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キルスティン・ダンスト自身が現実にこういう体験をしたのか、どうか…?!はわかりませんが、大勢のセレブの中には、きっと、これに近い嫌な思いをした人がいるんだろうなぁ…と、なげかわしく感じてしまうショートフィルムです…。








ラリー・クラーク監督の「ワサップ・ロッカーズ」(2005年)の原案のストーリーを提供し、映像の一部も手がけたフォトグラファーのマシュー・フロストが、ファッション・カルチャー・マガジンの Vs. とコラボして、同誌のプロモーションのために製作した約2分半のショート・フィルムです。タイトルの「アスピレイショナル」(Aspirational)とは、“ 強いあこがれ ” のことですが、サム・ライミ監督の旧「スパイダーマン」シリーズや、ソフィア・コッポラ監督の「マリー・アントワネット」(2006年)、また、カンヌ国際映画祭で女優賞に選ばれた「メランコリア」(2011年)などで、確実に映画史に名を残すであろう女優のひとりのキルスティン・ダンストと偶然に出会った女の子たちの関心は…、


そうした映画の感想を直接、本人に伝えることでもなければ、当事者しか知り得ない製作秘話を教えてほしい!!といった興味でもなく、単に一緒に写真を撮って、それをインターネットの Twitter や、facebook 、Instagram といった自分の SNS のアカウントにアゲまくり、リツイートや、いいね! の数を稼ぎたいだけ…と、つまり、“ 強いあこがれ ” の対象は、現代の映画界を代表する女優で、セレブのキルスティン・ダンストではなく、あくまでも、自分自身にのみ向けられている…といった皮肉こそが、どうやら、題名に込められていると解釈できそうですね…。


そして、ナイスに接しようとするキルスティン・ダンストの方から、何か質問はないの…?!と反対に尋ねても、返ってきた答えは、これから自分がアゲる写真をシェアしてほしい…!!などと、やっぱり、自分をネタにしたいだけか…といった魂胆が浮き彫りになる始末で、ついには思いがけず、置いてけぼりを喰らったような空しい疎外感を、キルスティン・ダンストは覚えてしまったようですが…、CIA リーダーの皆さんは、マシュー・フロストとキルスティン・ダンストが指摘したインターネットの自分中心のカルチャーについて、どのようにお考えになられたでしょう…?!








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