「バットマン」シリーズの共演者であるゲイリー・オールドマンに代わって、敷島大佐の役をオファーされたケン・ワタナベが「インセプション」（2010年）で演じたサイトー（またはセイトー）のように、“リンボー”（キリスト教の価値観で存在する天国と地獄の狭間のどこでもない場所）に堕ちいってしまい？！、製作中止となって、仕掛け人のプロデューサー、コブ＝レオナルド・ディカプリオも手のほどこしようがなくなってしまったハリウッド実写版「AKIRA/アキラ」のコンセプト・アートと、絵コンテのストーリーボードを、SFマニアのサイト io9 が公開してくれたので、ワーナー・ブラザースが大友克洋の原作コミックを、どのように映画化しようと考えていたのか…？！、興味深い参考資料として、目を通しておいてください…！！








ただし、ご覧の絵コンテ/コンセプト・アート（↑↓）は、困難極まる「AKIRA/アキラ」の映画化をサッサと見限るという賢明な判断を下して降板し、その後、自主製作で発表したSFショート・フィルムの「ブリンキー」が好評価されたルアイリ・ロビンソン監督がアタッチされていた頃のプロジェクトの初期に、シルヴァン・デスプレッツが描いたものだそうで、つまり没となり使われなかったイメージです…。
なので、ハリウッド版実写映画「AKIRA/アキラ」の脚本を今一度、見直し、どうせヒットしそうにもない映画として、ワーナー・ブラザースの求めるコストダウンの予算削減に応じた内容への変更を進めているジャウム・コレット＝セラ監督（「エスター」2009年）が、これから作れるかもしれないし、もう作れないかもしれない「AKIRA/アキラ」は、上↑下↓の原作コミックや、アニメに、かなり寄りそった雰囲気の感じられるイメージとは、また違った印象となるかもしれません…。


これらの「AKIRA/アキラ」のイメージを描いたシルヴァン・デスプレッツは、ジャン＝ピエール・ジュネ監督の「エイリアン4」（1997年）のコンセプト・アートを担当したアーティストとして、映画マニアに知られている人ですが、CIAリーダーの大友ファンのみなさんは、どのような感想をお持ちになられたでしょう…？！、意見のある方は、CIAのfacebookページにコメントしてください…！！


ハリウッド実写版「AKIRA/アキラ」の現在予定されている出演者は…、前述のケン・ワタナベのほか、ギャレットロン・レガシー・ヘドランド、ベラ・スワンAKAクリステン・スチュワート、ヘレナ・ボナム＝カーターといった面々です…！！





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