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ハリウッド版実写映画化の実現に向けて、まだ権利者(社)と交渉にあたっている最中のようで、映画の製作が決定したわけではありませんが、脚本家が雇われた…!!ということは、交渉が前向きに進んでいる手応えと受けとめていいのではないでしょうか…?!、もし晴れて、映画が作られることになった場合、パラマウント映画は、エンタープライズ号に加えて、もう一隻の宇宙船として、ヤマトを抱えることになるのかもしれません…!!





DEADLINE NY のマイク・フレミングが伝えた独占スクープによれば、コーエン兄弟監督の名作西部劇「トゥルー・グリット」(2010年)や、トム・クルーズが主役として登場するのは、これが最後となるシリーズ最新作「ミッション:インポッシブル-ゴースト・プロトコル」(12月16日全米公開)などを手がける製作プロダクションのスカイダンスが、松本零士の人気アニメ「スター・ブレイザーズ」を、本格的なハリウッドの超大作実写映画として製作することを求め、現在、その映画化権の取得に向け、権利者(社)と交渉を進めているそうです。

アメリカ人が沈没させた日本の戦艦 大和を、アメリカ人が宇宙戦艦として、実写映画で晴れて復活させることになるプロジェクトを進めているスカイダンスは、IT業界の国際的大企業として知られるソフトウェア・カンパニーのオラクルを創業して、成功した大富豪ラリー・エリソンの息子であるパイロット兼無名俳優のデヴィッド・エリソンが立ち上げたプロダクションで、この野郎は飛行機やら、戦争ものやらが好きなようで、トム・クルーズの出世作の大ヒット映画「トップガン」(1986年)の続編「トップガン2」の企画を進めているアンポンタンとしても知られていますね。
で、その「トップガン2」のシナリオを、デヴィッド・エリソンから任されているクリストファー・マッカリーが、あわせて「スター・ブレイザーズ」の脚本も執筆することになったそうで、そうした状況を踏まえると、どうやら、デヴィッド・エリソンとは親密な間柄で、一緒に仕事を進めているクリストファー・マッカリーが、どのようにして、日本の戦艦が主人公のアニメをハリウッド映画に作り変え、イスカンダルまで飛べばいいのか?!、様々に可能性を検討して原案をひねり出す企画開発の構想を、ひとまず託された…ぐらいに思っておいていいのかもしれません。


クリストファー・マッカリーは、そもそもはブライアン・シンガー監督の出世作「ユージュアル・サスペクツ」(1995年)の脚本家として注目を集めた人で、最近では記事の見出しのタイトルに記した「X-MEN」シリーズからは、文字通りにスピンオフして番外編となる予定の天才ダーレン・アロノフスキー監督の「ザ・ウルヴァリン」(2012年公開)のほか、やはり、ブライアン・シンガー監督とコンビを組んだ、トム・クルーズの戦争映画の失敗作「ヴァルキュリー」(2008年)、アンジェリーナ・ジョリーとジョニー・デップの2大スターが共演した失敗作「ザ・ツーリスト」(2010年)などを執筆しています。
なので、ヤマト・ファンの方としては、最終的な映画のシナリオは、クリストファー・マッカリー以外の脚本家が完成させたほうが、より安心かもしれませんね。

デヴィッド・エリソンのスカイダンス・プロダクションは、2009年からパラマウント映画との間で業務提携を結んでおり、近日中にパラマウント映画の社内にも拠点のオフィスを構えるそうなので、「スター・ブレイザーズ」の映画化権取得が完了した以後は、パラマウント映画の出資により、プロッジェクトが進められ、同社にとって、J・J・エイブラムス監督の新生「スター・トレック」シリーズと並ぶ、SFアドベンチャーのスペースシップものとして、主軸のラインナップに置かれる可能性が高そうです。

なお、デヴィッド・エリスの姉妹で、共に「トゥルー・グリット」を製作したプロデューサーであるマーガレット・エリスは、「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」(2007年)のポール・トーマス・アンダーソン監督が、新興宗教のサイエントロジーを立ち上げた教祖の秘話を描く問題作「ザ・マスター」が、その波紋を呼ぶことは必至の内容ゆえに製作費が集まらず、資金難で頓挫したのを救い、映画を完成できるように惜しみなく大金を出してくれたので、オラクルは本当に素晴らしい企業だと思いますが、デヴィッドはトム・クルーズの主演作を製作し、マーガレットはトム・クルーズが広告塔の宗教団体の内幕を描く作品を製作…というのも変わっていますね!!、新世紀の神はどう思っているんでしょう…?!




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