日本発の人気アニメ・シリーズ「宇宙戦艦ヤマト」を、本格的に実写映画化するハリウッド版のSFアドベンチャー大作「スター・ブレイザーズ」の企画がスタートしたことをお伝えした約2年半以上前の2011年2月の時点では、実際のところ、仕掛け人の “ オラクルの息子 ” の映画プロデューサー、デヴィッド・エリソンは実写映画化の権利を取得できていませんでしたが、どうやら、その後、日本の権利者との間で話がまとまったらしく、原作者とされるプロデューサーの故西崎義展氏の養子で、「宇宙戦艦ヤマト」シリーズの企画・製作を取り仕切っている株式会社エナジオの代表、西崎彰司氏がプロデューサーに加わり、宇宙戦艦ヤマトあらため、スペース・バトルシップのアルゴがいよいよ、イスカンダルに向けて、ハリウッドから飛び立つことになりそうです…！！





前述のハリウッド版「宇宙戦艦ヤマト」＝「スター・ブレイザーズ」の企画がスタートしたことをお伝えした記事で、そのヤマトをアルゴに改造する脚本家として紹介したクリストファー・マッカリーが、その自分で執筆したシナリオを映画化する監督として、そのまんま起用される運びになったことを、業界メディア Deadline のマイク・フレミングが伝えてくれました…！！
「ユージュアル・サスペクツ」(1995年)や、「ヴァルキュリー」(2008年)、また「ジャックと豆の木」（2013年）といったブライアン・シンガー監督とのコンビで知られる脚本家のクリストファー・マッカリーは、「ヴァルキュリー」をキッカケとして、同映画に主演した新世紀の神のトム・クルーズから厚い信頼を得て、アクション映画「ジャック・リーチャー」（2012年）のメガホンを託されたばかりか、記事の見出しのタイトルのように、シリーズ最新作「ミッション:インポッシブル 5」の監督まで任されています。

そのクリストファー・マッカリーがメガホンをとった「ジャック・リーチャー」と、これから監督する「ミッション:インポッシブル 5」の両作品はともに、“ オラクルの息子 ” のデヴィッド・エリソンのプロダクション、スカイダンスのプロデュースによるものですから、つまりは、気心が知れて信頼できる、いつもの仕事仲間として、ハリウッド版「宇宙戦艦ヤマト」のメガホンも無難に、クリストファー・マッカリーに連続して任されただけのような格好にも窺えるため、この監督起用の人選については、SFアドベンチャー大作の内容にそって、特に深い意味の狙いがあったようにも感じられませんね…。


よって、クリストファー・マッカリー監督（↑ 写真）によるハリウッド版実写映画「宇宙戦艦ヤマト」の「スター・ブレイザーズ」は、確かに興味深くはあるものの、果たして、どこまで真剣に期待してよいものなのか…？！、疑問に思われた映画ファンの方もいらっしゃるかもしれませんが、映画やテレビドラマの製作ニュースを伝える Production Weekly によれば、「ミッション:インポッシブル 5」は、来年2014年2月にロンドンでクランクイン！！とのことですから、同映画の完成後に、クリストファー・マッカリー監督が「スター・ブレイザーズ」に着手するとなれば、宇宙戦艦ヤマト…ではなくて、宇宙戦艦アルゴの撮影が実際に始まるのは再来年2015年という段取りになってしまいそうです。なので、この先、監督が他のより適任者の誰かに変更になる可能性もあり得そうなのですが…、


それよりも、トム・クルーズの熱狂的なファンとして知られるデヴィッド・エリソンと、トム・クルーズにベッタリのクリストファー・マッカリー、そして、当のトム・クルーズが半ばトリオのチームのようになっている現状を踏まえると、ハリウッド版実写映画「宇宙戦艦ヤマト」の古代進は、もうトム・クルーズで決まったようなもんじゃないの…？！というのが気になる人のほうが多いかも…？！
さて、CIAリーダーのみなさんは、「宇宙戦艦アルゴ」の監督に、クリストファー・マッカリーが起用されたことについて、どのような感想をお持ちになられたでしょう…？！

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