の絡みや、社会において、容易に軽んじられがちな女性の立場に焦点を当てた作品です…!!


本当は自分が絵を描いたのに、脚光を浴びて、称賛されるのは表向き、作者を気取っている夫ばかり…といった日陰の存在に嫌気が差して、離婚をし、裁判の公けの法廷で、元夫に対し、自分が作者ならば、今この場で、大きな眼の子どもを描いてみろ…!!と絵画勝負を挑むことになるマーガレットは、「バットマン V スーパーマン : ドーン・オブ・ジャスティス」(2016年3月25日全米公開)のプリンセス・エイミー・アダムス!!、そして、もちろん、その挑戦に応じられるわけもなく、不名誉な失脚を遂げてしまうウォルター・キーン役は、口八丁手八丁の世渡り上手を演じれば、右に並ぶ者がいないかのようなクリストフ・ヴォルツですが、タランティーノ映画の名優が USA Today のインタビューに応じたコメントによれば…、
“ ウォルターのマーケティングの才能に関しては、敬服せずにはいられない。長期間に渡って、世間の目を欺くことで、彼は文字通りの底辺から、ハシゴを登りつめたんだ。だから、ぼくは絶対的には、彼を否定することはできない…。”
…とのことで、つまり、ウォルター・キーンは自分の才能の使いどころを間違えてしまったようですから、もし、俳優にでもなっていれば、クリストフ・ヴォルツのように両手にオスカー像を握ることができていたのかも…?!


これまでに5度のアカデミー賞ノミネートを果している常連?!のプリンセス・エイミー・アダムスのみならず、クリストフ・ヴォルツがひょっとすると、3つめのオスカー像を狙えるのかもしれない伝記映画「ビッグ・アイズ」は、北米でクリスマスの12月25日から限定公開で封切り!!、ティム・バートン監督がタッチを変えた最新作の予告編をご覧になって、CIAリーダーのみなさんは、どのような印象の感想をお持ちになられたでしょう…?!

Directed and produced by Tim Burton, BIG EYES is based on the true story of Walter Keane (Christoph Waltz), who was one of the most successful painters 1950s and early 1960s. The artist earned staggering notoriety by revolutionizing the commercialization and accessibility of popular art with his enigmatic paintings of waifs with big eyes. The truth would eventually be discovered though: Keane’s were actually not created by him at all, but by his wife, Margaret (Amy Adams). The Keanes, it seemed, had been living a lie that had grown to gigantic proportions. BIG EYES centers on Margaret’s awakening as an artist, the phenomenal success of her paintings, and her tumultuous relationship with her husband, who was catapulted to international fame while taking credit for her work.







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