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スーパーマンが再び空に舞い上がる復活のタイミングを、当初に予定されていた来年2012年の末から約半年間遅らせて、翌2013年の夏とすることに、ワーナー・ブラザースが正式に決定しました!!、この公開延期の判断は、誰にとっても、メリットがある、よい見直しだと評価されています…!!





「スーパーマン・リターンズ」(2006年)の失敗で墜落した、当のスーパーマンのみならず、「サッカーパンチ」(2011年)が世に認められなかったことで、大きく、つまずいてしまったザック・スナイダー監督にとっても復活を期することになる注目の最新作「マン・オブ・スティール」の全米公開日が、再来年2013年6月14日に決定したことを、アメリカの各映画メディアが一斉に報じました…!!
当初に予定されていた来年2012年末から、公開を約半年間延期し、コミックヒーロー映画らしくサマームービーとして封切ることに、ワーナー・ブラザースが仕切り直したわけですが、この見直しが前述のように、誰にとってもメリットがある…というのは、まず単純な話が約半年もの余裕ができたことで、ザック・スナイダー監督が映画の内容を吟味し、より完成度を高めるための充分な時間ができたことになります。と同時に、製作総指揮とは言え、自らのバットマン・シリーズ完結編「ザ・ダークナイト・ライズス」の公開を来年2012年7月20日に控え、「マン・オブ・スティール」に費やせる時間が足りなかったクリス・ノーラン監督にとっても、ザック・スナイダー監督の相談役をつとめ、映画を監修するのに充分なゆとりが出来たことになり、クリス・ノーラン監督とザック・スナイダー監督の黄金タッグが現実に本来の効果を発揮する期待が持てるようにもなりました!!
また、ピーター・ジャクソン監督の「ロード・オブ・ザ・リング」トリロジーのプリクエール映画「ホビット」2部作の前編「ザ・ホビット: アン・アンエクスペクテッド・ジャーニー」を、2012年12月14日に全米公開することを決定しているワーナー・ブラザースにとっては、同映画の最大ライバルとなる目の上のタンコブだったワーナー・ブラザースの「マン・オブ・スティール」が翌年の夏に移動してくれたことで、ワーナー・ブラザース VS ワーナー・ブラザースのひとり相撲対決?!を回避できたことになり、それぞれの大作映画を各シーズンの目玉作品として集中的なプロモーション展開をはかり、お互いを存分にヒットさせられる可能性が高まりました。


ただし、その代わりとして、2013年5月3日全米公開のシリーズ最新作「アイアンマン3」と、人気で同シリーズに並びつつある「ソー」の第2弾=同年7月26日全米公開という、同じジャンルに属するマーベルの2大コミックヒーロー映画を、ザック・スナイダー監督は迎え撃たなければならないことになりますが、「アイアンマン3」と「ソー2」に挟まれて、6月14日に登場するというのは、それぞれのコミックヒーロー映画が影響しあった相乗効果のブームの波にも乗れることになりますから、けして、お互いに食いつぶしあうだけ…といったことばかりにはならないでしょう。
よって、「マン・オブ・スティール」の来年2012年末全米公開から、翌2013年夏への封切り先送りは、パッと見て、主によい面しか目につかないことになり、誰にとってもメリットがありそうだ…といった言い方になります。


ザック・スナイダー監督最新作の新生スーパーマン映画「マン・オブ・スティール」で、アメコミを代表するヒーローの鋼鉄の男を演じるのは、ターセム・シン監督版の「300」みたいなアクション映画「イモータルズ」が今秋11月11日から全米公開されるヘンリー・カヴィル、悪役のゾッド将軍は、主演作の「テイク・シェエルター」(北米10月限定公開)が今年のカンヌ国際映画祭の国際批評家週間でグランプリに選ばれたマイケル・シャノン、そのゾッド将軍の右腕の悪女ファオラは、ポール・W・S・アンダーソン監督プロデュースのSFホラー映画「パンドラム」(2009年)で注目されたアンチュ・トラウェ、崩壊するクリプトン星から幼い息子カル=エルを脱出させる父のジョー=エルはラッセル・クロウで、地球にやって来たカル=エルを、わが子のクラーク・ケントとして育てる両親はケビン・コスナーとダイアン・レイン、そして、スーパーマンに愛されるヒロインのロイス・レインは、ディズニーのリアルお姫さまとして人気のプリンセス・エイミー・アダムスです!!

なお、クリス・ノーラン監督と「バットマン」シリーズの原案者のデヴィッド・ゴイヤーが執筆した「マン・オブ・スティール」のシナリオを、クリス監督は前述の「ザ・ダークナイト・ライズス」を撮影中であり、デヴィッド・ゴイヤーはハリウッド版の新しい「ゴジラ」のシナリオに取り組まなければならないことから、ザック・スナイダー監督は「300」(2007年)と、そのスピンオフ映画として、「スマートピープル」(2008年)のノーム・ムーロ監督により製作の準備が進められている「300: バトル・オブ・アルテミシア」でコンビを組んだカート・ジョンスタッドを起用して、リライトしているようですが、それによりクリス・ノーラン監督色が薄まり、ザック・スナイダー監督色が強まる…というのは、前述の「サッカーパンチ」の大失敗を踏まえると、よいのか、よくないのか?!、何とも言いがたい感じですね。ついでにつけ加えておくと、ザック・スナイダー監督としては、「マン・オブ・スティール」の製作スケジュールに余裕ができたことで、自分が製作総指揮をつとめる「300: バトル・オブ・アルテミシア」のプロジェクトを前進させることもできそうです。

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