************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


ダニエル・クレイグ主演の007シリーズは、前作の「クォンタム・オブ・ソレス(慰めの報酬)」(2008年)が、ジェームズ・ボンドらしさをすべて否定することで、新しい007映画を目指す…!!という逆転の発想の試みが完璧に裏目に出て、タダの007風アクション映画??のDVDスルー・レベルの失敗作になってしまいましたから、“白紙”からやり直そうというのはよいことだとは思いますが…、それはクレジットカードの名前だ、ダサいからやめてくれ…と、ため息をつきたくなったファンの方もいらっしゃるのかも…?!






スパイの代名詞の主人公 007/ジェームズ・ボンドに扮するダニエル・クレイグとは、過去に「ロード・トゥ・パーディション」(2002年)を作った間柄である、サム・メンデス監督がメガホンをとるシリーズ最新作の第23弾の映画のタイトルが「007/カルテ・ブランシュ」(Carte Blache=自由裁量、何も決められていない白紙委任状といったニュアンス)、つまり、「007/白紙のカルテ」に決められた可能性があることを、Bleeding Cool が指摘してくれました…!!

007最新作の題名は「007/白紙のカルテ」である…!!という言う同サイトが掲げた根拠は以下の通りです。
①セルビア人のチェロ奏者 エレナ・ミハイロヴィックが、今年5月に開催されたカンヌ映画祭で演奏を披露し、その音色を聴いて感激したサム・メンデス監督と、映画の製作者らが映画の冒頭で使うオープニングのテーマ曲を作曲してほしいと依頼した事実を報じたセルビアの新聞が、自国を代表する音楽家が手がける新作映画のタイトルは「007/カルテ・ブランシュ」であると明記した。
※ただし、これについては、前述の何も決まっていない…といった意味あいで理解することも可能。

②ジェフリー・ディーヴァーが執筆し、やはり、5月に出版された007の小説シリーズの最新刊のタイトルも「カルテ・ブランシュ」である。

③同小説には、セルビアを舞台に、危険な化学薬品のイソシアン酸メチルを満載した列車を脱線させて、ドナウ川に沈め、ヨーロッパを混乱に陥れようとする悪役の計画を、ボンドが阻止しようとする見せ場がある。

インドのニュース・メディアが先週末に、007シリーズ最新作の製作者らがアフマダーバードの近郊で、列車の脱線シーンを撮影する大規模なロケを行うことができないか?!、現地の当局とかけあっていることを報じ、もし、インド側がそれを拒めば、映画のロケ地は南アフリカに変更されるだろう…と伝えていた。


…と、以上の情報をまとめると、007シリーズ最新作の第23弾は、ジェフリー・ディーヴァー著の新刊を原作、もしくは、その一部を映画の物語に取り込んでいる可能性があり、セルビア共和国が舞台として登場するから、セルビア人の音楽家が起用されることになったらしい…と憶測して、解釈することが可能ですよね…?!

なので、実際に映画のタイトルに使われるのか、どうか?!はわかりませんが、どうやら、製作者らは新刊の小説のタイトル「カルテ・ブランシュ」を少なくとも、仮りの題名のワーキング・タイトルとして使用し、エレナ・ミハイロヴィックに、映画の題名は「007/白紙のカルテ」だと伝えたことは充分に事実として、あり得そうです。

「クォンタム・オブ・ソレス(慰めの報酬)」という前作のタイトルは、邦題はさておき、もとの英語のタイトルの意味が理解しづらく、ピンとこない…と絶不評だったのですが、果たして、「007/カルテ・ブランシュ」=「007/白紙のカルテ」はいかがなものか?!、CIAリーダーのみなさんは、その題名をクールだと思われたでしょうか?!、それとも、冒頭のように、クレジットカードや、その他の商品名や、キャッチコピーなどにも、よく使われるような、ありきたりな言い回しなので、ベタだ…と呆れてしまわれたでしょうか…?!、追って、プレスリリースで正式に発表される題名が「007/カルテ・ブランシュ」か、否か?!、楽しみにしておきましょう…!!

007シリーズ最新作の第23弾で、悪役を演じるのは、「ノーカントリー・フォー・オールド・メン」(2007年)の恐ろしい殺し屋アントン・シガーこと、ハビエル・バルデム。共演者として、闇の魔法使いのヴォルデモート=レイフ・ファインズのほか、「ニンジャ・アサシン」(2009年)のナオミ・ハリスが新たにミス・マネーペニーを演じて、007映画らしさを復活させてくれることになっていますし、ボンドの上司 M のジュディ・デンチも、もちろん、登場してくれます…!!
ソニー・ピクチャーズからリリースされる最新作は来年2012年10月26日からボンドの地元イギリスで先行公開された後、11月9日から世界各国で封切られる予定です。続報をお楽しみに…!!

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